【2,3世帯住宅】に関する記事一覧

住宅の前面道路

2011年1月16日

この写真は、天気が良い日に自宅の近所のお子さんが遊びながら、道路にイタズラ書きをしたところです。


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自宅の前の道は、突き当たり道路であり、車が通り抜けることが出来ません。
したがって、ほぼこの道路に接道する7件の住宅の専用状態になっています。
ですから、ここに住む近所の子供は、安心して道路で遊ぶことが出来、その結果、目一杯道路にイタズラ書きもできます。

また通り抜けが出来ないので、見ず知らずの人は中々、ここに入りづらいので、セキュリティーがとても良い状態です。
各家々の飼い犬も、近所の人間をきちんと把握しているので、番犬としてとても役だっています。
もし前面道路を選択できるのであれば、なるべく通過する車の量が少ない接道条件の土地を選択できれば、環境的には静かであり、また子供を安心して遊ばせることが出来ます。


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こういった道路では、近所とのつきあいも自然と密になり、表面的な挨拶だけでなく、とても良い関係が築かれています。


土地を探す場合、道路の条件まで求めようとすると、非常に条件が狭められてしまうので、実際には難しいのですが、このように道路は良い住宅環境を築くための大切な要因だと思います。

投稿者 ooto : 21:56

NO.38_TG-HOUSEを更新

2011年1月 8日

オンライン設計室NO.38_TG-HOUSEを更新しました。

TG-HOUSEは下町の12.4坪という狭小地での、2世帯・5階建て住宅です。
戸建て住宅で、5階建てははじめてです。
敷地が狭いので、4階建てでは2世帯住宅は難しかったので、5階建てとしました。
上下階の移動が多いので、ホームエレベータは備えています。

今回の更新は、設計のまとまるまでのプロセスです。
厳しい設計条件でしたので、一見変化がわかりにくいのですが、数案の中から、チョイスした最良の案です。

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設計もまとまり、いよいよ新年から着工予定です。
近隣のビルが近づいているのできびしい工事になりますが、工事のプロセスを出来るだけ公開して行こうと思います。


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今年もオンライン設計室をよろしくお願いいたします。

投稿者 ooto : 14:48

2010年から2011年へ

2010年12月30日


2010年もいろいろなことがあった1年でした。
世の中の不景気を反映して、住宅の世界も低迷気味であることを感じた1年でもありました。

しかし最近つくづく感じることは、仕事量が決して多いわけではないのに、日々とても忙しく感じるこの現実です。

一つの住宅プロジェクトの設計が始まって、工事が終わるまでのプロセスにおけるクリアーしなければならない作業量の多さ、設計者の私たちに加えて、施主や、施工者も含めて単純に作業量が、とても増えていることを、最近痛感しています。


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この理由には様々な要因があると思います。


目に見える事象としては、例の構造設計偽造事件以降の、国の規制の強化による確認申請やその他法的規制による、事務作業の増大です。

体感的には、住宅の構造やスケールにより異なりますが、以前に比べると、倍の作業量になったような気がします。

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しかし、多忙に感じることの要因は、この法的規制の点だけではないような気がします。

一番根が深い点は、情報化による住宅を見る視点の変化、という目に見えないレベルでの変化が、住宅の設計や工事のプロセスに変化を起こしている点です。


インターネットや雑誌をはじめ、様々な情報を手に入れることが増えた分だけ、決定までの時間が掛かる、つまりいろいろ情報を知ることは嬉しいことである反面、調べれば調べるほど広い裾野の中で、膨大な選択肢の中から常に一つに決めなければいけないという作業は、大変な労力が必要です。

一つ一つの条件をすべて、自分の力で探し、決めていくというのは情報化社会の良いとことろですが、一方とてつもない広いフィールドの中で、一つ一つの住宅のパーツを探しながら取捨選択しながらつくらざるを得ないという現実。

その結果、建て主や私たち設計者は、この膨大な労力を楽しむことが出来るというのが、この情報化の時代を乗り切るコツではないかと感じたりもしています。

日々感じるこれらの忙しさを、苦痛に感じたら終わりであり、これをいかに楽しむか、来年からも試行錯誤していきたいと思います。

家づくりは、ベーシックな「ものづくり」という営みであり、「家づくり」が今後も楽しく、人生において有意義なものであるように、私たち設計者も切磋琢磨しなければいけないと感じています。

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少しかたい話になりましたが、今年も縁あっていくつかの良い出会いがあり、家づくりのお手伝いをさせていただく機会に恵まれました。


最後にこれらのプロジェクトを、ご紹介させていただきます。


2010年に完成した住宅

・都心の15坪の敷地に建つ2世帯4階建て住宅
>>>NO.35_KM-HOUSE(目黒区)


・裏磐梯に建つ別荘(長期優良住宅)
>>>NO.36_TT-HOUSE(福島裏磐梯)

・築16年の建て売り木造の増築
>>>NO.39_MY_HOUSE(世田谷区)


・小さな改修工事。玄関ポーチの改装工事
>>>NO.21_MK-HOUSE(杉並区)


2011年に続くプロジェクト


・都心の12坪の敷地に建つ2世帯5階建て住宅
>>>NO.38_TG-HOUSE(台東区)

・都心の細長い敷地建つ木造2階建て住宅
>>>NO.40_TW-HOUSE(板橋区)

・郊外に建つ「楽の住みか」
>>>NO.41_TH-HOUSE(千葉)(これから設計が始まります)

その他のプロジェクト

・「住んでみて第6弾」
>>>NO25_KN-HOUSE


・森川の実家プロジェクト。森川の設計監理の処女作プロジェクト
>>>NO.37_KS-HOUSE(春日部)


・2011年出版予定の住宅建材紹介本(大戸、森川その他仲間による共著本)
>>>「みんなの建材クラブ」

・既刊の拙著(大戸、森川の共著)
>>>「なぜ、ウェブに強い設計事務所は家づくりが上手いのか


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2011年も引き続き、よろしくお願いいたします。(大戸)

投稿者 ooto : 13:17

No.37 KS-houseの更新

2010年12月28日

森川の実家プロジェクト(完成済)No.37 KS-houseを更新しました。
今回はのVOL.12VOL.13VOL.14の更新で、内装の最終仕上げ工事まで。

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内部もようやく仕上げ工事。
室内はクロスが貼られると、一段と明るくなって、印象が随分変わってきます。
これが終われば養生をとって引渡し。いよいよ完成間近です。

KS-houseの更新は、年内はここまでです。
皆様、来年もよろしくお願いします。(森川)

投稿者 ooto : 18:17

No.37 KS-houseの更新

2010年12月 8日

森川の実家プロジェクト(完成済)No.37 KS-houseを更新しました。
今回はのVOL.10VOL.11の更新で、足場解体まで。

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ようやく足場が取れて、建物の全体像が見えてきました。
このプロジェクトでは、ガルスパンと光触媒塗料を使い分けて、コントラストをつけた仕上げにしています。(森川)

投稿者 ooto : 11:14

No.37 KS-houseの更新

2010年11月24日

森川の実家プロジェクト(完成済)No.37 KS-houseを更新しました。
今回はのVOL.8、VOL.9の更新で、建て方から下地工事まで。

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メインイベントの建て方だというのに、かなり更新をさぼってしまいました。
近々、さらに更新するので、また見てください。(森川)

投稿者 ooto : 20:03

NO38_TG-HOUSEを更新

2010年9月28日

オンライン設計室NO38_TG-HOUSEを更新しました。

これから本格的な設計に入るに当たり、古い建物の解体と地盤調査が行われました。

解体を行う過程で出現する、ガランとした内部空間から、これから出来る空間を想像してみるのも設計のシミュレーションになります。
いわば原寸の大きさ、つまり1対1の大きさの模型と考え、完成後の空間に思いを馳せてみます。

目をこらすと、新しい空間が見えてきます。

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間口は狭いですが、奥行きがあるので、設計の工夫をすれば、住宅として十分快適な空間が出来るという感触を受けました。

しかし解体後の更地の状態になると、具体的な空間が見えないので、再び敷地の狭さだけが、強調されて見えてくるので、TGさんもとても心配されているようです。
更地から、新しく出現する空間をイメージすることは、一般の方にとって難しいのが現実です。


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※白いバンが駐車している場所は、隣地です。


解体後、地質調査が行われました。
地質の状態を、標準貫入試験と孔内載可試験という方法で調べます。


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幸い近隣データーとほぼ同じ結果で、深さ12メートル前後で支持地盤が現れてきました。
地域としては、かなり浅い地盤を支持層とすることが出来ます。

施工性から考えて、細系の鋼管杭が採用される予定です

投稿者 ooto : 00:49

No.37 KS-houseの更新

2010年8月17日

森川の実家プロジェクト(完成済)No.37 KS-houseを更新しました。
今回はのVOL.5、VOL.6、VOL.7の更新で、解体から基礎工事まで。いよいよ工事編です。

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このプロジェクトの工事は、さいたま市の株式会社ニートにお願いしました。はじめての工務店さんでしたが、最後まで丁寧に工事を進めてくれました。

是非、今後もお願いしたい工務店です。(森川)

投稿者 ooto : 14:19

新しいプロジェクトが始まります。

2010年7月21日

オンライン設計室NO.38_TG-HOUSEが始まります。


都心部の狭小地に建つ2世帯住宅のプロジェクトです。

敷地の間口が非常に狭く、2間つまり3.6メートルで, 一方奥行きは非常に長く、約11メートルほどあり、いわゆるウナギの寝床と呼ばれる敷地です。

もともと近所にお住まいになっていたご家族が、近くに古い民家を購入し、建て替えるというプロジェクトです。

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ホームページから、NO.22_SB-HOUSENO.34_AB-HOUSEなどをお知りになって、設計を依頼されました。

下町の住宅づくりのプロジェクトですが、設計条件が厳しいので、4階または5階建てになると思います。

徐々に進めて行きますので、よろしくお願い致します。

投稿者 ooto : 11:51

No.37 KS-houseの更新

2010年7月14日

森川の実家プロジェクト(完成済)No.37 KS-houseを更新しました。

今回はVOL4の設計完了までの更新です。

20100714_01.jpg

通常の設計期間は5〜6ヶ月程度ですが、このプロジェクトでは、家族の家という甘えから、設計に約1年半もかけてしまいました。
クライアントの家族にも、さすがにせかされました。

しかし、いざHPにアップしてみると、2ページでまとまってしまいました。意外と苦しい設計期間だったのですが、、、。(森川)

投稿者 ooto : 19:35

No.37 KS-houseの更新

2010年6月23日

森川の実家プロジェクト(完成済)No.37 KS-houseを更新しました。

今回はVOL2VOL3の更新で、基本プランと模型を公開しています。

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KS-houseは、土地の特性や家族の要望から中庭のプランを採用しています。
中庭は、採光を取る目的もありますが、中庭に向かって開けば、プライバシーの高い奥行きのある室内空間になります。

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もう既に家族が住んでいますが、中庭はなかなか好評です。(morikawa)

投稿者 ooto : 18:01

オンライン設計室 新プロジェクト-KS-house-

2010年6月 3日

オンライン設計室NO.37プロジェクトとして、KS-HOUSEの公開を始めました。

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新プロジェクトといっても、2009年に完成した住宅で、実は私、森川の実家の2世帯住宅建替えプロジェクトです。
怠けてしまって、いまさらの更新になってしまいました。

概要は、埼玉県春日部市に建つ、木造2階建の両親と兄家族の2世帯住宅。

もう完成しちゃってるので、完成写真もできてるし、他のプロジェクトとは違ってリアルタイムな更新ではないですが、小出しにしながらまとめていきます。
とりあえず第1話更新です。ちょこちょこ更新するので、見てください。(森川)

投稿者 ooto : 19:04

NO.34_AB-HOUSEの1年点検

2010年4月 5日

オンライン設計室NO.34_AB-HOUSEを更新しました。

今日はNO.34_AB-HOUSEが、引き渡し後1年が経過したので、1年点検に伺いました。

点検では建具の調整など、想定内の手直しの指摘がありました。
島田工務店は、すぐ対応いただけるようなので一安心です。

1年、つまり春夏秋冬を経過すると、建て主からいろいろな話しを聞くことが出来ます。

設計時に想定してことだけでなく、住んでから起こる想定外のことなども住まい手からお聞きできることもあり、次の設計に繋げることができますので、1年点検は私たち設計者もとっても大事なことと思っています。


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1階の花屋さんは、春なので、色鮮やかな花々で賑わっていました。
一つ一つの草花が、大切に育てられていることが感じられます。

2階の窓辺の赤い花(名前を聞きましたが忘れました。)が、店を一層彩っていました。
今日は生憎の雨ですが、2階から下を見ていると、いろんな色の傘が通過していて飽きません。


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この家は、敷地面積が31.3m2(9坪)、延べ床面積が67.87m2と非常に非常にコンパクトな住宅です。
ですからこの家は、家具が大きくなって住宅に近づいた家という意識で設計しています。
またスペースを有効利用するため、廊下は、リビングでもあり、ダイニングでもあり、キッチンでもあり、一つの機能に限定しないよう心がけています。
廊下に面した収納には、上手にレイアウトした書籍や植物、装飾品などが目を楽しませてくれます。


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気張らず、自然な気持ちで、なおかつ綺麗に住みこなしてもらっているので、設計者としてもとても嬉しい気持ちになりました。

NO.34_AB-HOUSEの出来上がるまでのプロセスは、オンライン設計室をご覧下さい。
出来上がった姿は、住宅・建築WORKSをご覧下さい。

投稿者 ooto : 15:23

NO.35_KM-HOUSEが完成引き渡し

2010年3月17日

NO.35_KM-HOUSEを更新しました。


NO.35_KM-HOUSEは、無事検査も通り、引き渡しが終わりました。
今回は、引っ越し前の完成写真を掲載しました。

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このプロジェクトは、KMさんにはじめてご連絡いただいてから完成まで約1年6カ月が経過しました。
2世帯住宅であること、鉄骨構造4階建てであること、確認申請に時間が掛かったことなどが時間が掛かった要因です。
しかし、建て主家族はもとより、建設会社の協力もあり何とか完成にこぎつけました。


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間口が狭く、奥行きが長い、いわゆるウナギの寝床と言われる敷地であり計画上、大きな規制になりました。
また近隣商業地域なので、高度斜線、日影の厳しい規制がありました。
この計画では、道路斜線を使わず、天空率という方法で、高さ制限をクリアーしています。
こういった敷地の計画は本当に難しく、慎重に計画を進める必要があります。

実はこの計画、建て主から、初期には大手ハウスメーカーP社でプランを検討したことを教えてもらいました。
しかしこの敷地は、大手ハウスメーカーのP社といえども、設計上制限が多すぎて対応できなかったとのことでした。

私たちの事務所では、最近こういった難度の高い都市型狭小敷地の3階4階建て住宅の設計を多く手掛けるようになりました。
背景には、住まい手の都心回帰の動きがあると思われます。
都市型住宅の需要は、旺盛であり、私たちも住まい手の期待に応えられるよう一層の経験を積んで行きたいと思っています。

投稿者 ooto : 19:52

NO.35_KM-HOUSEを更新(オープンハウス開催)

2010年3月 3日

オンライン設計室NO.35_KM-HOUSEを更新しました。

現場では最終仕上げ工事が進んでいます。
外部は玄関前の工事を除き、ほぼ完成しました。


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壁の塗装やクロスは終わっており、床工事を残すだけの段階にまで進んでいます。
白系の壁が仕上がると、室内は明るく感じます。

各階では、床のコルクタイル工事が進んでいます。
今回は、ダーク系のコルクを使って落ち着いた感じに仕上げています。

コルクは、一枚一枚丁寧に手で張り付けていきますので、時間が掛かります。
コルクの表面は、一枚一枚適度にムラがあるので、全体で見るとそれが自然な感じになります。

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あとは、電気や設備の最後の取り付けが行われます。

施主への引き渡しが近づき、現場は仕上げ工事の佳境に入っています

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■オープンハウスのお知らせ

クライアントのご厚意で、オープンハウスを行うことが出来るようになりました。

敷地は以下の通りの、あまり恵まれた条件ではありませんでしたが、古くからここにお住まいのクライアントと、話し合い、いろいろ工夫を重ねて、じっくり練り上げてた住宅です。
都心部の狭小住宅の典型的な事例です。


1,敷地面積51.7m2(15.7坪)の狭小地
2,間口(4.1m)が狭く、奥行き(12.6m)が長い所謂ウナギの寝床で、なおかつ北向き。
3,家族7人が住む、2世帯住宅
4,耐火構造、高度斜線、日影規制などの法律が厳しかった。
5,周囲の建物が近接していて、工事が難しかった。
6,地盤があまり良くなかったので、杭工事が必要だった。


公開日時:2010年3月6日(土)10:00〜17:00頃まで
場所:東急東横線中目黒駅から徒歩7分

ご希望の方は、こちらまでメールを下されば、詳しい地図をお送りいたします。
ooto@taikeisha.net

投稿者 ooto : 21:15

NO.35_KM-HOUSEを更新

2010年2月24日

NO.35_KM-HOUSEを更新しました。

現場は、大工工事、家具工事がほぼ終わり塗装工事に入ってきました。
塗装は最終工程であり、そのまま仕上げとなるので一番気を使います。

家具は、コストダウンのため、おおよそ大工が箱をつくり、扉は建具や、引出類は家具屋が担当しています。

家具や扉の仕上げは、塗装仕上げなので塗装工事が、比較的多い現場だと思います。
今回、塗装屋さんの職人チームに声をかけてみました。

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古沢塗装屋さんのチームです。
現場では、一心不乱に塗っていらっしゃるので声をかけるのに躊躇しましたが、気軽に応じてもらえました。
現場ではタオルを頭に巻いている塗装屋さんを良く見かけますが、剣道巻きと言っていらっしゃいましたが、風呂帰りのおばちゃん巻きと言ってもよいもので、少し滑稽です。(笑)

現場は、最後の仕上げが急ピッチに進んでいます。

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■オープンハウスのお知らせ

クライアントのご厚意で、オープンハウスを行うことが出来るようになりました。

敷地は以下の通りの、あまり恵まれた条件ではありませんでしたが、古くからここにお住まいのクライアントと、話し合い、いろいろ工夫を重ねて、じっくり練り上げてた住宅です。
都心部の狭小住宅の典型的な事例です。


1,敷地面積51.7m2(15.7坪)の狭小地
2,間口(4.1m)が狭く、奥行き(12.6m)が長い所謂ウナギの寝床で、なおかつ北向き。
3,家族7人が住む、2世帯住宅
4,耐火構造、高度斜線、日影規制などの法律が厳しかった。
5,周囲の建物が近接していて、工事が難しかった。
6,地盤があまり良くなかったので、杭工事が必要だった。


公開日時:2010年3月6日(土)10:00〜17:00頃まで
場所:東急東横線中目黒駅から徒歩7分

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投稿者 ooto : 16:26

NO.35_KM-HOUSEのオープンハウス

2010年2月20日

NO.35_KM-HOUSEは最後の仕上げ工程に入っています。

以前のブログでお知らせしていますが、オープンハウスを行います。

この住宅の敷地は以下の通りの、あまり恵まれた条件ではありませんでしたが、クライアントと話し合い、いろいろ工夫を重ね、じっくり練り上げてた住宅です。
都心部の狭小住宅の事例です。


1,敷地面積51.7m2(15.7坪)の狭小地
2,間口(4.1m)が狭く、奥行き(12.6m)が長い所謂ウナギの寝床で、なおかつ北向き。
3,家族7人が住む、2世帯住宅
4,耐火構造、高度斜線、日影規制などの法律が厳しかった。
5,周囲の建物が近接していて、工事が難しかった。
6,地盤があまり良くなかったので、杭工事が必要だった。


公開日時:2010年3月6日(土)10:00〜17:00頃まで
場所:東急東横線中目黒駅から徒歩7分

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内覧をご希望の方は、こちらまでメールを送って下されば、後ほど詳しいご案内をお送りいたします。
お気軽にご参加下さい。

投稿者 ooto : 12:55

NO.35_KM-HOUSEのオープンハウス

2010年2月15日

クライアントのご厚意で、NO.35_KM-HOUSEのオープンハウスを行うことが出来るようになりました。

敷地は以下の通りの、あまり恵まれた条件ではありませんでしたが、クライアントと話し合い、いろいろ工夫を重ね、じっくり練り上げてた住宅です。
都心部の狭小住宅の事例です。


1,敷地面積51.7m2(15.7坪)の狭小地
2,間口(4.1m)が狭く、奥行き(12.6m)が長い所謂ウナギの寝床で、なおかつ北向き。
3,家族7人が住む、2世帯住宅
4,耐火構造、高度斜線、日影規制などの法律が厳しかった。
5,周囲の建物が近接していて、工事が難しかった。
6,地盤があまり良くなかったので、杭工事が必要だった。


公開日時:2010年3月6日(土)10:00〜17:00頃まで
場所:東急東横線中目黒駅から徒歩7分

内覧をご希望の方は、こちらまでメールを送って下されば、後ほど詳しいご案内をお送りいたします。
お気軽にご参加下さい。

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投稿者 ooto : 17:52

NO.35_KM-HOUSEを更新

2010年2月15日

オンライン設計室NO.35_KM-HOUSEを更新しました。

外部足場が外れ、住宅の外観が現れました。
都市計画的に近隣商業地域なので、高度斜線があり、屋根が斜めになっています。
外壁は中空セメント板で、正面は光触媒塗料を塗っています。
この塗料は、丁度漆喰塗りの壁のような感じで仕上がり、またその化学的な作用で汚れにくくなり、一挙両得の効果があります。


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ちなみにここでは、4階レベルのガラスは、窓ふきしなくてすむように、ガラスに光触媒を塗っています。
もちろん見た目には分かりませんが。

また、ここは専用住宅なので、4階建てですが、ビルではなく、なるべく住宅らしく仕上げるように心がけました。
ビルと住宅が混在する町並みですが、住宅らしくすることで、住人の存在を強調しました。

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最終仕上げの工程に入ってきたので、クライアントにも現場へ来ていただいて、素材や色の検討を行いました。

投稿者 ooto : 17:37

NO.35_KM-HOUSEを更新

2010年2月 7日

NO.35_KM-HOUSEを更新しました。


断熱工事が終わり、内装下地工事が進んでいます。
工事の中で、比較的地味な工事なので、見所が少ないように見えますが、大切なところでもあります。


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耐火被覆、断熱材など、一見ラフな状態に見えますが、床、壁、天井の内装下地が出来上がることで、仕上がりが見えてきます。

今回は、敷地条件が狭くて、工事が難しかった分、解体工事や杭工事で手間取り、遅れていましたが、内部工事に入ってから順調に進み、予定通りに戻ってきました。

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いよいよ、最終仕上げ段階になってきました。
森川君と、島田さんとの打ち合わせも、真剣に行われています

投稿者 ooto : 22:08

NO.35_KT-HOUSEを更新

2010年1月21日

オンライン設計室NO.35_KT-HOUSEを更新しました。

現場では内装の下地工事、電気配線工事が終わったので、断熱材吹き込み工事が進んでいます。

今回採用したので、セルロースファイーバーの吹き込み工法です。
新聞の古紙を使った断熱材で、所定の厚みを吹き込みます。
この断熱材の特徴は、隙間無く断熱材を入れ込むことが出来、かつ吸音性、吸湿性に優れていることです。
また、石油2次製品ではないので、ノンカーボンという考え方からいうとエコロジカルなものです。


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工事としては、断熱材を入れるためのシートを張り、掃除のようなホースでセルロースを壁間や天井に入れていきます。

きちんと入っているかは、シートの上から直接確かめることが出来ます。

実は、この建物のすぐ近くを私鉄がひっきりなしに通っていくので、騒音対策も兼用してこれを採用しました。
出来上がってみると、その騒音に対する効果は実感出来ました。


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また板金工事も進んでいます。
板金工はハサミなどの工具を使い、鉄板をまるで紙のように扱って壁や屋根を仕上げていきます。
見ていて楽しい仕事の一つです。

投稿者 ooto : 16:11

NO.35_KM-HOUSEを更新

2010年1月13日

NO.35_KM-HOUSEを更新しました。

新年が明けて、工事が再開されました。

昨年中に外壁工事が完了していたので、年初の工事として耐火被覆が行われました。

耐火被覆とは、鉄骨に耐火性を持たせるための工法で、鉄骨部とともに、今回は外壁を耐火仕様にグレードアップするために行われます。
ちなみに、鉄は、高温になると強度が急激に無くなってしまいます。ニューヨークのテロ事件の時に、鉄骨構造のワールドトレードセンターが飴のようにグニャッとなって崩壊したことを思い出してください。


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耐火被覆工事後の現場は、まるで鍾乳洞の中にでも入ったような感じです。
ちなみに昔はいわゆるアスベスト材が使われていたのですが、現在はロックウールを使います。


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耐火被覆工事が終わると、内装の下地工事が始まりました。
ここまで工事が進むと、仕上げが見えてきました。
外壁工事が終わった状態を見ると、隣地との距離がほとんどありません。
都心はの工事は大変です。

投稿者 ooto : 19:12

NO.35_KM-HOUSEを更新

2009年12月26日

NO.35_KM-HOUSEを更新しました。

躯体工事が終わり、仕上げ工事に入ってきました。

胴縁工事が進み、サッシ・ガラス取り付け、そして外壁工事と進んでいます。

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隣の建物と近いところで約20センチくらいに接近しているので、今回は中空セメント板の内張工法を採用しました。
この工法は、内側から施工できるので、隣家が迫っている狭小敷地では良く採用します。また外壁が耐火構造になるので、耐火被覆と複合で、認定を取れるからです。

NO.22_SB-HOUSEでも採用している工法です。

外壁工事と、サッシ工事が進むと大分、建築らしくなってきました。
また、現場が大分進んできたので、施主のKMさんを現場にご案内しました。

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工事の進捗状況をご覧になって、一安心といったところでした。

投稿者 ooto : 17:39

オンライン設計室NOI.35_KM-HOUSEを更新

2009年11月28日

オンライン設計室NOI.35_KM-HOUSEを更新しました。

いよいよ鉄骨の建て方工事です。

非常に間口が狭く、奥行きが長い敷地であり、なおかつ敷地一杯に建ち、道路には電線類が張り巡らされているので、建て方は非常に大変です。


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隣家や電線に気を使いながら、クレーンを操作するオペレーターの技術は、本当に熟練の技です。

写真を見て分かるように、クレーン車の幅が敷地幅とほぼ同じであり、作業の難しさを実感します。

現地で、見ているとハラハラ、ドキドキの連続です。

また、鳶の綱渡りのような見事な技で、鉄骨材はジョイントされていきます。

奥から手前側に、骨組みが組み立てられていきますが、最後の部材はクレーン車は道路側から作業をして終了しました。

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建て方はようやく終了して、骨組みが立ち上がりました

プロポーションの良い綺麗な骨組みが、すくっと建つと見ていてとても嬉しい気持ちになります。

見ていて安心感がある骨組みです。


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骨組みは、ボルトをキチンと締めて初めて、所定の強度が出ます。
ボルトは、マーキングしながら締め付けます。

ボルトが締め終わり、構造設計者の久田氏に構造の検査をお願いしました。

20091128_04.jpg

今回は、一通り構造検査が終わったあとに、久田氏に今回の構造について、インタビューを行いました。

インタビュームビーをぜひみてください。

投稿者 ooto : 13:47

オンライン設計室NO.31_NM-HOUSE(リフォーム)更新

2009年11月26日

耐震診断と耐震補強を行ったリフォーム住宅(オンライン設計室NO.31_NM-HOUSE)の、1年後の姿を掲載しました。


1年点検も無事終わりました。

家におじゃますると、NMのご家族が生活を楽しんでいらっしゃる様子が、よく伝わってきます。


20091126_01.jpg


インテリアの設えも、すっかりNMさんらしくなってきたので、カメラマンの飯村さんに撮影してもらいました。


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11月の午前中の撮影でしたが、心地よい日差しと風が抜けていきました。

2世帯住宅で、親を看護する生活なので、大変だと思いますが、元気にかつすまいを楽しんでいらっしゃるようでした。


20091126_03.jpg

投稿者 ooto : 12:34

NO.35_KM-HOUSEを更新

2009年11月 6日

オンライン設計室NO.35_KM-HOUSEを更新しました。

敷地は、予想に反して地盤が悪く、鋼管杭が打設されました。

敷地は幅が狭く、隣家が迫っており、なおかつ重機が敷地内で360度旋回出来ないので、杭工事はかなり大変でした。


20091105_01.jpg


165ミリ径の鋼管を10本を、十数メートルの深さで打設しています。

杭は”打設”という言い方をしますが、実際は回転させながら圧入しますので、騒音はほとんど起こりません。
昔、昔昭和の時代では、杭は”コンコン”と打ち込みましたが、現在はこういった騒音が起こる工法はほとんど行われていないと思います。


20091105_02.jpg


杭は支持地盤に到達したどうかは、機械の回転値、つまりトルク値で確認します。

今回は構造設計工房デルタの久田さん、山崎さんの立ち会いで杭工事の確認をしています。

投稿者 ooto : 11:11

TD-HOUSEの1年点検

2009年10月 4日

オンライン設計室NO.27_TD-HOUSEの1年点検に行って来ました。

久しぶりにTD−HOUSEを訪れました。
TD-HOUSEは、大田区に建つ2世帯住宅です。


狭小地でかつ間口が狭いので、計画から工事まで苦労した住宅です。

引き渡し後、1年経過したので、主に瑕疵の点検です。

春夏秋冬を過ごしてみると、温度や湿度の変化により、建具の狂いや、当初では気がつきにくいような、不具合のある部分が出るものです。

今回出た手直し箇所はは、主に建具の部分で修正箇所がありましたが、これは建具屋さんで簡単に直るようなモノでした。

20091003_01.jpg


ご家族の生活が慣れて、1年点検が終われば、ようやく本当の引き渡しが済んだという感覚になります。

私たちが設計した住宅には、新しい試みもしています。
1年点検時には、そういった試みの評価も、建て主から聞くことが出来るので、私たちにとっても大切な時間です。

試みの中で、こちらの意図と少しずれたような部分もありましたが、住まい方を工夫してカバーしてもらえところもありました。
しかし大局的には上々の評価をいただき、今後の設計に対する自信と反省につながりました。


外観は、国道が側を通っているので、白い光触媒塗料を使って汚れにくい工夫をしましたが、これは非常に効果的でした。

ダイニングには、床材と同じナラのテーブルが入っていて、部屋の雰囲気ととてもフィットしていました。

20091003_02.jpg


近々、写真家の飯村さんにお願いして、撮影させていただくようにお願いしました。

投稿者 ooto : 14:58

NO.35_KM-HOUSEを更新

2009年9月28日

NO.35_KM-HOUSEを更新しました

正式な真北測量を元に、プランニングを再検討した結果、4階の面積が当初計画に比べて、小さくなることが判明しました。
敷地の真北に対する傾斜角度、敷地形状などが計画にシビアに影響しています。

20090928_01.jpg


その結果、4階を両親のスペースにすることは、面積上不可能になりました。
子世帯は、2層必要なので、その結果、2階は親世帯、3,4階は子世帯になることが決定しました。

20090928_04.jpg


その他、施主の希望を整理して、計画をとりまとめました。
今回は、敷地のシビアさが、デザインやプランニングに計画に反映されています。


また施工者は、工務店4社に見積を依頼した結果、シマダ建設に決定しました。
シマダ建設には、NO.34_AB-HOUSEやNO.22_SB-HOUSEの工事をお願いしています。
工務店が決まり、無事工事契約を結びました。

20090928_03.jpg


確認申請は、約3カ月掛かりました。
書類の厚みは約9センチあります。
建築基準法の改正後、ともかく煩雑化していることが、施主にとってどれだけ役にたっているか疑問です。
こんな法律改正が、建築界の生産性を著しく落としていることは間違いありません。
こんなところにも、官僚中心のしわ寄せが来ています。

20090928_02.jpg

投稿者 ooto : 18:54

NO.35_KM-HOUSEを更新

2009年9月 2日

NO.35_KM-HOUSEを更新しました。

測量士によって真北測量を行いました。

基本計画時点では、既存の方位を使っていましたが、あくまでも参考データーです。

今回正式な真北測量を行うことで、正しい真北データーとなります。

測量は、トランシットで太陽観測を行います。

20090902_01.jpg

測量の結果、真北は当初使っていたデーターに比較して東方向に約15度回転したものが正解であることが分かりました。
この誤差は、計画上は不利な方向になります。

そこで早速、そのデーターをもとに、再度形態をスタディーし、日影規制をクリアーする形態を設計する必要があります。

20090902_02.jpg

都心部の間口が狭い敷地なので、敷地の振れは計画に大きな影響があることが分かります。
今回は、日影規制をクリアーするため、外観から決定するという手順になりました。
あとは、内部計画のの詰めを行います。

投稿者 ooto : 18:39

NO.34_AB-HOUSEを更新

2009年6月17日

NO.34_AB-HOUSEを更新しました。

今日は、浅草消防署に用事があったため、帰りにAB-HOUSEに寄ってきました。
植栽がますます馴染んで、すっかり落ち着いてきました。
2階の花台の鉢物のピンクの花と、アイビーが綺麗にファサードを飾っていました。

20090617_01.jpg

   「狭いけれど、結構住めるモノですね。みんなで楽しく住んでます。」

    とのご主人のお言葉。
これからの季節の日差しは、花屋にとっては、敵となります。
花に直接日光が当たらないようにデザインした庇と西日よけが活躍する季節になってきました。

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投稿者 ooto : 17:45

NO.31_NM-HOUSEの1年点検

2009年6月16日

NO.31_NM-HOUSEの1年点検に行ってきました。

耐震診断後、補強をした木造住宅です。
親の看護のため、単世帯木造住宅を、2世帯住宅にリフォームしました。

点検では、一部新旧部分のボードの境目で、わずかに髪の毛程度の ヘアークラック(=髪の毛程度の剥離)が起きていましたが、構造の安全性としては全く問題がないので、意匠上の工夫を指示。
それ以外は全く問題がなく、全体的に補強した安定感がありました。
大規模の耐震補強としては成功したと思います。

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LDK

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上の写真の改造前。同じアングルで撮影。

さて、このリフォームでは、2階が子世帯のすまいです。
天井を上げて、開放感が出たLDKは、奥さんが徐々に家具をそろえて、快適に暮らしていらっしゃいました。

20090615_02.jpg
ダイニングまわり

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本棚の扉を食器棚に転用

NMさんらしい、良い感じのインテリアになってきたので今度、プロによる撮影をお願いしてきました。

最近は耐震診断後、構造補強と、リフォーム設計を行う機会が増えてきました。
このプロジェクトくらい大胆に、リフォーム出来ると楽しい設計が可能です。

NO.31_NM-HOUSE(オンライン設計室)
NO.31_NM-HOUSE(完成写真)

投稿者 ooto : 12:31

NO.35_KM-HOUSEを更新

2009年6月13日


NO.35_KM-HOUSEを更新しました。
今回は、敷地調査と第1回目の提案です。


敷地はは、都心の私鉄駅から徒歩5分の近隣商業地域です。
賑わいのある商店街のはずれで、まわりでは飲食店や物品販売店も営業しています。


ここは、施主(30代)の実家であり、現在はご両親(60代)が居住しています。
また施主のお母さんの生まれ育った場所であり、周囲にはご友人が多く住まわれており、近隣との関係は非常に良好です。
この地に、子世帯5人と親世帯2人の合計7人の2世帯住宅を計画するものです。


20090613_03.jpg

以前設計したNO.22_KI-HOUSEも、大世帯の住宅でした。
計画当初、11人が住む、3世帯住宅でした。

核家族の住宅と異なり、条件が複雑になるので、設計は大変ですが、それゆえの楽しさ、充実感があります。
世帯が増えれば、世帯分だけの個性があるので、一つの住まいにまとめるには、話し合いと納得が大原則です。
核家族住宅に比べて、社会性や公共性といってもよいようなものが必要です。

そういう意味で、2世帯住宅は、設計に核家族以上の時間が必要です。

20090613_01.jpg20090613_02.jpg

今回の計画も、これに近い設計条件です。
敷地の違いは、山の手の繁華街と、下町という差でしょうか。


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投稿者 ooto : 13:06

雑誌掲載とTD-HOUSE

2009年5月25日

『建築知識』エクスナレッジ刊行の6月号の、”既製サッシまるごと活用ガイド”という特集で、見開き4ページで、大系舎の森川が執筆・解説しています。

この号では、昨年竣工したTD-HOUSEを事例として、外断熱の開口部納まりと窓庇について解説をしています。

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ところで、TD-HOUSEは、大田区の狭小地に建つ2世帯住宅です。
RC構造で、外壁は外断熱としています。

この住宅における外断熱の方法は、RC構造を木造で囲い込んでいるような工夫をしています。
その結果、リーズナブルな価格の外断熱構法となっています。

制約条件などあるので、詳しいことはこの雑誌で解説していますので、興味がある方はぜひ見てください。

20090525_02.jpg


このTD−HOUSEは、建築基準法の改正を挟んで、完成まで非常に手間取った住宅です。
設計から工事完成までのプロセスは オンライン設計室NO.27-TD-HOUSEをご参照下さい。


20090525_03.jpg


さてそろそろ、TDさんご家族もこの住宅に馴染んできた時期なので、そろそろ内部の撮影をお願いしようと思っています。

投稿者 ooto : 11:43

NO.34_AB-HOUSEを更新

2009年5月 1日

NO.34_AB-HOUSEを更新しました。

花屋の営業をはじめて、ほぼ1カ月が経過しました。

2,3階の生活空間の引っ越しも終わり、新しい生活が始まりました。
2階のベランダの花台や、足下の花壇に植栽が入ったので、緑に囲まれ華やかな店先になってきました。

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不燃木材でつくった西日よけの庇と、花や緑との相性も良いようです。
道路からあえて少し、セットバックしたことが、店先にゆとりをつくった効果が出ています。

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投稿者 ooto : 16:08

オンライン設計室の新プロジェクトが始まります。

2009年4月19日

オンライン設計室の新プロジェクトが始まります。
NO.35_KM-HOUSEというプロジェクトで、4階建ての2世帯住宅です。

このプロジェクトは、都内の比較的大きな私鉄駅近くの近隣商業地域で、2世帯住宅を設計します。
敷地は、51.7m2(15.7坪)という狭小地であり、隣家は迫って、敷地境界線近くに建っています。
近隣商業地域なので、周囲には、3階建てから6階建てまで、比較的高い建物が密集しています。
この敷地に、2世帯で合計7人の家族が住むための住宅を計画します。


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計画地は、親世帯が古くから住んでいる土地で、20年ほど前に建てられたメーカー住宅が建っています。
この住宅(アイボリーの住宅)を取り壊して、4階建ての2世帯住宅をつくる予定です。

敷地周辺は、飲食店や雑貨屋などお洒落な店が多く、洗練された都会的な雰囲気の環境です。

20090420_01.jpg


敷地は、間口×奥行きが約4.1メートル×約12メートルと、間口が狭く、いわゆるウナギの寝床です。
この不利な条件の敷地を最大限活用して、2世帯住宅を設計しなければなりません。
また斜線制限や日影制限も厳しいので、これらのクリアーしなければなりません。


20090420_02.jpg


ところで、この住宅の設計を依頼されるきっかけは、NO.22_SB-HOUSEをホームページで見付けていただいたことで、相談を受けました。
実際に、SBさんのお宅に伺って、住宅を体験していただきました。SB-HOUSEも、狭い敷地に建つ4階建ての住宅です。
それがご縁で、設計を担当させていただくことになりました。

難しい条件の設計ですが、じっくりと取り組み、条件を克服した住宅をつくるつもりです。
このプロジェクトのキーワードは、狭小地、間口が狭い、2世帯住宅、4階建てです。

投稿者 ooto : 23:09

花屋の営業を始めました。

2009年4月 6日

NO.34_AB-HOUSEを更新しました。
花屋の営業を始めました。
色とりどりの花が並べられると、花屋らしくなりました。

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切り文字の看板が取り付けられ、すっかり形が整いました。
また2階の窓下には、鉢を置ける花台をつくりました。
住居に引っ越しが完了したら、2階からも花が飾られるようになります。
徐々にですが、花屋らしくなっていきますね

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投稿者 ooto : 07:56

NO.34_AB-HOUSEが、ほぼ完成

2009年3月18日

NO.34_AB-HOUSEが、ほぼ完成しました。
3/14日に行われたオープンハウスには、数組の方をご案内出来ました。

あわただしい工事もとりあえず完成しました。

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役所の検査も終わり、花屋の営業を来週からはじめます。

20090316_04.jpg

今後は、施主工事のワックス塗りが残っています。

住み始めたら、住んでいる様子を撮影さえてもらおうと思います。
今回はとりあえずの完成写真です。

投稿者 ooto : 23:09

オープンハウス(埼玉県春日部市)

2009年3月10日

埼玉県春日部市に完成した住宅のオープンハウスを開催することになりました。

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現状で当事務所ホームページのオンライン設計室では公開しておりませんが、敷地面積54坪に建つ、木造2階建て(SE工法)中庭付二世帯住宅です。

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見学をご希望の方は、当事務所・森川までメールにてご連絡くださるようお願いいたします。追って案内図をお送りいたします。
また、同日に浅草橋のAB-HOUSEもオープンハウスを行っておりますので、こちらもよろしくお願いいたします。

概要
構造:木造(SE工法)二階建の中庭のある二世帯住宅。
場所:埼玉県春日部市

敷地面積:180?u
延べ床面積:164m2

日時:3月14日(土)13時〜17時頃まで
最寄駅:東武伊勢崎線武里駅
担当:森川
MAIL:staff@taikeisha.net
(森川)

投稿者 ooto : 18:55

NO.34_AB-HOUSEを更新しました。

2009年3月 9日

NO.34_AB-HOUSEでは、最後の仕上げ工事が進んでいます。

外部では、不燃木材で仕上げた、庇兼用日除けが完成し、外観のアクセントにもなっています。
木材が、花屋らしい、ナチュラルな感じを出しています。

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店舗には花屋用冷蔵庫が入り、大分店舗の空間的な様子がわかるようになって来ました。
あとは、作業台や陳列台を残すのみです。

20090309_02.jpg


住居内部では、クロスやフローリング、照明器具もほぼ終わり、あとは施主施工のフローリングワックス塗りを残すだけです。

20090309_03.jpg


さて、3月14日(土曜日)にオープンハウスを行いますので、見学をご希望の方はご連絡下さるようお願いいたします。


詳しくは、こちらのページをご参照下さい。

投稿者 ooto : 19:19

オープンハウスの開催(NO.34_AB-HOUSE)

2009年3月 2日

オープンハウスの開催


NO.34_AB-HOUSEがいよいよ完成します。

つきましては、オープンハウスを開催しますので、ご希望の方は、当事務所までご連絡くださるようお願いいたします。
見学は予約制とします。

概要
敷地面積は9坪という超狭小敷地で、店舗併用住宅です。
1階は花屋、2,3階は住居という構成です。
また随所にローコストの工夫をしています。

敷地面積:31.3m2(9坪)
延べ床面積:67.87m2
鉄骨造
地上3階建て


日時:3月14日(土)10時〜17時頃まで
場所:JR浅草橋駅近く
担当:大戸、または森川
MAIL:ooto@taikeisha.net
TEL: 03-3716-2918

20090302_04.jpg
・模型写真

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・外観(3/2現在)

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・日よけ詳細

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・室内

投稿者 ooto : 18:57

NO.34_AB-HOUSEを更新

2009年2月10日

NO.34_AB-HOUSEを更新しました。

現在、内装工事が進んでいます。
耐火被覆工事のあと、断熱工事、ボード工事と作業が続きます。

耐火被覆は、ロックウールを吹き付けたモノで、ちょっと目には、荒っぽくセメントを吹き付けたような感じです。
鉄は火に弱いので、仕上げ工事を行う前に吹き付けておく必要があります。


さてこの段階になると、周囲に青い養生ネットが張られるので、外部から工事の様子がほとんど分かりません。
隣の建物との間は、人が入ることが出来ないくらいに狭い状態です。

20090210_02.jpg

内部を同じアングルから、工事の進行が分かるように写真を並べてみました。
大工にとっては、狭くて、空気が悪い場所での作業なので、本当に頭が下がる思いです。
木下地が出来た段階で、天井裏を見上げたら、上棟の飾りモノがありました。
この建物は木造ではないのですが、工務店の島田さんからの上棟の粋なはからいです。


20090210_03.jpg


1階店舗のサッシはガラスが入っているので、養生のためベニアが張られています。
ですから、この段階では完成時のイメージにはほど遠い状態です。
しかし、最終形をイメージしながら詰めの作業を進めていきます。

投稿者 ooto : 16:03

NO.34_AB-HOUSE更新

2009年1月27日

NO.34_AB-HOUSE更新しました。

現場では、ALC工事が進んでいます。

この建物では、外壁と床をALCで設計しています。
建物のローコスト化と、軽量化が目的です。


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隣地の建物が迫っているので、外壁の取り付け作業は、手作業が主体で行われています。
狭い作業スペースの上、手作業での組み立ては本当に大変だと思いました。

また隣家との距離が15センチのところは、前もって塗装を施しておきます。
足場が建てられる3面は、外壁設置後に塗装が行われます。

ALCの設置が終わると、耐火被覆工事が行われます。
誤解があるのですが、鉄は、火に弱いのです。
火事になり高温になると、鉄は溶けてしまいますので、耐火用の被覆材を施します。


20090127_01.jpg

ALCの外壁が設置されると、自然光の様子や空間の大きさが分かります。
今回、施主のABさんを現場へご案内して、様子を見ていただきます。

これからは、仕上げ工事に入っています。

投稿者 ooto : 12:21

NO.33_NN-HOUSEとNO.34_AB-HOUSEを更新

2008年12月30日

NO.33_NN-HOUSENO.34_AB-HOUSEを更新しました。
今年最後の更新です。

NO.33_NN-HOUSEは、仕上げ工事が順調に進んでいます。
クライアントのNNさんを現場に案内しました。
現場では、図面や模型では気がつかないようなことを、観察しながら設計の微調整を行いました。現場の大工さん達は、いつも笑顔で迎えてくれるので、楽しい雰囲気の中で作業が進んでいます。

20081230_02.jpg

また、NO.34_AB-HOUSEは上棟しました。
9坪という非常に狭い敷地条件ですが、神業のような仕事で、綺麗な鉄骨の躯体が立ち上がりました。
年明けからは、仕上げ工事にはいります。

20081230_01.jpg


来年は、経済的に厳しい環境が待ち受けているようです。
しかしそれらに負けいないように、きっちりした家づくりを進めていきますので、よろしくお願いいたします。
また夏頃には、これまでの行ってきた家づくりをまとめた書籍を刊行予定で、現在原稿を書きためています。出版された折には、またご報告させていただきます。

それでは、良いお年をお迎え下さい。

投稿者 ooto : 17:39

NO.34_AB-HOUSEを更新

2008年12月26日

NO.34_AB-HOUSEを更新しました。

千葉の鉄骨工場へ、製品検査に行ってきました。
16号線からちょっと入ったところにある、工業団地内にありました。


20081226_01.jpg

計画している建物はとても小さいので、鉄骨部品の一つ一つを確認してきました。
工場内にいろいろおもしろものを発見しました。

20081226_02.jpg


次はいよいよ建て方です。

投稿者 ooto : 20:08

NO.34_AB-HOUSEを更新しました。

2008年12月15日

NO.34_AB-HOUSEを更新しました。

地盤調査の結果、敷地の一部に地盤が耐力が少し足りないことが判明したので、急遽地盤改良を行うことになりました。
今回は、建物本体が比較的軽量な構造と低い階数なので、ユースタビラーというセメント系の地盤改良用固化材で、表層の改良を行うことになりました。


周囲には仮設の山止めを行い、小さなユンボで、固化材を撹拌して、土と混ぜ合わせます。
この工法は、今回のように、地帯力が少し不足する場合のプラスαの工法として、使われます。

地盤の改良工事が終わると、基礎工事に移ります。

いくら小さな建物でも、大きな建物と変わらない工程が必要であり、基礎工事は構造上、大切な部位なので、間違いが無いように様々な角度からチェックを行います。

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今回構造設計をお願いしたのは、構造デザインの山領さんです。
これまで、いくつもの構造をお願いしているベテランの構造設計者です。
地盤改良の様子、墨だしによる通り芯のチェック、配筋検査など構造上重要なポイントでは、全て立ち会っていただいています。

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また、今回は、施主のABさん親子と、施工者シマダ建設の島田親子にも登場していただきました。
両家族とも、職業は違いますが、親子で仲良く家業を営んでいらっしゃいます。

今回の家づくりにも、このような下町らしい人間模様が反映しています。

実は、私自身も父方の曾祖父が、この近辺で、指物師の親方であったと聞いていますので、何かの縁を感じています。

下町の家づくりは、近隣のコミュニケーションも比較的上手く行くことが多いので、山手と比べ、工事を進め易いな感じています。

投稿者 ooto : 16:03

NO.34_AB-HOUSEを更新

2008年11月25日

NO.34_AB-HOUSEを更新しました。

まずは、解体工事が行われました。
解体する住宅からは住人の歴史が感じられ、ご苦労様と言ってあげたい気持ちになります。
隣家が迫っているので、隣家に影響が少ないように解体工事は丁寧に行われました。
解体途中、内部から空や隣の建物が見えるので、ビルの谷間であることを再認識しました。

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解体後の敷地に立ってみると、思いの外、空間が大きく感じました。
おそらく隣地のビルが高いので、囲い込まれる空間が大きいからだでしょう。

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今まであった建物がないので、通行人の多くが振り返っていきます。
現場には、完成予定の模型写真を飾ってあり、通行人の中でのぞき込んでいる人がいます。

周囲を見上げると、今まで見えなかった隣の壁が、歴史を感じさせてくれます。

解体後には、早速地質調査を行いました。

投稿者 ooto : 19:58

NO.34_AB-HOUSEを更新

2008年11月10日

NO.34_AB-HOUSEを更新しました。
検討を行い、ようやく実施設計が完了しました。

この計画では、設計と並行して、工務店に概算予算書を依頼していましたので、設計と予算を平行して、進めることが出来ました。
この時期は、建設コストの値上がりが激しいので、予算を念頭に入れつつ、計画を進めるように心がけました。


予算と計画図をもとに、ABさんと一緒に検討を行い、そこで出た問題点は、以下の通りでした。

・トータルの建設コストを押さえたい。

・立地条件として西日が強く、花屋なので日除けが欲しい。

・通行人から見て、魅力的な花屋にしたい。

が、主なポントになりました。

20081110_01.jpg

今回の計画は敷地は9坪で、建築面積は7坪程度であり、住居部分は、スケール的にみると、建物そのものが、家具のスケールで出来ているようです。
コストとバランスをとりながら、実施設計を進め、最終的には模型写真のようなコンパトな設計にまとまりました。

投稿者 ooto : 09:57

NO.34_AB-HOUSEを更新

2008年10月21日

NO.34_AB-HOUSEを更新しました。

今回は、2008/春に初めてつくった提案書の内容です。

今回は、9坪の敷地に、1階は花屋、2、3階に住まいという構成です。
相当な狭小地ですね。
また、周囲の建物が迫っており、工事方法が限定される条件です。

まず手始めは、敷地図が無いので、測量事務所による詳しい測量を行い、広さや周囲の建物との関係を把握しました。
詳しい敷地図をもとにして、たたき台としての図面を作成しました。

20081021_01.jpg


1階の花屋は、地元の商店街の雰囲気に溶け込みつつ、一味違った味を出すようなイメージをつくりたいと考えました。
以前近所に出来た、とてもおしゃれな花屋が、周囲から浮いてしまい閉店になってしまったそうです。
若者だけでなく、年配者も多いまちなので、幅広い層から慕われる花屋にしたいと考えました。
住まいの窓から、ちょっとした花があふれているような建物が良いですね。

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また2,3階の住居は、コンパクトに暮らせるよう、様々な工夫を提案しています。
スケールから考えると、住宅というより、家具が少し大きくなったようなイメージだと思います。

建築の法的な条件を整理し、図面と模型、及び工期、概算予算で構成した提案書を作成しました。

投稿者 ooto : 11:51

NO.34_AB-HOUSE更新

2008年10月 8日

NO.34_AB-HOUSEを更新しました。
今回は、敷地調査です。

ABさんのお店は、JRの駅に近接して建っていました。
敷地面積は、31.3m2(9.5坪)です。
建物は昭和20年代に建築された木造2階建てで、1階が小さな花屋、2階は倉庫として使われています。
現在の住宅は、心なしか傾いていつように見えます。

現在ご家族のすまいは、近所にあるのですが、建て替えにあたり、こちらに住み替えます。
敷地の広さが、9.5坪というのは、これまで設計した建物の中でも一番小さいものになりそうです。

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敷地の3方は、建物に囲まれています。
西隣は8階建てのビル、東側は近接して木造2階建ての喫茶店、北側は鉄骨3階建ての住宅です。
特に東側の喫茶店との空きは、10センチ足らずです。
ここは防火地域なので、建て替えにあたりたり耐火建築物にする必要があるので、鉄骨造となりそうです。

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前面道路は、常に歩行者があり、活気があります。
1階は、小さくても、存在感のある花屋をつくりたいと感じました。

投稿者 ooto : 18:32

TD-house竣工(間近)

2008年9月12日

先日オープンハウスを行ったTD-houseは、竣工間近です。施主検査の時にでた是正工事や、お施主さんがカーテンの取り付けをしたりと、引っ越しの前準備といった状態です。
この時期になると、職人さんもほとんどいないので、静かで落ち着います。その中で仕事をしていると、毎度のことですが、竣工間近で嬉しい反面、手を離れてしまう悲しい気持ちにもなります。

現場が活気良く動いているときは、こちらも気を張って現場にいって、事務所に戻って遅くまで図面を書いたり、急な現場からの連絡で肝を冷やしたり、と、穏やかな気持ちでは現場を過ごせないものです。
TD-houseは、建築基準法の大改正もあって、お施主さんと顔を合わせてから、もう二年もたちました。いろいろなことがありましたが、お施主さんのご理解と、職人さんや、工務店さんの協力で良い物ができあがったと思います。


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と、穏やかな気持ちで事務所に帰っても、別のプロジェクトがもちろん活気良く動いてるので、すぐに気の張り直しです。
(森川)

投稿者 ooto : 11:48

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