|
18坪の敷地に、建てられた2世帯住宅である。 建築条件を最大限活用するように、半地下及びスキップフロアーの構成となっている。 ここでは、どんなスペースも、有効利用するように配慮している。 階段は、スキップ形式及び緩勾配にすることで、各階の繋がりを密にしている。 また階段室は、通行のためだけでなく、収納、採光、通風、居間の延長など多様な使い方が可能になっている。 中庭やトップライトの採用で、太陽光や風は思いの外入って来る。 工事としては、ほとんど軒を連ねる住宅地の建て替えであり、大変気を使った。 クライアントの、様々な思い切りや覚悟の上で成立している、都市型狭小住宅の典型であると思う。 DATA 名称 :HM邸 所在地:東京都23区内 構造 :鉄骨造地下1階地上3階建て 竣工 :2002年 敷地面積:59.65M2(18坪) 床面積: 86.6M2(114.32M2) 構造:構造デザイン 山領一義 入居後、5年経過した様子をレポートしました。(2007/06) |
外観、斜めは北側斜線制限のため |
外観詳細 |
階段室の収納棚 |
3階居室+ベランダ |
2階居室+ベランダ |
外部と室内の一体化 |
3Fベランダ見下げ(大戸と奥さん) |
半地下室(基礎の中) |
3階和室(斜線制限で屋根は傾斜している。) |
中庭見下げ(階段室から) |
中庭見下げ(屋上から) |
階段室トップライト |
以下は、竣工時の写真です。 家具が入っていない、スケルトン状態です。 撮影:大戸(2002/11) |
正面 |
見上げ |
玄関 |
玄関 |
玄関 |
階段室 |
トップライト |
階段室 |
階段室 |
階段室 |
子供室 |
半地下 |
フローリング |
和室(母の部屋) |
廊下状の居間 |
中庭 |
中庭 |
中庭 |
空 |
空 |
キッチン |