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NO.45_KY-HOUSEができるまで

Vol:02:現地調査

(2012/12/12)

現地調査に現地に伺いました。
敷地は、下町地区の商業地域で、ビルの谷間に位置する10坪の狭小地です。

この敷地は、小名木川に近く、江戸の歴史を感じさせる地域です。

古くからの住民も多く住んでおり、生活利便施設も整っているので、生活しやすい地域でしょう。

ビルの谷間に位置しますが、方位の角度から見ると、午前と午後の陽当たりは良さそうです。

ただし都市計画的に、用途地域は商業地域の防火地区なので、3階建ては耐火建築物が要求されます。一般的には、鉄骨造かRC造となります。
しかし、前面道路が狭く、かつ電線が影響して、これらの構法は難しい場所と思われました。

この場所での建築は、人力でも可能で、小回りが利く木造が最適と思われました。
幸い、社団法人 日本木造住宅産業協会 通称、木住協から木造在来工法でも、耐火建築物を可能にする認定構法があるので、今回はこれを使うことが考えられました。

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・間口5m ×奥行き7m弱の狭小地です。
 
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・幅が4メートルない2項道路に通じています。

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・古屋は解体されています。

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・以前は、この家とつながっていたような形跡が残っています。

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・見返り。

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・2項道路の向こうに、幹線道路が見えます。

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・奥の家の向こう側には、10数階のマンションがあります。

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・少し離れて見る。古い木造住宅の向こう側が敷地。

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・小名木川が近くを流れる。萬年橋が美しいです。

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・小名木川河口付近。

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・すぐ近くに隅田川が流れる。