オンライン設計室
Vol:19:外壁ALC工事
(2012/11/26)
柱梁の骨組みが完成したので、次は外壁ALC工事が始まりました。
しかし、今回の建築は両側の建物が、非常に隣接して迫っています。
そのため、ALC工事は、外側から施工できないので、ほぼ人力で内側から施工しています。
ALCは、軽量気泡コンクリートといい、比重が0.6程度であり、水に浮かびます。
しかし長さが3メートル以上あるので、1枚の重さは100キロ近くもあります。
しかし職人達は、協力し合って、運び、取り付け、一枚づつ確実に取り付けています。
張り終わった外壁で狭い場所では、隣のビルとの隙間が約20センチと非常に狭いものになっています。
また張り終わった後から、塗装が出来ないので、工場で前もって塗装を行う方法を取っています。
現場では、下階から上階に向かってゆっくりと外壁の施工は進んでいきます。
・ALCの1枚は、約100キログラム
・手作業で、進められる。
・建て起こし。金物で取り付ける。
・外から見ると、ほとんど隙間がない。
・溶接作業
・両側の壁が取り付いた。(2階)
・右の壁の取り付けが終わっている。(3階)
・階段室廻り。
・取り付け後の隙間。(左は隣のビル)
・外から眺める。
・ロータリーは整備中。
・階段見下げ。
- Vol.01:はじめまして
- Vol.02:間口が狭いビルの計画
- Vol:03:地盤調査ハンドオーガー編
- Vol:04:大学移転整備計画
- Vol:05:計画を再開しました。
- Vol:06:ようやく工事契約です。
- Vol:07:解体工事
- Vol:08:地盤調査を行いました。
- Vol:09:掘削工事が始まりました。
- Vol:10:土のサンプル
- Vol:11:床付けから柱脚金物を設置
- Vol:12:基礎工事
- Vol:13:鉄骨製品検査
- Vol:14:基礎工事その2
- Vol:15:建て方工事その1
- Vol:16:建て方工事その2
- Vol:17:構造見学会
- V0l:18:柱の溶接
- Vol:19:外壁ALC工事
- Vol:20:開口からの眺め
- Vol:21:耐火被覆工事
- Vol:22:仕上げ工事
- Vol:23:足場が外れました。
- Vol:24:ラストスパート
- Vol:25:ようやく完成です。