オンライン設計室
Vol:13:鉄骨製品検査
基礎工事と平行して、鉄骨工場では、柱や梁の鉄骨部材の製作が行われています。
柱と梁は、工場で細部まで製作されて、現場にて運ばれ、組み立てるという段取りです。
まずは工場が作成した、鉄骨の製作図を、設計事務所がチェックします。
同時に、構造設計者の山領さんにもチェックをお願いいしています。
図面がOKになれば、それをもとに工場で鉄骨部材の製作が始まります。
今回の製品検査は、それらのパーツがきちんと出来ているかの確認になります。
製品の仕様、精度、溶接の良否などをチェックします。
ものつくりの現場の迫力や楽しさは、その場に参加しないと感じることが出来ません。
今回は、施主のfjさんも鉄骨工場へ同行して、製品検査に立ち会いました。
自分のビルの製作過程が見られたことを、とても喜んでいらっしゃったのが印象的でした。
また、社長の岩原さんも、ぜひ、施主を連れてきてくれて、制作過程を見せてくださいとおっしゃっていました。
・はじめに事務所にて、説明を受ける。
・工場の全景
・加工された柱材
・柱を内側から見る。
・梁材
・施主のFJさんも、工場見学に参加されました。
・構造デザインの山領さんが溶接の検査をチェック
・溶接の検査技師
・鉄骨工場「モトミ工業所」社長、岩原さん。
・大戸が社長と話し込む。
こう・部材の説明
・検査も終わり、工場にある不思議な機械の説明を受けました。
最初の会議の写真の、背面に額が見えます。
実はこの鉄工所の跡継ぎの息子さんといっても、40才ですが、帝京高校出身の甲子園球児で、なんと決勝の舞台に立ったそうです。
凄いですね。
この額は、帝京高校の野球部監督の言葉だそうです 。
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- Vol.01:はじめまして
- Vol.02:間口が狭いビルの計画
- Vol:03:地盤調査ハンドオーガー編
- Vol:04:大学移転整備計画
- Vol:05:計画を再開しました。
- Vol:06:ようやく工事契約です。
- Vol:07:解体工事
- Vol:08:地盤調査を行いました。
- Vol:09:掘削工事が始まりました。
- Vol:10:土のサンプル
- Vol:11:床付けから柱脚金物を設置
- Vol:12:基礎工事
- Vol:13:鉄骨製品検査
- Vol:14:基礎工事その2
- Vol:15:建て方工事その1
- Vol:16:建て方工事その2
- Vol:17:構造見学会
- V0l:18:柱の溶接
- Vol:19:外壁ALC工事
- Vol:20:開口からの眺め
- Vol:21:耐火被覆工事
- Vol:22:仕上げ工事
- Vol:23:足場が外れました。
- Vol:24:ラストスパート
- Vol:25:ようやく完成です。