
お世話になります.TN(妻)です.
> 先日の打ち合わせ、いろいろ参考になりました。
> 先日の話をまとめると、
> 1,ご主人はロフト空間が欲しい(小さくて良い)
私もロフトはあこがれの存在でした.
主人は狭くて,隠れ家的な空間が好みのようです.
先日,雑誌を見ていて,主人好みのロフトが載っていたので「こんな感じ,好きでしょ?」と聞いたら「いいねぇ」
と言っていた写真があったので,今度お見せします.
一つ気になる点は,夏場の暑さです.
ロフトはかなり暑いと聞いたことがあります.
> 2,洗濯室は2Fが良い。(少し面積が増えるので、今後価格的な工夫が必要ですが。)
2階に持ってくる魅力は,夜のうちに洗濯して洗濯室にそのまま干し,朝天気が良ければベランダに出す,帰ってきてから和室に取り込み,たたむ.この生活動線ですね.
1階だとお風呂の残り湯が使えます.夜のうちに洗濯するのでまだお湯のうちに利用できるのです.
でも,濡れた洗濯物を2階に運ぶのは重いし,冷たいし..
やはり2階が良いですねぇ..
洗濯機を2階に持ってくる問題は別としても,2階にユーティリティー的な部屋がやはり欲しいです.
ごちゃごちゃしたものの避難場所というか,目隠し的な部屋です.
価格との相談ですね.
> 3,1階の寝室と子供室の関係は、はじめ一体で、徐々にセパレート。
> 成長の状況に合わせて、フレキシブルに対応できるように考える。
> 子供の成長は、思い通りにならないようですから。実体験として(笑)
そうですね.
時間の経過とともに作り上げていくということで..
あまりに子供が小さいので将来の想像がつきません.
ただ,あまりに1階を間仕切り無しにするのは,耐震的に心配なのですが..
素人考えですが,いかがなのでしょうか?
> 4,2階の構成については、最後にご主人がおっしゃていましたが、1Fがある程度仕切
> るられので1F2F間のつながりはそれほど期待できないので、A案でもB案でも変わり
> ませんね。
私は1階と2階のつながりはもう少しこだわりたいのです.
そういう意味ではB案の1階への視線の取り方は魅力でした.
A案でも玄関への視線はとれてますよね.
玄関から入ってくる表情が見えて,「おかえり?」と顔を見せながら声をかけることも出来ますね.
B案では,たとえ1階が仕切られていても「ごはんよ?」とか声を張り上げれば伝わりが良いような感じがします.
マンションに住んでいると,生活のすべてが平面で済まされてしまうので,どうしても1階と2階の距離に不安を感じてしまいます.
> その後いろいろ考えましたが、魅力的な2F空間や、ロフトの利用を考えると、私はAが
> 良いと考えています。
>
> 構造や骨組み、空間の大きさなどを考えると、A案が有利です。
先日の打ち合わせではB案の方が話が進んでいたような気がしました.
どちらが良いのかは,正直言って良く分かりません.
ただ前述した,1階とのつながりについてもう少し検討させていただきたいと思います.
また,”構造や骨組み、空間の大きさなど、A案が有利です”について大戸さんのお考えをもう少し詳しく教えてください.
> 設計とは、実は平面図だけでは表現しきれないことが多いのですが、それでも一番分かり
> やすい平面図からスタートしています。
> 先日は、平面図しかお見せしていませんが、私の頭の中には、その他たくさんのファクタ
> ーがあります。でも、いろんなことを初めから言っても混乱するだけなので、一番分かり
> やすい平面図からスタートしました。
> 次回には、立体的な話も少しづつしていきます。
> 5,和室スペースはいろいろ重責を担っているようで、細かな工夫が必要ですね。
> ・洗濯物干し →物干し金物
> ・赤ちゃん →安全
> ・ちょっと昼寝
> ・PC →スペース
> ・軽食 →カウンアター
> ・その他
そうですね.
また,赤ん坊のもの,できたらアイロンなどの収納スペース,カウンターにとられるスペースなどを考えると4畳という広さに不安を感じます(狭くない?)
> 6,もしA案でよろしければ、1Fの玄関周り、土間なども工夫提案可能です。
> 1Fの間取りを含んで次回に提案します。
> 7,良い景色の取り込み方について。
> 2Fの良き眺望をどうやって見せるか、見るかを考えています。
> 多分、一般に思いつくような大きく、高い開口を作るより、適度に絞り込み、絵画のよう
> に見せることも、良いのではと考えています。
> ベランダの使い方とあわせて、もう一度キチンと考えてみます。
> 参考に、イタリアのシエナという町で、塔に登った時の窓からの印象的だった風景を送り
> ます。
> 大きく開ける訳ではなく、上手く切り取るように取り込むことが、効果的な例ですね。
> もちろんこれをこのまま真似する訳ではありませんが、考え方は同じです。
> 私のHPの『私の好きな町』にもありますので、一度のぞいて下さい。
大戸撮影のシエナ写真
上記の文章を読んでいて,私の頭の中に,タイの遺跡を旅行したときに撮影した1枚の写真をすぐ思い出しました.
とても気に入った風景だったので印象深いのですが,大戸さんの風景を見せていただいたら,やはりその写真とそっくりな印象でした.
主人にも見せたら,「良く似てるね」とのことでした.ぜひ,今度大戸さんにも見ていただきたいです.
私は大戸さんの考えに賛成です.
よく雑誌などにとても大きい開口部をとっている住宅を見かけます.
明るくて魅力的でもありますが,やはり夏の暑さ,冷暖房の効率,あまりな解放感に不安をかんじていました.
絵画的に取り込む風景,いいですね.
TNさん撮影のタイの写真
お返事遅くなりました.
数日に渡ってかいてしまったので,とりとめのない文章になってしまいました.すいません..
最後に,非常に重くなってしまいますが,先日お話した桜の板をデジカメで撮影しましたので,画像を添付します.
実寸サイズは,タテ196cm,ヨコ70cm,厚さ4cmです.
幅18cmくらいの板を4枚横につなげている構造です.真ん中のつなぎめが離れて1.5cmくらいのすき間があります
業者のかたに以前聞いたところによると,4cmの厚さも3枚の板を張り合わせているとの事でしたが,
横から見た状態では,良く分かりません.一枚板のように見えます.私の聞き間違えかもしれません.
表からいくつかボルト(?)のようなものが打ち込んであり,数ヶ所穴が開いてます.(裏までは通ってません)
裏は,大きなホチキスの様なものでとめてあります.
とても重い板です.写真をとるとき移動しようとして下敷きになりそうになりました.
もともと廃棄物ですので無理にとは言いませんが,もし利用できるなら使ってあげたいです.
よろしくご検討ください.
再利用する桜の板