敷地の調査段階では、まだsyさんは、土地購入の正式契約はしていませんでした。 とても建築的に難しい条件があるので、これまで長年塩漬けにされていた土地です。 ただ、syさんには、迷いは感じられないように見えました。この敷地に対する強い愛着と期待感が感じられます。だから一層、建築家としてのプレッシャーが強くなります。 調査を受けて、私はsyさんにスケッチを提出しました。まだ、本当のアウトラインを示しているだけですが、syさんは視覚的な形を見ることで、より具体的な感触を得ることができたようでした。後日、案の定syさんから、この土地を正式に契約した旨の連絡を受けました。(2003夏) 配置図スケッチ ラフ模型(北側) ラフ模型(南側) ラフ模型(通路側)