【3,4,5階建て住宅】に関する記事一覧
オンライン設計室NO.43_OM-HOUSEを更新しました。
現場は、春一番で強い南風が吹いていました。
まだ風はまともに受けるので、職人が板物を運ぶのに、風にあおられ大変な様子です。
屋根は、1枚目の野地板が張り終わり、空気層を挟みもう一枚の野地板を張ります。
屋根が張り終わると、外形が現れるので、スケール感が良くつかめます。
この敷地は、斜線制限が厳しく、斜めの屋根や壁が室内に現れています。
ただこの斜め空間は、むしろ変化ある楽しい空間として活用しています。
今後は、土台や柱梁にホールダウン金物などを設置して、構造体を固め、審査機関の中間検査に備えます。
今日は恒例の職人さんの顔写真を撮らせていただきました。
投稿者 ooto : 17:36
オンライン設計室NO.43_MW-HOUSEを更新
オンライン設計室NO43 MW-houseを更新しました。
ガルスパンの外壁工事が進んでいます。
投稿者 morikawa : 17:29
NO.42_FJ-PROJECTを更新
NO.42_FJ-PROJECTを更新しました。
内外装工事がラストスパートで進んでいます。
前回未完成だった、ベランダの軒天やガルバリューム鋼板の袖壁が完成していました。
外壁面に日が差すと、白く明るい表情で、付近の新しい建築群と馴染んでいるようでした。
1階から3階まではテナントビルなので、看板用の柱をつくり袖看板が設置できるようにしています。
間口が非常に狭いビルなので、特に出入り口付近の設計には非常に手間が掛かりました。電気設備、給水設備などテナントビルならではの設備の処理には、苦労しましたが、各設備業者さんの協力があり、良くまとまったと思います。
また上階の居住部分は、内装工事が進んでおり、住居部分は、トイレやキッチンを設置出来る段階まで進みました。
晴れの日は、上階のベランダからの眺めはとても良く、気持ちが良いです。
投稿者 ooto : 22:47
NO.42_FJ-PROJECTを更新
オンライン設計室NO.42_FJ-PROJECTを更新。 しました
足場が外れ、外観が現れました。
整備の進んだ広い駅前 駅前ロータリーの中に、しっかりと馴染んでいました。
両側の建物に挟まれ、とても間口が狭いのですが、それほど窮屈感は感じなく、しっかり存在感を出していました。
ALC壁と普通サッシという、本当に一般的な材料の組み合わせなので、余計な小手先のデザインを止め、シンプルな納まりのデザインを心がけました。
まだ、庇や袖壁、軒裏が未完成なのですが、周囲にしっかり馴染んでいるので、安心しました。
投稿者 ooto : 12:01
NO.42_FJ-PROJECTを更新
NO.42_FJ-PROJECTを更新 しました。
現場では、仕上げ工事の段階に進みました。
施主のFJさんと一緒に、床、壁、天井の仕上げ材の選択を、現場で行いました。
ショールムで見たものを含めて、再度現場でサンプルを見ながら確認しました。
タイルや、樹脂系シート、クロスや塗装のサンプルを見ながら、最終決定を行いました。
住居の室内では室内側に断熱材を入れ、間仕切り用のスタッドを立てて、下地用のボードー張りを行います。
耐火被覆材の荒々しい状態から、下地ボードが張られると、すっかり住宅の室内になってきました。
その他設備類の工事が、順調に進んでいます。間口が狭いビルなので、設備類の工事は非常に難しくなっているのですが、メーター類などの検討を重ね、最終段階へ近づいてきました。
エレベーター工事も始まり、最終段階が近づいていることを感じます。
投稿者 ooto : 09:57
光触媒塗料の効果
先日近くで用事があり、オンライン設計室NO.22_SB-HOUSEの前を通りかかりました。
以前は歩道に大木が立っていたので、建物が隠れていたのですが、道路整備中で緑がなくなり、大通りに面して、外観がすっかり姿を現していました。
竣工後すでに7年を経過しましたが、正面の白い外観は、綺麗な状態でした。
ここでは光触媒塗料を使っているので、壁が汚れにくい効果があることは分かっていましたが、時間が経過してもその効果があることがはっきりしました。
この大通りは相当な交通量なので、相当なホコリを被っているはずですが、建設当初に近い美しい壁を保っていました。
・竣工当時の姿
■住宅建築事例集 NO.22_SB-HOUSEへ
投稿者 ooto : 16:00
新プロジェクト
オンライン設計室NO.46_BT-HOUSEがはじまりました。
私、森川の自宅リフォームプロジェクトです。
投稿者 morikawa : 19:42
太陽光パネル
NO.27_TD-HOUSEのTDさんから連絡があり、屋根の上に太陽光パネルを乗せたとのこと。
設計当初から、パネルを乗せたる可能性があるかもしれないといわれていました。
この住宅では、少し特殊な工法を使っているので、太陽光パネルの工事会社の規定を外れるとのことで、手間取っていましたが、最終的には上手くいったようです。
手前の2枚はTDさん自身で設置したそうです。
TDさんがこれほど、DIYが好きであることは、設計時には分かりませんでした。
ただ、こうのようご自分で、住宅に愛情を持って手を加えていただけると、設計者としては嬉しい限りです。
■オンライン設計室NO.27_TD-HOUSE
■事例集 NO.27_TD-HOUSE
■住んでみて【NO.27_TD-HOUSE】
投稿者 ooto : 15:53
NO.43_OM-HOUSEを更新
「今日から現場」という前日、東京に大雪が降りました。
しかし今日は、一転して快晴でした。
ただ現場では、雪が積もって敷地には立ち入りが出来ませんでした。
基礎屋さんと水道屋さんが現場に入っていましたが、仮設トイレの設置だけに終わりました。
当日は図面の注意点だけ伝え、後日再度建物の位置と高さの確認をすることで、分かれました。
東京の東部で海に近い現場では、雪がほとんど無く、東京でも西部と東部で、相当の温度差を感じます。
投稿者 ooto : 11:02
NO.45_KY-HOUSEを更新
NO.45_KY-HOUSEを更新しました。
新年になり、地鎮祭が行われました。
商業地域の狭小地であり、都会のビルに囲まれた谷間を感じる敷地です。
大寒が近く、寒さも一段と厳しいことを実感します。
ただ海が近からだと思いますが、直前の大雪の残雪もなく、除雪は不要でした。
東京西部の敷地では、残雪で着工が遅れていることを考えれば随分と暖かいことを実感します。
ようやく着工する段階に進んで安心感があるものの、これからいよいよ現場がはじまるという緊張感で、身が引き締まります。
30分ほどで地鎮祭は終了し、最後に乾杯が行われました。
投稿者 ooto : 16:56
NO43_MW-HOUSEの更新
NO43_MW-HOUSEのオンライン設計室を更新しました。
外壁下地の工事が終了し、ロックウールの耐火被覆工事に取り掛かっています。
吹き付けはロックウールにセメントを混ぜて吹き付けるため、現場はロックウールが舞ってしまい、作業員は完全武装で取り掛かっています。
当日はとても寒い日だったのですが、ロックウールの断熱性能のためか、現場は暖かく感じました。(森川)
投稿者 morikawa : 17:43
NO.42_FJ-PROJECTを更新
室内では、耐火被覆工事が行われました。
ロックウールの吹き付けなのですが、今回はテナントが天井を張らなくても、使えるように、セメント成分を多めにして丁寧に工事が行われました。
ロックウールは、硬化後には白っぽさを増します。
耐火被覆工事が終われば、すぐに内装の下地工事が行われます。
寒い冬の現場は、冷え込み、職人さんの作業は大変だと思います。
サッシも取り付き、あとは仕上げ工事へと進んでいきます。
投稿者 ooto : 12:29
NO43_MW-HOUSEを更新
NO43_MW-HOUSEを更新しました。
外壁とサッシ工事が進んでいます。
外壁は、耐火構造の下地になるガルバリューム鋼板を張っています。
下地なので、最終的には仕上げ材(ガルスパン)隠れてしまいますが、銀色にきらめく今の状態はそれなりに美しいです。
残念ながら、内壁側にはロックウールを吹き付け、外壁側にはガルスパンを張り、この美しい壁は、見えなくなってしまいます。
3階の内部空間は、天井を高くしたので、開放的な空間になっています。
天井には耐火屋根を形成するために、耐火被覆材を張った屋根=折版屋根が出来ています。
サッシは取り付いており、大工が窓枠を付けていました。
耐火被覆工事が終わったら、内装仕上げの段階に移ります。
投稿者 ooto : 17:28
NO.44_OM-HOUSEを更新(解体から、地質調査まで)
現地では、既存木造の解体工事が始まりました。
周囲は閑静な住宅地なので、なるべく騒音やホコリが立たないように、慎重に解体が行われました。
解体が進むと、上棟を記念した幣束が出てきました。
基礎の解体に入り、重機が入って作業を進めると、基礎が無筋であることが判明しました。
古い時代の基礎は、無筋基礎(=鉄筋が入っていない基礎)が多く、不安を感じます。
無筋基礎を壊すのは非常に簡単です。
ただ昨年の大地震でも持ったので、見た目以上に耐力はあるのでしょう。
解体後に、スェーデン式サウンディング調査を行いました。
調査に立ち会い、地層を実見して確認します。
すぐに、粘土層の地山が出てきて地盤の安全性を確認できました。
この場所の地名も○○台といい、地盤が良いことが予想されていましたが、その通りの結果になり安心して工事に入ることが出来ます。
投稿者 ooto : 14:40
NO.44_OM-HOUSEを更新
NO.44_OM-HOUSEを更新 しました。
いつものように打ち合わせを重ねて、計画案を徐々に煮詰めていきました。
設計の途中で、キッチンやバスやトイレのショールームに行き、実物を確かめながら決めてきました。
また近所の気になる外装材を見学に行き、その仕様を確かめたりもしました。
2世帯住宅なので、階の構成やキッチンやトイレ、そして浴室の共用などについて検討しましたが、床面積が若干狭いので、なるべく共用部分を多くしながら、スペースを稼ぐ方法を提案しました。
また階段を極力ゆったりつくることで、上下階の移動が楽になるように設計を進めました。
検討重ねた結果、ようやく案がまとまり、見積に出す段階まで進みました。
また、ちょうど行われたオープンハウスにも参加してもらい、内外装の仕上げ材を実感しいただくことで、設計にリアリティーを感じてもらうことが出来ました。
解体の時期に近づいたので、最後の総点検で、襖に附属していた組子の指物を新しい住宅の建具に転用することにしました。
また捨てようとしていた、桐のタンスは、家具屋に修理してもらい、もう一度使うことにするようにしました。
投稿者 ooto : 17:18
NO.42_FJ-PROJECTを更新
NO.42_FJ-PROJECTを更新 しました。
外壁のALC工事が進んでいます。
工事は上階まで進んできました。
開口部の鉄骨補強が完成し、サッシ工事が入れる状態になりました。
窓の形状が確定したので、室内の明るさや、外部の見え方などが具体的に分かるようになりました。
特に北側の窓を通して見える町の様子が、開放的で良い感じです。
今回は、外部からの現場塗装が出来ないので、あらかじめ工場で塗装したALC版を使っています。色を確認しながら、できあがりを楽しみに待っています。
1階から3階までのテナント部分の階高を高くしたので、間口が細いビルですが、室内空間にゆとりを感じられるなっていて、良かったです。
今後は、サッシ工事へと進んでいきます。
投稿者 ooto : 12:10
NO.45_KY-HOUSEを更新
オンライン設計室NO.45_KY-HOUSEを更新しました。
今回は敷地調査と、基本計画の作成までです。
現地調査に現地に伺いました。
敷地は、下町地区の商業地域で、ビルの谷間に位置する10坪の狭小地です。
この敷地は、小名木川に近く、江戸の歴史を感じさせる地域です。
古くからの住民も多く住んでおり、生活利便施設も整っているので、生活しやすい地域でしょう。
ビルの谷間に位置しますが、方位の角度から見ると、午前と午後の陽当たりは良さそうです。
ただし都市計画的に、用途地域は商業地域の防火地区なので、3階建ては耐火建築物が要求されます。一般的には、鉄骨造かRC造となります。
しかし、前面道路が狭く、かつ電線が影響して、これらの構法は難しい場所と思われました。
この場所での建築は、人力でも可能で、小回りが利く木造が最適と思われました。
幸い、社団法人 日本木造住宅産業協会 通称、木住協から木造在来工法でも、耐火建築物を可能にする認定構法があるので、今回はこれを使うことが考えられました。
投稿者 ooto : 18:20
NO43.MW-HOUSE更新
NO.43MW-HOUSEを更新しました。
投稿者 ooto : 10:52
祝上棟
NO.43_MW-HOUSEを更新しました。
基礎が完了し、次のステップとして建て方が行われました。
建物全体のボリュームを見ることが出来るので、全体のイメージがわかりやすくなりました。
今回は2方向に道路が接しているので、建て方は非常にやりやすい現場でした。
大通りからは、すくっとした立ち姿が綺麗にみえます。
建物のコーナーは、少しだけ鋭角になっているので、全体がシャープに見えます。
建て方終了後、いつものように職人さんと記念写真を撮りました。
後日、建て主のMWさんを現場に案内しました。
快晴の朝なので、躯体も綺麗に映えて見えました。
いままで模型でしか見られなかった全体像が見えて、インテリアのイメージも湧いてきたようです。
投稿者 ooto : 15:24
NO.42_FJ-PROJECTを更新
オンライン設計室NO.42_FJ-PROJECTを更新しました。
柱梁の骨組みが完成したので、次は外壁ALC工事が始まりました。
しかし、今回の建築は両側の建物が、非常に隣接して迫っています。
そのため、ALC工事は、外側から施工できないので、ほぼ人力で内側から施工しています。
ALCは、軽量気泡コンクリートといい、比重が0.6程度であり、水に浮かびます。しかし長さが3メートル以上あるので、1枚の重さは100キロ近くもあります。
しかし職人達は、協力し合って、運び、取り付け、一枚づつ確実に取り付けています。
張り終わった外壁で狭い場所では、隣のビルとの隙間が約20センチと非常に狭いものになっています。
また張り終わった後から、塗装が出来ないので、工場で前もって塗装を行う方法を取っています。
現場では、下階から上階に向かってゆっくりと外壁の施工は進んでいきます。
投稿者 ooto : 22:06
オンライン設計室の新しいプロジェクト
オンライン設計室NO.45_KY-HOUSEが始まります。
下町の江東区に建築する、3階建て木造耐火建築物の戸建て住宅の計画です。
今回は、木造住宅(木造軸組工法)で、耐火建築物という近年認定された耐火性能が高い構法を使います。
江東区、墨田区、台東区などの下町地区の多くは、都市計画的に防火地域の場所が多いで、耐火建築物を要求されます。
その結果、これまでは耐火性能の高い、鉄骨構造やRC構造などの建築構法に限定され、木造で建築することが難しい場合がほとんどでした。
しかし近年、(財)日本木造住宅産業協会から、一般的に多く採用されている在来軸組工法の木造住宅でも、耐火性能が高い建築が可能な認定構法が開発され、だれでもきちんとした手続きを経れば建築できるようになりました。
また今回の敷地は、敷地面積が約10坪という狭小地であり、法的制限や地盤の耐力、工事条件などの諸条件を考えると、木造住宅を採用することがベストと判断されるので、この構法を選択することになりました。
当事務所でも新しいチェレンジですが、施主のKYさんと一緒に、楽しい家づくりにしていけたら思っています。
投稿者 ooto : 17:16
NO.43_MW-HOUSE更新
耐圧盤のコンクリート打設が終わり、残りの地中梁・土間スラブの工事が進んでいます。
投稿者 ooto : 22:30
NO.42_FJ-PROJECT 構造見学会のお誘い
NO.42_FJ-PROJECTは、無事上棟を迎えることが出来ました。
そこで、今回はこの建物の構造見学会を開催いたします。
この建築は、間口が狭く、奥行きが長い、鉄骨5階建てのテナントビル+オーナー住居のプロジェクトです。
今後、外壁工事や内装工事に入りますが、現状では裸の構造体をはっきり見ることが出来ます。
今回の計画では、この建物と、周囲のビルとの隙間をかなり工夫して設計しています。
現状では、そのような様子もご覧いただけます。
また、当日は建築相談も行います。(当日の建築相談料は無料です。)
もし見学や相談をご希望の方は、ご遠慮なく、メールやお電話にてご連絡下さい。
なお日時ですが、特定の開催日は設けず、おおよそ11月末くらいまでの、期間で、時間調整をして見学会を行います。
建築条件が同じようで、新築をご計画の方は、ご遠慮なくお申出下さい。
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名称:NO.42_FJ-PROJECT
所在地:東京都足立区
構造 :鉄骨ラーメン構造5階建て
竣工 :2013年2月頃(予定)
敷地面積: 130.28M2(40坪)
延床面積: 520.36M2(157坪)
施工:(株)ニート
見学会開催期間:2012年11月中 10:00?16:00頃まで
アクセス:JR・地下鉄・東武スカイツリー線 北千住駅 徒歩1分
完全予約制:連絡先 建築計画網・大系舎 ooto@taikeisha.net(担当 大戸または森川)
電話 03-3716-2918
投稿者 ooto : 10:54
NO.42_FJ-PROJECTを更新しました。
現場では、各階の床コンクリート打設が終わり、鉄骨柱の溶接に入っています。
鉄骨柱は車による運搬上の制限で、分割して工場から現地に運びます。
現地では、ボルトで仮組され、足場がきちんとした状態んじなったら、慎重に溶接されます。
この溶接が終われば、主要構造体は完成します。
今後は、外壁ALC工事へと入っていきます。
今回ALC工事については、現場での塗装は、出来ないので、事前に塗料を塗った板を取り付けます。
したがって、塗装色は早めに決める必要があるので、サンプルをつくってもらいました。
サンプルをつくった状態を確認して、色を最終決定しました。
事前に小さな印刷サンプルから仮決めしていた色を、実際に塗ってみると、かなりイメージが異なったので、現場で最終変更しました。
どんな場合も、色はサンプルを実際に塗って決まる必要があるという当たり前のことを再確認しました。
投稿者 ooto : 17:46
(sumaiサポ)をはじめます。
これから家づくりをお考えの方には、ピンと来ないかもしれませんが、住宅の完成後の話しです。
当事務所では、<sumai>サポという、住まいのメンテナンスサービスを行います。
これは、建築完成後に、2,3年のインターバルで、設計者が各住まいを点検するというサービスです。
意外ですが、このような定期的なメンテナンスサービスを設計事務所が行うことは、あまり聞いたことがありません。
建築後は、設計者と建て主の設計監理契約は切れてしまうので、その後は雨漏り等のトラブルがないかぎり、連絡をいただくことは少ないのが現状です。
そういう意味では、設計者と建て主との距離は、時間の経過ともに遠ざかっていくのが一般的ですが、ここでは建築完成後も、緩やかな関係を保っていつでも、いつでもメンテナンスの相談に乗れる体制を維持していこうというのが、もう一つの目的です。
ところで、建て主は入居後には、住まいの経年変化を見ながら、少しづつ手を加える必要があります。
しかし、その手を入れるタイミングをはかることは、結構難しいと思います。
例えば、塗装の塗り替えのタイミングも、同じ仕様でつくった住宅でも、環境条件が異なれば、そのタイミングも異なってきます。
10年程度で塗り替える必要がある場合もあれば、15年で塗り替えれば良い場合もあります。
ただ単純に、メーカー推奨塗り替え期間をを守る必要もありません。
最適なタイミングを計るのも、専門家のアドバイスが必要だと思います。
また、結構診断と一緒で、トラブルの初期の状態で、メンテナンス出来れば、傷も浅くて済むのではないかと言うのが、基本的な考え方です。
そういう意味で、築年数の違いで、2,3年程度のインターバルを想定したメンテナンスサービスです。
ただ、これは、当事務所で設計監理をさせていただいた住宅限定で行おうと思っています。
■<sumaiサポ>へリンク
投稿者 ooto : 16:00
NO.42_FJ-PROJECTを更新
オンライン設計室NO.42_FJ-PROJECTを更新しました。
いよいよ建て方が始まりました。
間口が約4.5mと狭く、奥行きが約27mもある細長い敷地で、かつ両隣の建物が接近しているので、建て方工事は大変です。
大型トラックや、大型重機を一台入れると、もう両脇は一杯になります。
階高が高い5階建てなので、全体の高さがあるので、フレームは迫力を感じます。
奥の列から、柱と梁を組み立てて行きますが、重機はアームを上に上げないと旋回できないほど、厳しい条件です。
しかし、オペレーターの神業に近い運転技術と、鉄骨鳶の高い技術で、徐々にですが確実に骨組みを組み立ていきます。
その作業は、下から見ていると、緊張感で一杯ですが、職人達の手際よい仕事で、かなり安心感があります。
■NO.42_FJ-PROJECT 建て方工事その1
■NO.42_FJ-PROJECT 建て方工事その2
投稿者 ooto : 12:12
NO.42_FJ-PROJECTを更新しました。
NO.42_FJ-PROJECTを更新しました。
基礎工事の様子です。
基礎は、地中に隠れてしまいますが、非常に大切な部分です。
また基礎には、設備類の配管スペースや、人の通れる人通孔などを、設置する必要があります。
特に周囲にスペースがなく、配管類が床下を通るので、事前の設備計画が大切になります。
配筋、コンクリート打設を繰り返して、ようやく基礎が完成します。
敷地に余裕がないので工事は、非常に厳しくなります。
基礎が完成すれば、次は建て方工事に入ります。
投稿者 ooto : 09:44
杭頭が現れました。
NO.43_MW-HOUSEの追加写真です。
敷地の掘削が終わると、杭頭が10センチくらい規則的に現れてきます。
古代建築の遺跡調査の現場ようにも見えます。
これだけ見ていると、4Mもある杭が埋まっているようには見えません。
ここまで順調に工事が進むと、あとは通常の基礎工事へと入っていきます。
投稿者 ooto : 11:46
NO.43_MW-HOUSEを更新しました。
NO.43_MW-HOUSEを更新しました。
杭工事を無事に終えて、敷地の掘削が始まりました。
今回は、1.2mほど掘削して基礎を造ります。
杭は地中90センチ程度に埋まっているので、掘削前では、杭が入っているかどうか外から確認はできませんが、掘削すると、規則正しく並んだ杭の頭がでてきました。
地盤を掘削しながら、周りが崩れないように土留めも平行して行います。
ギリギリまで敷地を使っているので、土留めもギリギリ。
また、重機で杭や埋設配管をいためないように、ある程度掘り進めたら、最後は人力で丁寧に掘っていきます。
投稿者 ooto : 09:02
NO.42_FJ-PROJECTを更新
NO.42_FJ-PROJECTを更新 しました。
基礎工事と平行して、鉄骨工場では、柱や梁の鉄骨部材の製作が行われています。
柱と梁は、工場で細部まで製作されて、現場にて運ばれ、組み立てるという段取りです。
まずは工場が作成した、鉄骨の製作図を、設計事務所がチェックします。
同時に、構造設計者の山領さんにもチェックをお願いいしています。
図面がOKになれば、それをもとに工場で鉄骨部材の製作が始まります。
今回の製品検査は、それらのパーツがきちんと出来ているかの確認になります。
製品の仕様、精度、溶接の良否などをチェックします。
ものつくりの現場の迫力や楽しさは、その場に参加しないと感じることが出来ません。
今回は、施主のfjさんも鉄骨工場へ同行して、製品検査に立ち会いました。
自分のビルの製作過程が見られたことを、とても喜んでいらっしゃったのが印象的でした。
また、社長の岩原さんも、ぜひ、施主を連れてきてくれて、制作過程を見せてくださいとおっしゃっていました。
投稿者 ooto : 07:52
オンライン設計室NO.43_MW-HOUSEを更新
オンライン設計室NO.43_MW-HOUSEを更新しました。
9月中旬、工事着工の前に、地鎮祭を行いました。
直前まで雨が降っていたのですが、地鎮祭前にあがり、無事に執り行うことが出来ました。
ようやく着工にこぎつけることが出来ました。
まずは、地盤が悪いので、杭工事に入ります。
今回は、地質や地盤の軟らかさを考慮して、摩擦杭を採用しました。
三角形の断面で、節があり、これを打ち込むことで、建物の支持力を得ることができます。
投稿者 ooto : 23:47
NO.42_FJ-PROJECTを更新
掘削工事が終わり、基礎工事が本格的に始まりました。
鉄筋工事から、耐圧版コンクリート打設を経て、基礎型枠工事に進みます。
隣のビルとの距離がほとんどないので、工事は大変です。
外側に建築資材置き場が、取れないので、資材の置き方の順番は、特に重要です。
鉄筋などの重量物は、順番を間違えて下敷きになってしまったら、取り出すことは不可能になってしまいます。
苦労しながら、工事を進める職人さん達には脱帽です。
鉄筋工事が終わり、型枠工事に進めば、現場の様子も地上レベルに近づいてきたので、少し安心感が出てきました。
基礎の配筋と型枠工事が終われば、あとは基礎コンクリートの打設を待って基礎の完成です。
ここまで進めば、次は建て方工事が待っていますので、現場は一気に進みます。
投稿者 ooto : 18:11
オンライン設計室NO.43_MW-HOUSEを更新
オンライン設計室NO.43_MW-HOUSEを更新しました。
第2案の工事見積とった結果、もう一息コストダウンする必要性があることが分かりました。
第2案で3階のLDKの空間に、ゆとりを持たせていたのですが、コストダウンの方法として、これを整理して、シンプル化しました。
外壁の材料は、ガルバリューム鋼板と窯業系サイディングを、部位に分けて張るようにしています。
外観はシンプルなデザインですが、住宅らしくやさしい表情を持たせてあります。
この設計変更で、見積は、ようやく予算の範囲に納まり、工事契約を結ぶことが出来ました。
ここまで、かなりの検討期間がありましたが、設計がまとまりホットしています。
工事は、NO.38_TG-HOUSEを担当していただいた(株)ニートにお願いすることになりました。
投稿者 ooto : 16:07
NO.44_OM-HOUSEを更新しました。
現地調査に伺う
NO.44_OM-HOUSEを更新しました。
メールでの相談を経て、現地調査に伺うことになりました。
敷地は、東京近郊の閑静な住宅地に位置し、南側は、都営住宅の広い敷地に面していて、景観や日照・通風に恵まれていました。
年代が古い住宅なのですが、風通しと採光が優れていて、心地よさを感じました。
法律的には、高度斜線の規制があり、方位を考えると3階部分が斜線制限に掛かることが分かりました。
また、20坪強の変形した小さな敷地であり、2世帯住宅を計画可能か、しっかり計画を行わないと、きちんとした回答が出来ないと感じました。
はじめての顔合わせでしたが、ご家族のことや、なぜご両親と同居されるのか、どのような住宅をご希望なのかなど、いろいろと話しを聞きました。
そこで、次のステップとして、建築計画網・大系舎が、2世帯住宅計画案をつくり、もし気にいっていただけるのであれば、設計監理契約を結んでいただくというお約束をしました。
3週間程度の時間をいただき、提案書を作成するとお約束をして、その日は帰りました。
投稿者 ooto : 16:10
建築コストのページ
当ホームページのコンテンツに、建築コストのページを加えました。
最近の経済状況を反映した、建築コストの情報を公開したコンテンツです。
建築計画予定者にとって、建築コスト情報は、非常に大切な情報だと思います。
ホームページが、一般化しはじめた2,000年前後は、個別工事の工事金額について、情報公開を、大らかに、かつ大胆に行っていました。
しかし、個人情報について徐々に制限が厳しくなるにつれて、個別のプロジェクトの工事金額を、公開することはなかなか出来なくなってきました。
そこで、今回は当事務所では、現在の状況で一度整理して、建築コスト情報の公開したコンテンツをつくりました。
建築工事費用の構成内容を、整理して、構造別の建築コストを公開しています。
建築計画時の参考資料にしてください。
投稿者 ooto : 17:09
NO.42_FJ-PROJECTを更新
基礎の底面間だ掘り返して、総堀り状態になりました。
周囲の3方を、隣地建物で囲われているので、土を掘った状態では、より谷間感が感じられます。
捨てコンクリートを打った後で、地下水は押さえられ、作業が容易になりました。
まず第一の作業は、柱脚金物の設置から始めました。
今回の計画ではベタ基礎であり、柱の本数を増やすことで、一本あたりの負担荷重を減らしています。
柱脚金物の位置は、少しでもずれると上部の骨組みが設置出来なくなるので、厳密な精度で設置されます。
ようやく工事現場らしくなってきました。
投稿者 ooto : 16:58
土のサンプル
NO.42_FJ-PROJECTを更新しました。
地質調査が終わると、後日に報告書と、土のサンプルが送られてきます。
FJ-PROJECTでは調査の結果、杭を使わない直接基礎(ベタ基礎)という方法で工事を進めることになりました。
土は、土質工学という専門分野があり、土の性質や強度を見極めることは、難しい判断が必要になります。
建築の場合、上部建築本体を支える基礎をどうやってつくるかは、非常に重要なことになります。
今回のFJ-projectは、荒川流域近郊に位置し、高度な判断が必要でした。
幸いこの地域にしては、相当良い地盤であることが分かり、支持杭は使わない直接基礎で十分に耐力があることが分かりました。
土のサンプルは実際に触ってみると、各地層の性質の相違がよく分かります。
今回基礎を支えるのは、小石混じりの礫層と呼ばれる層です。
粒が大きいので、いわゆる液状化の危険もない地盤です。
また数メートルの地点に、シルト質細砂と呼ばれる砂の層がありますが、これは厚みが薄いので影響が少ないことが分かりました。
8メートル付近から下は、シルト層が続きますが、触ってみるとこの層の土は意外と粘りがあり、ほとんど粘土に近いような感触でした。
投稿者 ooto : 12:52
NO.42_FJ-PROJECTを更新
オンライン設計室NO.42_FJ-PROJECTを更新しました。
今回は、古い建築が、敷地一杯に建っているので、これらの解体工事が終わるまで、本格的な地質調査を行うことが出来ません。
今回の計画では、近隣データーを参考にして、想定した地盤で、基礎設計を行っています。
ところで、地盤の状況は、地下の基礎や杭の形態だけでなく、上部の本体の設計まで影響してきます。
たとえば、今回のような直接基礎を計画する場合は、上部の荷重を分散させるために柱の本数を多くして、1本あたりの荷重を減らすことが、合理的な計画になります。
一方もし杭が必要な場合は、杭の本数を減らすために、上部構造の柱の本数を減らすほうが合理的な計画になります。
このような理由で、数メートルまので表層で、直接建物本体を支えるか、3-40メートル下の支持層まで、杭を打設するかで上部構造の計画は、異なってきます。
また敷地形状として、間口が狭く、奥行きが極端に長いので、もし杭工事が行われる場合は、杭構法が限定されてしまいます。
このように、この建築は非常にシビアな判断が要求されます。
近隣データーを見ると、今回の敷地付近では、数メートルまでの地盤は、かなり良い状態が想定されるので、直接基礎で設計することを前提に計画を進めました。
計画段階では、地質調査の機械を入れることが困難だったので、可能な調査方法で、前提条件になっている地層を確かめながら計画を進めて来ました。
この様子は、すでにオンライン設計室でレポートしています。
さて、解体工事の終盤に古い建物の基礎を撤去するので、その付近の地層を見ると、近隣データーと同じであり、こちらの計画はそのまま進めても良いという確信を得ることが出来ました。
解体後、本格的な地盤調査を行い、正しいデーターを入手することが出来て一安心でした。
投稿者 ooto : 12:20 | コメント (0) | トラックバック (0)
解体工事
オンライン設計室NO.42_FJ-PROJECTを更新しました。
既存建築の解体が進んでいます。
奥の木造建築の解体は終わり、手前の鉄骨建築の解体が進んでいます。
鉄骨建築の解体は、両隣の建物に影響が無いように慎重に進められています。
鉄骨のフレームを解体途中は、不安定で非常に危険です。
主に人力で丁寧に壊されています。
ところで、解体途中の様子は、迫力があります。
残った仕上げ材には、これまでの生活が一部トレースされていて、妙にリアリティーを感じます。
建物がなくなり、空間が見えてきたので、新しいビルをイメージしながら、頭の中でスタディーしています。
投稿者 ooto : 13:49
オンライン設計室NO.43_MW-HOUSEを更新
オンライン設計室NO.43_MW-HOUSEを更新しました。
MW-HOUSEの、第2案スタディーの中間報告です。
第2案のスタディー模型をつくりました。
第1案は、鉄骨3階建て案ですが、形態から連想するイメージが四角く、ビルっぽいので、第2案は、第1案に比べ、少し住宅らしく最上階を傾斜屋根してみた案です。
3階の室内空間の変化をもたせること、コストダウンのために少しでも容積を減らすことを意図スタディー案です。
今回の建築形態は、2面道路で、奥行きが長い敷地なので、主要街道側からも、よく見えるので、長辺方向のデザインもも配慮しています。
外壁はALC、窓廻りには日除けを意識した庇がついています。
今後この形態で、概算見積を出してみて予算との調整を図ります。
予算に近いと良いですが、オーバーした場合は再度調整する必要があります。
投稿者 ooto : 11:49
ボーリング調査
今日は新しい現場(まだプロジェクト名はありません。)のボーリング調査が始まりましたので、現場で立ち会いました。
現場は、台東区の下町地区であり、近隣データーから、地盤は悪いことが想定されました。
現場で調査から、やはり近隣データーとほぼ同じ地質であることが分かりました。
幸い、この場所の土質は液状化の危険が少ないシルト質の地盤でした。
地盤は、その粒子の大きさから、大きい順に、 岩や石 >礫(レキ) >砂> シルト> 粘土と分けることが出来ます。
液状化の危険があるのは、この中で砂の層が浅い地層にある場合です。
シルトは、触ってみると砂のじゃりじゃり感はあるのですが、ある程度粘性があり、ねばり気があります。
ただしこの近辺の地耐力は非常に小さいので、計画建物は摩擦杭等での地盤補強を計画しています。
投稿者 ooto : 16:27
オンライン設計室を更新
オンライン設計室を更新しました。
今回は2011年最後の更新です。
N0.41_TH-HOUSEは、ご主人の一時帰国の様子と、板金工事についてです。
BBSを活用して、タイ(ご主人)と千葉(奥様、現場、工務店)と東京(設計事務所)を結んで、コミュニケーションを行っています。
ご主人は着工後初めての帰国であり、実際に現場をはじめてご覧になりました。
また板金工事が進んでいます。
外壁に、ガルバリューム鋼板小波板葺きを採用しています。
・タイから一時帰国のご主人
・板金工事は進んでいます。
またNO.42_FJ-HOUSEは、地盤の仮調査の様子と、近隣の大学移転工事の進行状況について報告しました。
ホームページには、基本計画段階までの情報公開のみですが、実際には実施設計がほぼ終了しています。
・大学整備工事は進んでいます。
・ハンドオーガーよる、地質の準備調査。
以上で、今年のオンライン設計室の更新はこれで終わりです。
また来年も引き続き、公開していきますのでよろしくお願いいたします。
それでは、皆様良いお年をお迎えください。
投稿者 ooto : 17:07
オンライン設計室NO.42_FJ-BUIL
大分更新が遅れていますが、計画は着実に進んでいます。
周囲の環境整備も大分進み、駅前の環境整備後のすがたが見えてきました。
今回の計画地は、間口5.3メートルに対して、奥行きが27メートルと大変細長い敷地形状をしています。
実に、間口対奥行きの比率は、1:5です。
こういった敷地は、通称うなぎの寝床といわれ、計画する上で難しいことが多いです。
1階から3階までの下の階はテナントビル、4階、5階は住宅として計画します。
特に今回は、1階から3階まではテナントビルとして計画しますので、間口が狭いことは、周辺へのアピール度が落ちる、出入りの動線がつくりにくいなど、難点になりやすい。
しかし、出来るだけ建築的な工夫で少しでも、価値がある建築をつくるこが、設計者に与えられた仕事です。
今回は、いろいろなパターンを検討しています。
ここではその中で代表的な3つの計画パターンを紹介します。
投稿者 ooto : 12:29
NO.42_FJ-PROJECTを更新しました
NO.42_FJ-PROJECTを更新しました。
都内のターミナル駅近くの、店舗併用住宅の建て替えプロジェクトです。
約50年間の間、家族経営の喫茶店兼住居を建て替える計画です。
上階に家族の住居、下階をテナントビルに建て替える計画です。
ここは近隣が大学移転で、都市計画が変わり、町が大きく変化しています。
しかし、これからもずっと住み続けるという意味では、住まいが主体であり、そういった意味では、計画の中心は、建て主の住宅だと考えています。
また敷地は、間口に比べ奥行きが極端に長い、いわゆるウナギの寝床であり、計画が非常に難しいのが特徴です。
地元を愛していて、末永く住み続けていきたいと希望する建て主に対して、どれだけ希望に適う建築が計画出来るかと言う点が設計者としての勝負どころです。
それでは、徐々に情報を公開していきますので、よろしくお願いいたします。
投稿者 ooto : 09:44
住んでみて第7弾KT-HOUSEを掲載
住んでみて第7弾KT-HOUSEを掲載しました。
KT-HOUSEは、新宿区に建つ地下1階・地上3階建ての都市型住宅です。
敷地面積は16坪であり、周囲に近隣の住宅が接している狭小住宅地です。
地下1階は、ジャズピアニストであるKTさんの音楽室兼ミニライブ場であり、地上部分は住居です。
この住宅は、2人の子供はすでに独立したあとの夫婦が、2人で生活を楽しみながら、生活することが目的でつくられました。
この住宅が設計中に、北京オリンピックの前後に、日本では原油や鉄鋼材料が不足して、物価が急激に上昇して、計画が一時中断しました。
その後計画変更を通じて、ようやく完成した住宅なので、忘れがたいものがあります。
そのあたりの様子は、オンライン設計室に詳しくレポートしています。
■住んでみて第7弾KT-HOUSEへリンク
この住宅は、BBSを活用して、コミュニケーションを取るなど、家づくりの新しいチャレンジしています。
なおKT-HOUSEの住人は、ジャズピアニストの松本峰明さんです。
地下室で、月に一度程度ミニライブを開いています。
ライブ情報は、以下のホームページに掲載されています。
一度ぜひ、ライブを聴きに遊びに来てください。
ついでに、この住宅も見てください。(都営新宿線・曙橋徒歩1分)
■KT-HOUSE地下_ライブハウス(Petite Salle Pleyel)へのリンク
■松本峰明さんのホームページへリンク
投稿者 ooto : 01:33
住宅建築WORKSを更新
住宅建築WORKSを更新しました。
新たに、4つのプロジェクトを追加しました。
■NO.24_AK-HOUSEへリンク
■NO.33_NN-HOUSEへリンク
■NO.36_TT-HOUSEへリンク
■NO.40_TW-HOUSEへリンク
古いプロジェクトから、最近のものまで整理しました。
完成直後のもの(TT-HOUSE,TW-HOUSE)は、少し時間が経過したら、再撮影する予定です。
住宅建築WORKSにある、各プロジェクトの親ページにある、断片写真をクリックすると、大きな個別の写真ページへアクセスすることが出来ます。
ぜひ一度見てください。
住宅建築WORKSの量が増えてきたので、もう一度分かりやすく整理分類する予定です。
当事務所の住宅は、大きく分類すると、”下町の家”と”山の手・郊外の家”に分類されます。
下町の家とは、台東区、墨田区、大田区などの4階建て程度の鉄骨やRC構造の住宅です。
一方、山の手・郊外の家は、杉並区や目黒区などに建つ、2,3階建ての住宅で、主に木造住宅です。今回まとめた住宅は、主に後者の住宅になります。
投稿者 ooto : 08:53
オンライン設計室NO.42_FJ-PROJECTを開始します。
新しい家づくりが始まります。
オンライン設計室NO.42_FJ-PROJECTです。
この新しい計画は、都内のターミナル駅から、徒歩1分の場所に建つ自宅兼テナントビルのプロジェクトです。
FJさんご家族は、長年この地で鉄骨造3階建ての自宅兼喫茶店を営んでいます。
近年、この地域に大学が移転予定で、来年にはから開校予定されます。
そのため現在、この地域ではキャンパスとともに地域整備工事が進んでいます。
計画地の敷地は、非常に間口が狭く、奥行きが長い、いわゆる典型的なウナギの寝床の形状です(5.4m×27m)。
間口が狭いことは、テナントビルにとって不利な条件なのですが、この点クリアーすることが、この計画の最大のポイントになります。ビルの建築費のコントロールとともに、テナントビルの収支計画をたてながらの計画づくりになります。
しかしこのプロジェクトの最大の目的は、家族が長くこの地に住み続けられる住まいをつくることなので、ビル建築という見かけですが目的は”家づくり”だという点が重要だと考えています。
投稿者 ooto : 10:33
オンライン設計室NO.38_TG-HOUSEを更新
オンライン設計室NO.38_TG-HOUSEを更新しました。
TG-HOUSEの、引き渡し前の様子です。
震災の影響で、少し工期が伸びましたが、無事完成できました。
引き渡し前の、完成写真です。
内部は、ガランドウですが、入居後は6人家族で住むことになります。
完成後落ち着いたら、写真を撮らせてもらうことになっています
投稿者 ooto : 10:10
オンライン設計室NO.29_KT-HOUSEを更新
オンライン設計室NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
入居後、1年が経過した3月に、写真家の飯村さんに撮影してもらいました。
建て主のKTさんからは、春夏秋冬を一通り過ごして、冬暖かく、夏に涼しく快適な室内環境だという感想をいただき、ほっとしました。
多くの人が出入りするKTさんのためにつくったリビングの大テーブルも、使いやすいとのことで、喜ばれました。
地下のピアノ室は、音響対策をしたおかげで、とても良い音がでる空間になりました。
このプロジェクトは、世の中の変化で、足かけ3年ほど掛かってしまった長期プロジェクトでしたが、みんなが満足がいく住宅が出来てほっとしています。
投稿者 ooto : 11:30
NO.38_TG-HOUSEを更新しました。
NO.38_tg-houseでは、最後の仕上げ工事が進んでいます。
大工工事のキッチン工事、給排水設備も進み、最後の照明工事が進んでいます。
もうすぐ、検査とオープンハウスの準備が進んでいます。
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■オープンハウスの開催
今回、建て主のTGさんのご厚意で、この住宅のオープンハウスを行うことが出来るようになりました。
下町台東区の商業地域の12坪の敷地に建つ、耐火構造の鉄骨5階建てで、2世帯住宅(6人家族)という究極の下町の家です。
ぜひご興味をお持ちの方は、一度足を運んでください。
見学ご希望の方は、お越しいただけるお時間をお知らせくだされば、調整の上詳しい場所をお知らせいたします。
大戸:ooto@taikeisha.net
森川:morikawa@taikeisha.net
電話:03-3716-2918
場所:東京都台東区(JR総武線浅草橋駅から徒歩圏)
日時:6月11日(土)10時〜17時頃
施工:(株)ニート
構造:鉄骨造
階数:地上5階
基礎工法:杭基礎(細径鋼管杭)
敷地面積:41.1 M2
建築面積:34.32 M2
延床面積:132.92M2
外壁:ガルバリューム鋼板張り
設備:ホームエレベーター
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投稿者 ooto : 18:37
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