オンライン設計室
Vol:02:現地調査
(2012/12/12)
現地調査に現地に伺いました。
敷地は、下町地区の商業地域で、ビルの谷間に位置する10坪の狭小地です。
この敷地は、小名木川に近く、江戸の歴史を感じさせる地域です。
古くからの住民も多く住んでおり、生活利便施設も整っているので、生活しやすい地域でしょう。
ビルの谷間に位置しますが、方位の角度から見ると、午前と午後の陽当たりは良さそうです。
ただし都市計画的に、用途地域は商業地域の防火地区なので、3階建ては耐火建築物が要求されます。一般的には、鉄骨造かRC造となります。
しかし、前面道路が狭く、かつ電線が影響して、これらの構法は難しい場所と思われました。
この場所での建築は、人力でも可能で、小回りが利く木造が最適と思われました。
幸い、社団法人 日本木造住宅産業協会 通称、木住協から木造在来工法でも、耐火建築物を可能にする認定構法があるので、今回はこれを使うことが考えられました。
・間口5m ×奥行き7m弱の狭小地です。
・幅が4メートルない2項道路に通じています。
・古屋は解体されています。
・以前は、この家とつながっていたような形跡が残っています。
・見返り。
・2項道路の向こうに、幹線道路が見えます。
・奥の家の向こう側には、10数階のマンションがあります。
・少し離れて見る。古い木造住宅の向こう側が敷地。
・小名木川が近くを流れる。萬年橋が美しいです。
・小名木川河口付近。
・すぐ近くに隅田川が流れる。
- Vol:01:家づくりのご相談
- Vol:02:現地調査
- Vol:03:基本計画の作成
- Vol:04:実施設計の検討
- Vol:05:地鎮祭
- Vol:06:基礎工事
- Vol:07:基礎工事その2
- Vol:08:上棟しました。
- Vol:09:木工事
- Vol:10:大工工事
- Vol:11:窓が出来てきた。
- Vol:12:サッシが付きました。
- Vol:13:木造耐火構造の工事
- Vol:14:木造耐火構造の工事その2
- Vol:15:現場で施主と打ち合わせる
- Vol:16:内外装工事
- Vol:17:内外装工事その2
- Vol:18:キッチンの設置
- Vol:19:外部足場が外れた。
- Vol:20:KY-houseの内覧会
- Vol:21:最終仕上げ工事
- Vol:22:引き渡し
- Vol.23:狭小地住宅の工事