【2,3世帯住宅】に関する記事一覧
TD-HOUSEのオープンハウスが行われました。
9月6日(土)に開催したNO.27_TD-HOUSEのオープンハウスには、多数の方にお越しいただきましてありがとうございました。
自分が設計した住宅の中で、それを前にして具体的にお話しできる機会はあまりないので、いろいろな方とお話し出て良かったと感じています。
最近は都心部の、厳しい条件の中で設計する機会も多く、このTD-HOUSEのように、狭く厳しい条件の住宅の中で、具体的に成果物を見ていただくことで、いわゆるハウスメーカーの展示場とは全く異なった、リアリティーを持っていただくことが出来たと感じております。
戸建て住宅を、2世帯住宅に建て替えるためには、以前の住宅より密度を上げる必要があるわけですが、部屋の広さや個数などのハード面だけでは解決出来ないことが多く、各世帯が住まい方の工夫や、距離感などメンタルな面の調整や計画が必要になるので、当然私たちとしても、設計の難易度は高いと思います。
しかし、いろいろなハードルを越えて、住宅が完成してみると、そこにかかわった施主、設計者、工務店・職人達からは高い達成感が得られることを実感しています。
そういった意味で、今後もこういった機会を多く持てれば、良いなと感じております。
今回のTD-HOUSEは入居前の状態ですが、出来ればよりリアリティーを上げるため、入居後の住宅を見ていただくけるような機会をつくろうと現在、計画中です。
今はSUMAI-OPENというホームページを立ち上げ、現在数人の仲間とその方法を徐々に検討中です。
今後このの活動を徐々に進めていきますので、よろしくお願いいたします。
投稿者 ooto : 10:30
NO.27_TD-HOUSEを更新
NO.27_TD-HOUSEを更新しました。
養生ネットが取れて、建物の全景が見えるようになりました。
内部の養生も取れて、内部の全景も見えるようになりました。
建築は、常に完成形をイメージしながら、各材料を決めていきます。
クライアントのtdさんがこの最終状態を見て、はじめて安心したとおっしゃっているのが、普通の施主の象徴しています。
つまり、建築途中で、施主は、材料や色のの決断を迫られるのが、常に中途半端な状態なので、不安だったのだと思います。
しかし、最終的に気に入っていただいたので、私自身も安心しました。
今週末(9/6)に、オープンハウスを行います。
■計画概要
・RC壁式構造3階建て
・構造設計(構造設計工房デルタ・久田氏)
・2世帯住宅
・外断熱構法
・間口が狭い敷地
・軟弱地盤(杭工事)
・光触媒塗料(ハイブレス)
・敷地面積=72.6M2(22坪)
・延床面積=121.83M2(37坪)
日時:2008年9月6日(土)10:00〜16:00
場所:東京都大田区(東急多摩川線:武蔵新田駅徒歩5分
東急池上線千鳥町駅徒歩7分)
※詳しい場所は、当事務所までご連絡いただければ、お知らせいたします。
ooto@taikeisha.net 又は
morikawa@taikeisha.net
TEL:03-376-2918
お時間が許せば、ぜひお越し下さい。
投稿者 ooto : 19:30
NO.27_TD-HOUSEを更新
NO.27_TD-HOUSEを更新しました。
仕上げ工事も、最終段階に近づいてきました。
壁のクロス仕上げ、家具工事、設備工事などが進んでいます。
以前は、壁の仕上げは塗装仕上げが多かったのですが、最近は環境系クロスを使うことが増えてきており、ここでも壁・天井の仕上げ材として使っています。
その理由の一番目は、なんと言ってもコストダウンです。
昨今の工事費高騰に対する対策でもあります。
一般的に塗装工事は、湿式工法といい調合、下塗り、上塗りなど人手が非常にかかるので、時間とコストがかかります。
一方クロスは、乾式工法と言いまして、下地処理の上張るという、比較的手間が掛からない工法です。
以前のクロスと言えば、ほとんどがビニールクロスという、塩ビ系のもので、仕上げ材として使うには、いろいろと問題がありました。
近年増えてきた環境系クロスは、以前のビニールクロスに比べ、仕上がり感、生理的な体感(吸湿性、肌触りなど)が改善されてきていますので、使う機会が多くなってきました。
壁の仕上げが施されると、室内が明るく感じられるようになります。
RC打ち放し仕上げ面とのコントラストも綺麗にいきました。
このプロジェクトでは、外断熱として計画されています。
内部は、RC躯体を蓄熱体として利用するので、部分的にRC打ち放し壁面を、デザインとしてそのまま仕上げ仕上げ面としています。
■オープンハウスのお知らせ
この住宅のオープンハウスを、9月6日(土)に行います。
詳しくは、こちらをご覧下さい。
投稿者 ooto : 12:42
オンライン設計室の新しいプロジェクト
オンライン設計室の新しいプロジェクトが始まります。
NO.34_AB-HOUSEは、下町に建つ9坪の店舗併用住宅の建て替えです。
敷地面積が9坪という広さは、私たちとしても一番狭い敷地です。
この住宅は下町の駅前に位置し、小さな花屋さんを営んでおられます。
ここにはご高齢の両親を含む3人家族が住むので、老後の住宅=楽の住処でもあります。
この界隈でも、徐々に木造住宅の建て替えが進んでいますが、耐火建築とする必要があるので、耐火建築として鉄骨造かRC構造が求められますので、決して易しい設計ではありません。
また昨今の建設物価高騰のあおりを受けて、ローコスト化の必要も出てきます。
建て主としても、設計者としても、工務店としてもいろんな意味で大変ですが、悲観的にならず、下町らしく、明るく、楽しく進めようと思います。
また1階は、花屋さんということで、見ても楽しい建築なるよう設計を進めていくつもりです。
ところで、最近この近辺で3棟の住宅を完成させています。
各々の住まい手同士につながりはないので、不思議な縁を感じています。
ただあそこに設計した住宅がありますと、ABさんに話すと、知っているよという風に、下町らしい情報伝達の早さを感じています。
ということで、オンライン設計室NO.34_AB-HOUSEをよろしくお願いいたします。
投稿者 ooto : 14:24
左官の仕事
NO.27_TD-HOUSEを更新しました。
1階の親世帯の和室の仕上げは、珪藻土塗りが行われています。
決して広くない部屋ですが、南向きで、明るく、気持ちの良い部屋に仕上がりそうです。
当初、ローコスト化の一環で、室内の多くは打ち放しのままでしたが、子世帯からのプレゼントで、珪藻土仕上げが急遽採用されました。
左官屋の石橋さん
左官屋さんの、見事な鏝さばきを見ていると、本当に面白いものです。
いつも思うのですが、左官屋さんに仕事を頼むのは、画家に絵を依頼するのと同じではないかと。
つまり、鏝さばき一つで、どんな感じにも仕上げることが可能です。
この部屋は、光の入り方が、繊細なので、いろいろな光の入り方を左官屋さんと想定しながら、仕上がり具合を塗りながら確認しました。
建築においては、左官工事だけではなく、全ての仕上がりに関して、前もって作業をしていただく前に、イメージを共有する必要が絶対に必要です。
それでも、現実には、良い意味でも、悪い意味でも、設計者が想定していたイメージとずれたりすることもあるのですが、それは人と人の共同作業である、建築の醍醐味でもあるといつも思っています。
近年の建築現場は、工場で前もって作られた、分かっている部品を、選んで組み立てる、いわゆる乾式工法が増えています。
しかし現場作業の多い、人間の手加減などがそのまま伝わる、湿式工法のおもしろさも、大切であると感じています。
そういった意味では、オンライン設計室NO.8_MS-HOUSEは、漆喰壁を前面に塗った住宅でした。
今回珪藻土を塗っていただいた左官屋の石橋さんは、この住宅の漆喰も塗ってもらいました。
投稿者 ooto : 09:31
オープンハウスのお知らせ
RC壁式構造の住宅のオープンハウスのお知らせです。
オンライン設計室NO.27_TD-HOUSEを公開します。
□計画概要
・RC壁式構造3階建て
・2世帯住宅
・外断熱構法
・間口が狭い敷地
・軟弱地盤(杭工事)
・光触媒塗料(ハイブレス)
・敷地面積=72.6M2(22坪)
・延床面積=121.83M2(37坪)
よろしければ、ぜひ見学にお越し下さるようお願いいたします。
日時:2008年9月6日(土)10:00〜16:00
場所:東京都大田区(東急多摩川線:武蔵新田駅徒歩5分 東急池上線千鳥町駅徒歩7分)
※詳しい場所は、当事務所までご連絡いただければ、お知らせいたします。
ooto@taikeisha.net 又は
morikawa@taikeisha.net
TEL:03-376-2918
投稿者 ooto : 10:57
NO.27_TD-HOUSEを更新
NO.27_TD-HOUSEを更新しました。
外部足場が外れ、外観を見ることが出来るようになりました。
これまでは青い養生シートが掛かっているので、全体像を見ることが出来きず、イメージをふくらませて、判断しなければならなかったので、結構ストレスを感じていました。
実際に見る外観は、RC構造の良さである、力強さ、重量感がある一方、シャープな感じが出ていると思います。
白い塗料は、光触媒作用のあるもので、汚れにくくなっています。
内部の仕上げ工事は、大工工事が終わり、塗装工事、左官工事などが進んでいます。
塗装に関しては、職人にいろいろ相談しながら進めています。
塗装は、本当に難しいといつも感じています。
塗装職人の岡本さんは、こちらの話しを良く聞いてくれるのですが、一方頑固で、妥協を許さない仕事をしていただき、その結果塗装は、本当に綺麗に仕上がっています。
また引き渡し前(9月中旬)に、オープンハウスを行う予定ですので、ご希望のある方は、ぜひご連絡下さるようお願いいたします。
投稿者 ooto : 15:29
オープンハウスのお知らせ
オープンハウスのお知らせ
NO.27_TD-HOUSEの、オープンハウスの予告です。
8月下旬の週末を予定していますが、今のところまだ日時は確定していません。
建築場所は、東京都大田区です。
間口が狭く、決して広くない敷地(22坪)に建つ、3階建ての2世帯住宅です。
熱環境としては、RCの蓄熱体を活用した、外断熱工法です。
工事費、特に鉄骨材の高騰を受けて、鉄骨ラーメン構造から途中で、RC壁構造に設計を変更しているプロセスを辿って、ようやく竣工に至ります。
いろんな意味で、結果的に良い選択だった感じております。
以前は、木造→鉄骨造→RC構造という価格的なヒエラルキーがありましたが、現在ではこの体系が崩れ、鉄骨造の価格が押し上げられ、RC構造にほぼ近づいています。
同じ価格なら、耐火性や使い勝手などで有利なRC壁構造を選択することは、意味があると思います。
ただし、地盤や都市計画上などの立地条件により、一概にはいえない分もあるので、設計者と建て主の話し合いによる判断が重要だと思います。
また、昨年の建築基準法改正直後の混乱に巻き込まれ、確認申請に数ヶ月も費やしてしまいました。
そんなわけで、設計から完成まで、2年弱も費やしてしまいました。
こんな苦労続きの家づくりでしたが、施主のTDさん、及びご両親のご理解もあり、ようやく完成にたどり着いた思い出深い住宅です。
外断熱、サッシの納まり、狭小地の工夫、光触媒塗料の使用など、建築的な面白味もありますので、お時間があれば、ぜひお越し下さい。
建築概要
壁式RC構造3階建て
2世帯住宅
敷地面積=72.6M2(22坪)
延床面積=121.83M2(37坪)
見学をご希望の方は、ご連絡下さい。
詳しい情報をお知らせいたします。
投稿者 ooto : 15:16
金魚屋(NO.27_TD-HOUSE更新)
NO.27_TD-HOUSEを更新しました。
現場打ち合わせのあと、TD-HOUSEの現場の近くを散策していたら、金魚専門店を見つけました。
古い木造住宅の可愛い佇まいが目を引きます。
あいにく、夏の強い日が差していたので、残念ながら、日除けのよしずで、中の様子はカメラに納めることは出来ませんでした。
店の中は、いろいろな金魚がいて、見るだけで楽しそうでした。
このあたりは、寂れかかっているのですが、いくつか古い商店が残っており、散策するのは楽しい場所です。
金魚屋をすぎると、木々に覆われた神社があり、静寂さの中で、何か神事が行われていました。
腹がへったので、近所の天ぷら屋さんで、サクサクの揚げたて天ぷら定食がなんと900円でいただけました。
投稿者 ooto : 23:51
NO.27_TD-HOUSEを更新
NO.27_TD-HOUSEを更新しました。
現場では、仕上げ工事が、進んでいます。
大工の他に、設備屋、電気屋、板金屋、サッシ屋などが入っています。
がらんとした打ち放しコンクリートの上に、徐々にサッシや断熱材や設備が取りついていきます。
スムーズに進んでいるようで、現場を訪れる毎に、工事が進捗しているのが目に見えます。
今回は、準耐火建築物なので、サッシは8割は木造用、残りがビル用サッシを使っています。RC構造の良さと、木造の良さ、経済性をブレンドした設計が、今回の特徴です。
外側は、外断熱材の上からサイディングで仕上げます。
ただし、隣地建物が接近しているので、工事は相当大変なので、職人には感謝です。
投稿者 ooto : 18:23
NO.27_TD-HOUSEを更新
NO.27_TD-HOUSEを更新しました。
仕上げ工事が始まりました。
躯体工事とは、職人が全く異なります。
大工工事はもとより、電気工事、給排水工事、サッシ工事が急ピッチで進んでいます。
今回は、外断熱構法を採用しています。
外部では、断熱材の下地づくりが大工の手で行われています。
大工の名は石久保さんで、随分以前ですが、NO.5_ON-HOUSEでお世話になりました。
頑強そうな体つきですが、手を拝見したところ、ふっくらしていて女性的です。
大工は、繊細に仕事が多いからでしょうか、他の現場の大工の手も優しい女性的な手をしてました。
現場は、隣接建物が接近しているので、作業が大変だ思いますが、愚痴をこぼさず、作業していただいているのには、頭が下がります。
投稿者 ooto : 12:55
敷地測量
下町の9坪の敷地に、3階建ての店舗付き住宅を設計中です。
現状、ほぼ敷地に目一杯建物が建っているので、測量テープを当てることが出来ません。
そこで今回は、測量事務所にお願いして、最新式レーザー測量機器で敷地の測量行いました。
この機器を使えば、テープを使わなくても、敷地の全周を測ることが出来ます。
9坪なので、敷地を1センチでも無駄に出来ませんので。
ところで、今回の計画では、1階が花屋さんです。
敷地を上手く使った、楽しい花屋さんに仕上げるつもりです。
現在基本設計中です。
後日、HPに掲載していく予定ですので、お楽しみに。
投稿者 ooto : 17:56
TDさんを現場に案内する。
NO.27_TD-HOUSEを更新しました。
躯体工事が終わり、内部のサポートもほぼ片づいたので、TDさんを現場に案内しました。これまで、内部は、とても危険な状態でしたので、TDさんには内部に入らないようにお願いしていました。
毎日買い物で前を通るのに、中に入れないとは、とても歯がゆい思いだったと思われます。
さて今日は、工務店の配慮もあり、綺麗に片づいていました。
朝から好天に恵まれ、現場案内には、最適の日でした。
坪庭や、トップライトの光の状態も確認でき、現地にて、つまり現物にて最終的な仕上げの確認を行いました。
良い意味で、模型の段階では、想像できない、ディテールを、発見するのは、家づくりのおもしろさだと常々感じています。
今回は、外断熱の仕上げとなります。
つまりRCの躯体を、蓄熱体として活用するのですが、内部の一部壁は、打ち放し仕上げとしています。その打ち放し仕上げの壁を案内して、最終確認を行いました。
外壁の仕上げも確認し、こちらの提案でよろしいということになりました。
投稿者 ooto : 08:51
ツルツル、ピカピカのコンクリート
NO.27_TD-HOUSE更新しました。
コンクリート躯体工事が、完了しました。
下階の足場が外れ、完成に近い空間が現れてきました。
意外かもしれませんが、コンクリート打設直後の表面は、ツルツル、ピカピカで鏡面になっています。
職人がコンクリート天井面に映り込んでいるのが、はっきり見えます。
これは、コンクリート表面に、型枠剥離剤が残っているのと、水分が残っているからです。
水分といいましても、触った感触は、表面に透明な樹脂が塗ってある感じで、決してジメジメと湿っているわけではありません。
コンクリートは、セメントと水と反応して硬化しますが、反応出来なかった水分が残ります。
ただ徐々に、水分が飛んで、1、2ヶ月もすると通常のざらざらなコンクリート面になっていきます。
仕上げ工事はいると、職人が一変します。
久々にお会いした仕上げ大工と納まりについての意見交換を行いました。
これからいよいよ本格的に仕上げ工事に入ります。
投稿者 ooto : 12:51
NO.27_TD-HOUSEを更新
NO.27_TD-HOUSEを更新しました。
躯体工事は3階の部分が進んでおり、終盤に入りました。。
狭い敷地の工事なので、職人はスペースを確保しながら、作業を進めています。
大工はチームワーク良く、作業しています。
親方の写真を撮らせていただきましたが、職人気質を感じさせる風貌です。
外観としては、全体のスケールがほぼ把握できます。
この段階になると、小さなライトコートに入る日や、室内の光の濃淡などが把握できるので、より詳細に完成型をイメージできます。
想定できていなかった部分は、微調整出来るので、気を抜いてはいられません。
現場は整理整頓されているのですが、それでも危険が一杯です。
先日、ちょっとしたはずみに釘を踏んでしまいました。
錆釘は危険なのだそうですが、現場で応急処置をしていただいたおかげで大事に至りませんでした。
RC構造の建物は、所定の強度が確保出来ないと、サポート柱が撤去できません。
コンクリート打設後、ほぼ1ヶ月経過しないと綺麗に片づかないてきます。
その時期には、施主をゆっくり案内しようと思っています。
投稿者 ooto : 09:41
NO.27_TD-HOUSEを更新
オンライン設計室NO.27_TD-HOUSEを更新しました。
1階のコンクリート工事が終わり、2階の型枠・鉄筋工事が始まりました。
1週間毎に作業が進んでいく様子が、はっきりとわかるので、現場監理が楽しみです。
この住宅では、近隣が迫っているので、工事が大変です。
資材置き場を確保するのが大変だと、職人がぼやいていました。(笑)
ところで、現在の様子を、模型と比較すると、完成後の大きさやイメージがつかめます。
こうやって現実味が増してくるのは、ワクワクした気持ちになりますね。
正面の写真
上と比較してください。
建築基準法の改正で、事務作業に追われて、大幅に工期が遅れてしまいましたが、現場の作業が進むのを見ていると、そんなことも忘れて元気が出てきます
躯体工事としては、現在がクライマックスと言えるでしょう。
作業が一段落したら、施主を現場に案内することになっています。
投稿者 ooto : 11:17
NO.31_NM-HOUSEを建築・住宅作品集に追加
オンライン設計室NO.31_NM-HOUSEを建築・住宅作品集に加えました。
今回のプロジェクトは、単なるリフォーム工事を超えて本格的な耐震診断及び耐震補強工事を行いました。
その模様は、オンライン設計室に詳しくレポートしていますので
オンライン設計室NO.31_NM-HOUSEをご参照下さい。
一方、今回の建築住宅作品集は、デザインという視点からNO.31_NM-HOUSEをみたものです。
築30年近く経過した古い木造住宅でも、内部の木材は結構丈夫な状態で残っているものです。
この住宅でも、材そのものは全く問題がなく、むしろ時間が経過した木材独特の風合いが、とても魅力的に感じられました。
そこで、この古い木材を天井裏に隠すのではなく、むしろしっかり見せることで、新旧の新しい緊張関係が生じりようなデザインを考えました。
その結果、この空間に生気が出てきたように感じられました。
実は、この梁を露出するデザインは、実は設計段階では考えていなかったもので、途中天井を剥がして耐震補強をする段階で思いついたものでした。
リフォームの場合は、新築に比べてよりいっそう現場というものが大切であることを実感しました。
この住宅が、高齢の父親と子世帯のいわゆる2世帯住宅です。
2階の子世帯にも中心になる空間が欲しかったので、天井を上げて大きな容積の空間をつくったことは有効でした。
本格的な耐震補強を施したリフォームという意味でも、この住宅は思い出深いプロジェクトとなりました。
投稿者 ooto : 18:21
NO.27_TD-HOUSEを更新
NO.27_TD-HOUSEを更新しました。
現場は、1階の躯体工事に進んでいます。
1階部分の型枠、鉄筋工事が完了して、コンクリート打設まで掲載しました。
天気が安定していて、現場が順調に進んでいます。
敷地の建物周囲が迫っており、スペースが確保することが難しい状況です。
しかし職人達は工夫をして、作業が円滑に進んでいます。
コンクリート打設の日は快晴で、気持ちの良い一日で、作業がはかどっていました。
確認申請では、大分手間取りましたが、大分形が見えてきましたので、気分も晴れやかになります。
投稿者 ooto : 15:59
NO.31_NM-HOUSE
NO.31_NM-HOUSEが、ほぼ完成しました。
今回は昭和48年竣工の戸建て住宅を、耐震性を確保して、同時に2世帯住宅へとリフォームするプロジェクトでした。
着工前の住宅は、はじめて調査したときは、床が傾斜しているのが体感できるほど、耐震性がない建物でした。
耐震診断を行ったところ、耐震指数が1.0以上求められるところが0.4台程度しかないことが判明しました。
そこで
以上、トータルでのバランスを考慮しながら、耐震補強を行いました。
なおかつキッチンやトイレまわりも直し、全く新しい住宅に生まれ変わりました。
コストとしては、新築住宅の50%程度でしょうか。
古い建物をスクラップ&ビルド方式で、建て替えるだけではなく、耐震補強+リフォームという方法が、今後、一つの選択肢として考えるべきだと思われます。
土地価格や工事費の値上がりに悩まされることも多いのですが、新築だけではなくリフォームして住むということが本格的になる予感があります。
今回の工事では、建匠の辻さん、江川さんに大変お世話になりました。感謝です。
ただし残念ながら、引っ越しが迫っているので、今回オープンハウスは開催出来ませんでした。
設計を工夫して、クライアントにとって愛着がある古い住宅が住宅が、全く新しく生まれ変わり、クライアントに喜んでいただくことは、設計者としてとても嬉しいことです。
投稿者 ooto : 00:48
NO.31_NM-HOUSEを更新
オンライン設計室NO.31_NM-HOUSEは、仕上げ工事が進んでいます。
リフォームは、改修前と比べて、空間が変化している点を比較するとおもしろいですね。
今回は、2階の空間を、改修前の写真と比べてみました。
クライアントにとっても、長年住んでいらっしゃるので、住まいが変化していく様を見るのが、おもしろいようです。
しかし、逆の意味で、リフォームはクライアントの住宅に対する思いや、建物の歴史を引きずっているので、中々きっぱりといかないことが多いことも実感します。
特に長年住んでいらっしゃるお年寄りは、これまでの思い出などが詰まっているので、どこかでリフォームしたくない気持ちがあるようですので、とてもセンシティブになることです。
仮住まいの関係もあり、スピードが要求されていましたが、現場の努力で、何とか期間内に完成の見込みがつきました。
ただし、残念ながらすぐに入居の予定なので、オープンハウスを行うことは出来ません。
もしこのブログをご覧の方で見学希望の方がいらっしゃれば、ご連絡下さい。
調整がつけば、ご案内することも可能です。
お気軽にご一報下さい。
ooto@taikeisha.net
投稿者 ooto : 16:18
NO.31_NM-HOUSEを更新
NO.31_NM-HOUSEを更新しました。
基礎や耐震壁の補強工事がほぼ終わり、住まいのデザインに関する部分の工事に入りました。
2階の天井は、古い小屋組をそのまま露出したデザインとしています。
天井が高くなり、開放感が出ています。
濃いめの床コルクと、梁の色合いが調和しているので、落ち着いた空間になりました。
冬の低い日が奥まで差し込み、暖かい環境が出来ています。
NMさんは、多忙にもかかわらず、現場へ通っていています。
リフォームで短い工期ですが、出来る限りの最善策を実現できるよう努力しています。
工期はもう少しで、最後の追い込みに入っています。
投稿者 ooto : 20:16
TD邸杭工事
建築基準法改正の影響で確認申請が長引いていたNO.27_TD-HOUSEが、いよいよ着工しました。TD邸は、地盤があまり良くないため、杭が必要になってきます。その杭工事が行われました。
実は、今回の法改正で最もとまどったのが杭でした。これまでは、杭の設計を行っておいて、確認申請の後でも、各メーカーの同等の物であれば認められたのですが、法改正後はそれを決定しなければならなくなったのです。そのため、数社から見積もりをとり、確認し、調整し・・・・・・・・、でなんだかんだと時間がかかってしまいました。
手間取ってしまった杭工事も順調に進んで一安心といったところです。
現場作業が本格的に始まりだすと、緊張感がでてきます。気を引き締め直していきます。(森川)
投稿者 ooto : 17:24
NO.31_NM-HOUSEを更新
NO.31_NM-HOUSEを更新しました。
今回は、耐震補強工事の実際です。
屋根の葺き替え、基礎の補強工事、筋交いの補強工事、水平面の補強工事など、耐震に関わる上部構造の評点を上げるための様々な補強工事が行われています。
耐震補強設計・及び補強工事は、一般的には事前には、非破壊の状態でしか調査できないので、事前に調査が不可の部分が多くあります。
したがって、工事を始めてから、計画を修正する部分が出ますが、適宜判断しながら作業を進めていきます。
今回は、幸い多くの部分で事前に予測した状態と現場がほぼ一致しました。
ただし各部の詳細では、予想外の状態であることも多いので、迅速で適切な判断が求められますので、気を抜くことが出来ません。
また今回のプロジェクトでは、耐震補強工事だけでなく、2世帯住宅としての住み心地の良い住宅をつくる必要があります。
ここでは、両者をバランス良く、実現することが求められています。
投稿者 ooto : 08:57
NO.27_TD-HOUSEが着工
確認申請の長期化で長らく休止状態にあったNO.27_TD-HOUSEがようやく再開されます。
昨年9月(2007/09)の末に提出した、確認申請が、昨日(2008/02/06)ピアチェック機関を経由して、ようやくおりました。
以前ならこの住宅レベルでは1ヶ月程度で下りていたものですが、今回は申請から認可まで4.5ヶ月かかりました。
実際には、申請受付に至るまでの段取りが以前と全く異なる流れになるので、実質的には6ヶ月掛かりました。
TD-HOUSEの家づくりのスケジュールが、偶然昨年6月に施行された建築基準法が適用された時期と、符合してしまいましたので、GDPを下げてしまったといわれる社会現象に巻き込まれたかたちです。
クライアントのtdさんご家族(2世帯)も、想定外のことでいろいろ大変であったと思われますが、ご理解をいただきなんとか着工に至ることが出来ました。
新聞やテレビでも取り上げられていましたが、不透明な建築基準法の改正は、建築の流れを大混乱に落としいれています。
今回の件を通して、現場にたつ設計者として実感したことはいろいろありますが、詳しくはオンライン設計室NO_27-TD-HOUSEをご参照下さい。
確認申請が下りる時期を見据えて、工事契約と地鎮祭を行いました。
結果的に、地鎮祭は確認申請が下りた日と重なりました。
雪の降りしきる中地鎮祭が行われ、いよいよ着工の準備が調いました。
なお、今回の工事は、NO.5_ON-HOUSEなどの施工を担当していただいた建匠にお願いすることになりました。
投稿者 ooto : 10:50
TD-HOUSEを更新
NO.27_TD-HOUSEを更新しました。
下町に建つ、RC壁式構造・2世帯住宅です。
ようやく、実施設計がほぼ終わり、現在見積もり調整中です。
限られたスペースで、2世帯がゆとりをもって住むためには、ハードの設計だけでは解決できないので、クライアントご家族のソフト面での協力、つまり住み方ルール、家族間の決め事づくりなどが、計画上大切だと痛感しています。
その甲斐あって、とても良い計画になってきたと思います。
あとは、いかに無駄を省き、スリムなものに仕上げていきたと、日夜クライアントとともに頭をひねり、コスト調整中です。
また、地質調査の結果が上がってきたところ、地下数メートルから十メートル付近まで液状化地盤と判定されました。
かなり内陸よりなのですが、少し意外な結果でした。
先日の中越地震でも、液状化で大きな被害が出ていました。
そのため、杭工事の費用が掛かってしまいますが、杭を施すことで耐震性を向上させ安心できます。
その他仕様としては、RC躯体の蓄熱性を活用した外断熱、エコウィル床暖房となっています。
ところで、この住宅は、6月20日の建築基準法改正を受けて、これまでの設計プロセスとは、異なった進め方を余儀なくされています。
これまでは、設計完了後でも、同等品であれば変更が可能であったことが、改正後は申請のやり直しという膨大な作業を強いられることになります。
どういうことかと言いますと、例えば杭工事を例にすると、杭の工法、例えば鋼管杭とか、PHC杭という種類が決まっていれば、以前は建築確認申請が終わり、着工前であれば、同等メーカーで見積もり競争させて最安値のメーカーの杭工法が選択できたことが、今後は不可となります。
(正しくは、不可ではなく再申請ですが、膨大なコストと申請期間が必要になります。)
つまり、建築確認以前、つまり設計時に、全ての工法を決めなければいけません。以前は、種々の作業を同時進行で進めていき、最終段階で決定すれば良かったものが、改正後は全て事前に決めて、変更できないようになってしまいました。
これまで、住宅レベルでは設計に6ヶ月、調整込みで工事に6ヶ月程度、合計1年が家づくりの期間でしたが、改正後はおそらく、これに3,4ヶ月加算する必要がありそうです。
このことは、コストアップを含む、建築生産活動全般にかなりの影響を与えるであろうことは、推測されます。この改正が、本当にクライアントにとって利益があるのかと言う点が、とても疑問です。
私自身は、今回の改正の意図するところ、つまり構造設計の信頼性回復という点は賛成なのですが、改正内容そのものは、建築生産活動をストップさせるほどの、強権的で、設計者にとっても、そして結果クライアントにとっても過酷な内容のような気がします。これで安全性を担保できるというものだという考え方に賛成しかねるという立場です。
行政側としても、運用基準が曖昧なまま、法の施行に入ってしまったので、どこもかしこも混乱状態というのが実情のようです。
この計画でも建築確認上2重審査、通称ピアチェクというプロセスを踏む必要がある物件ですので、今後の進行状況をみながらレポートしていくつもりです。
最後に、トップページの写真を更新しました。
これは、SY-HOUSEを撮影したものです。
狭い敷地で、見上げるようにしか立面が見えないのですが、とっても空がきれいですね。雑誌の取材で、カメラマンの垂見さんによる撮影ですが、整理したら作品集の更新を行いたいと思っています。
投稿者 ooto : 10:49
NO.27_TD-HOUSEを更新
NO.27_TD-HOUSEを更新しました。
プランニングを進めています。
この敷地に、どのような計画のパターンが可能かをいろいろ検討しています。
まずは、採光・通風、駐車、生活パターンという基本的な要素の検討です。
一度条件を整理して、必要な決定を行っています。
今回、一番計画を左右するのは、駐車場の考え方でした。
敷地の間口幅が、5.1メートルなので、横置き、つまり道路と平行に置くと、住宅としては、室内の横幅をきちんと確保できるので、有利になりますが、軽自動車しか置けないことになります。
縦入れタイプは、普通乗用車を駐車出来ますが、隣接する居室の幅に制限ができます。
これについては、ご家族で話し合いがもたれ、結局縦入れとすることにしました。
そのためには、2階のLDKを居心地よく、ご両親が暮らせるスペースとして充実させることで、いつもLDKで生活するという考え方です。
その他、中庭案なども考えましたが、周囲の建築状況を見据えて、採光・通風をとれば、必要ないという判断になりました。
今回は、相当シビアな計画であり、検討模型の数も随分多くなっています。
投稿者 ooto : 10:37
別冊・大系舎の第3弾・HM-HOUSE
別冊・大系舎の第3弾・HM-HOUSEを、新規に掲載しました。
この住宅は目黒区に建つ、敷地面積18坪の、2世帯住宅です。
商店街のはずれに位置し、周囲はお店やしもた屋などが残る、いわゆる町屋形式のすまいの建て替えでした。
5年前に完成し、当時新生児だったお子さんと、まだバリバリ元気なおばあちゃんが一緒に住む2世帯住宅です。法律的な制限、特に高度斜線が厳しく、容積を確保しようとすると必然的にスキップフロアー形式になります。
半地下から3階まで、6層、屋上まで入れると7層分の床があります。
なぜか、このスキップフローアーという階段形式は、一般の方からの問い合わせがとても多いです。
ただ、この形式は、ふさわしい条件があるような気がします。ここでは述べられませんが、メリット、デメリットを見極めて使うべきだと思います。
狭い住宅なので、空間は連続的にし、なるべく使い方を限定しないで、兼用するという考え方で出来ています。例えば、階段は、リビング的にも利用でき、またベランダはリビングの延長であるなど。
しかし、2世帯住宅なので、世帯間のある程度の距離感は必要です。
そのあたりのメンタルなものは、建築の仕掛けだけで解決できるものではないので、住まい手の工夫や考え方にも依存しています。
こんな狭い住宅で、設計にさぞかし苦労したと思われるかもしれませんが、実際には正反対で、これしか出来ないという、施主との暗黙の了解で、打ち合わせはスムースに行ったと記憶しています。
いわゆる作品的な住宅ではなく、施主と共同してつくった住まいという感覚があります。
ぜひ一読してみてください。
(参考)
HM-HOUSEの出来上がるまでのプロセス
オンライン設計室NO.14_HM-HOUSE
投稿者 ooto : 09:46
NO.27_TD-HOUSE更新
NO.27_TD-HOUSEを更新しました。
今回は、持ち物リスト作成です。
限られたスペースで、生活する場合には、持ちものを整理する必要があります。
計画上、持ち込む荷物と、整理する荷物をリストアップしてもらうことが重要です。今回TDさんは、こちらからお願いする前に、両世帯の持ち物リストをつくって送ってくれました。
このデーターをもとに、設計を進めることが出来ます。
住まいに収める”もの”は、住まい手により大きく2つのタイプに分類されます。それは、隠す”もの”と、見せる”もの”のです。
実際の生活では、両者のバランスが、住まい手によって個性があると思います。
日本のような狭い住宅では、”もの”を奥にしまわずに、おもてに出して見せることが出来れば、収納のスペースが小さくて有利ですし、ついでにインテリアも楽しめるので、一挙両得です。こタイプの方は、普段からものを見る厳しく、見て楽しいものを手元に置くようなタイプの方が多いようです。出来るようで、なかなか難しいと思います。
一方、収納が大きければ、ものはすっきり納まりますが、一度入ったら出てこないなんてことも多いと思います。このタイプは、ともかく”もの”を捨てきれない人に多いと思います。
現実には、両者の適当なバランスで成立していますが、前者であることが、狭い日本の住宅では有利であることは間違いありません。
参考:以下は、”もの”をオープンに飾り付けるのが上手なクライアントの計画。
NO.17_NA-HOUSE
NO.25_KN-HOUSE
投稿者 ooto : 09:06
NO.27_TD-HOUSEを更新
オンライン設計室NO.27_TD-HOUSEを更新しました。
今回は、TDさんからの計画希望条件をまとめて、整理してみました。
予算条件、敷地条件とも、タイトな計画です。しかし、出来る限りの最適解をもとめていくようにします。
さて、今回はとりあえず、スケッチを始める前に、ラフ模型をつくってみました。
ラフ建築ボリュームを、模型上の敷地においてみることで、いろいろな発見があります。
光の入り方、風の通り方、視線の通り方など、敷地の特徴が良くわかります。
今回の敷地は、面積は狭いですが、意外と開放的であることがわかります。
タイトな条件なので、もう少し、詳しい入居条件を整理して、計画を進めようと思います。
投稿者 ooto : 20:45
NO.12_hm-house再訪
先日約5年ぶりにNO.12_hm-houseへ、伺いました。
別冊大系舎に、掲載させていただくためのヒアリングでした。
長い間伺ってなかったのですが、室内を流れる空気は以前と同じで、時間の経過を全く感じませんでした。
この住宅は、敷地がの間口が狭く、奥行きが深いいわゆるウナギの寝床とい呼ばれる形状です。おまけに隣家はくっついており、工事が難航しました。
また敷地面積は、18坪で、かつ2世帯住宅という厳しい条件でした。
法律的には、北側からの高度斜線制限が加わり、がんじがらめの条件です。
それらの悪条件をクリアーするために、スキップフロアー、中庭という解決方法を採用しています。当日のレポートは後日、別冊大系舎に掲載いたします。
さて今回伺って感じたことは、hmさんのご家族が実に上手に住んでいるといこと。
居室の幅は、たった1.8mしかありませんが、隣接するベランダを空間の広がりとして利用することで、狭さを感じないようしています。そのベランダの置かれた植物や遊具の楽しさは、上手く使われていることを実感させられます。
階段室の階段脇の収納は、目一杯の活用されており、生き生きした様子が伝わってきました。hmさんのご家族は、肩の力を抜いて、好きなインテリアを、楽しんでおられる姿は、設計者として嬉しい限りでした。
あいにく当日お会いできなかった、お婆ちゃんのお部屋も拝見しましたが、いろいろインテリアを楽しんでいるようでした。
とりあえず、当日の写真は、オンライン設計室に掲載しましたので、ご覧いただければと思います。
・竣工時の様子はこちらで。
投稿者 ooto : 18:42
近況
連休が近づいてきましたね。
会社によっては、9連休のところも多いのではないでしょうか。
ちなみに当事務所は、残念ながら貧乏暇なしで、暦通りです(笑)
さて、今日は現在進行中のプロジェクトを紹介します。
その一つは4戸の賃貸住宅です。
台形敷地で、敷地の広さは29坪です。
道路接収にともなう残地の有効利用を目的としており、将来にわたって運営のしやすさ、無理のない収支計画がもとめられています。
大型トラックが通る主要道路沿線ですので、騒音に対する配慮が必要になります。
また、都内の2世帯住宅を設計中です。
都心部ではよくあるように、間口が狭く、奥行きが長い敷地で、3階建ての設計となりそうです。
敷地面積は21坪ですので、決して広いとは言えず、設計に相当な工夫が必要になります。
広さ、明るさ、通風はもちろんのこと、居住性の良さ、2世帯住宅としての住みやすさなどを追求しています。
また築後20年を経過した住宅のリフォームの計画があります。
この計画は、以前設計した住宅のクライアントの生家の計画であり、お母様のお一人で住んでいらっしゃいます。
ご高齢の住まい手なので、いわゆる”楽の住処”の計画ですね。
お庭では、綺麗なボタンが咲いていました。
静岡なので、少し遠出できるので、楽しみです。
これらの住宅は、時期をみて公開して行く予定ですので、よろしくお願い致します。
投稿者 ooto : 14:53
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