【間口が狭い】に関する記事一覧

2012年11月 7日

NO.42_FJ-PROJECTを更新しました。

現場では、各階の床コンクリート打設が終わり、鉄骨柱の溶接に入っています。

鉄骨柱は車による運搬上の制限で、分割して工場から現地に運びます。

現地では、ボルトで仮組され、足場がきちんとした状態んじなったら、慎重に溶接されます。

この溶接が終われば、主要構造体は完成します。


今後は、外壁ALC工事へと入っていきます。

今回ALC工事については、現場での塗装は、出来ないので、事前に塗料を塗った板を取り付けます。

したがって、塗装色は早めに決める必要があるので、サンプルをつくってもらいました。
サンプルをつくった状態を確認して、色を最終決定しました。

事前に小さな印刷サンプルから仮決めしていた色を、実際に塗ってみると、かなりイメージが異なったので、現場で最終変更しました。

どんな場合も、色はサンプルを実際に塗って決まる必要があるという当たり前のことを再確認しました。


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投稿者 ooto : 17:46

(sumaiサポ)をはじめます。

2012年10月30日

これから家づくりをお考えの方には、ピンと来ないかもしれませんが、住宅の完成後の話しです。

当事務所では、<sumai>サポという、住まいのメンテナンスサービスを行います。

これは、建築完成後に、2,3年のインターバルで、設計者が各住まいを点検するというサービスです。

意外ですが、このような定期的なメンテナンスサービスを設計事務所が行うことは、あまり聞いたことがありません。

建築後は、設計者と建て主の設計監理契約は切れてしまうので、その後は雨漏り等のトラブルがないかぎり、連絡をいただくことは少ないのが現状です。

そういう意味では、設計者と建て主との距離は、時間の経過ともに遠ざかっていくのが一般的ですが、ここでは建築完成後も、緩やかな関係を保っていつでも、いつでもメンテナンスの相談に乗れる体制を維持していこうというのが、もう一つの目的です。


ところで、建て主は入居後には、住まいの経年変化を見ながら、少しづつ手を加える必要があります。
しかし、その手を入れるタイミングをはかることは、結構難しいと思います。

例えば、塗装の塗り替えのタイミングも、同じ仕様でつくった住宅でも、環境条件が異なれば、そのタイミングも異なってきます。

10年程度で塗り替える必要がある場合もあれば、15年で塗り替えれば良い場合もあります。
ただ単純に、メーカー推奨塗り替え期間をを守る必要もありません。

最適なタイミングを計るのも、専門家のアドバイスが必要だと思います。

また、結構診断と一緒で、トラブルの初期の状態で、メンテナンス出来れば、傷も浅くて済むのではないかと言うのが、基本的な考え方です。

そういう意味で、築年数の違いで、2,3年程度のインターバルを想定したメンテナンスサービスです。

ただ、これは、当事務所で設計監理をさせていただいた住宅限定で行おうと思っています。

■<sumaiサポ>へリンク

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投稿者 ooto : 16:00

NO.42_FJ-PROJECTを更新

2012年10月26日

オンライン設計室NO.42_FJ-PROJECTを更新しました。

いよいよ建て方が始まりました。

間口が約4.5mと狭く、奥行きが約27mもある細長い敷地で、かつ両隣の建物が接近しているので、建て方工事は大変です。

大型トラックや、大型重機を一台入れると、もう両脇は一杯になります。

階高が高い5階建てなので、全体の高さがあるので、フレームは迫力を感じます。
 

奥の列から、柱と梁を組み立てて行きますが、重機はアームを上に上げないと旋回できないほど、厳しい条件です。

しかし、オペレーターの神業に近い運転技術と、鉄骨鳶の高い技術で、徐々にですが確実に骨組みを組み立ていきます。

その作業は、下から見ていると、緊張感で一杯ですが、職人達の手際よい仕事で、かなり安心感があります。


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NO.42_FJ-PROJECT 建て方工事その1

■NO.42_FJ-PROJECT 建て方工事その2


 


 


 

投稿者 ooto : 12:12

NO.42_FJ-PROJECTを更新しました。

2012年10月22日

NO.42_FJ-PROJECTを更新しました。 

基礎工事の様子です。


基礎は、地中に隠れてしまいますが、非常に大切な部分です。

また基礎には、設備類の配管スペースや、人の通れる人通孔などを、設置する必要があります。

特に周囲にスペースがなく、配管類が床下を通るので、事前の設備計画が大切になります。

配筋、コンクリート打設を繰り返して、ようやく基礎が完成します。

敷地に余裕がないので工事は、非常に厳しくなります。


基礎が完成すれば、次は建て方工事に入ります。


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投稿者 ooto : 09:44

杭頭が現れました。

2012年10月13日

NO.43_MW-HOUSEの追加写真です。

敷地の掘削が終わると、杭頭が10センチくらい規則的に現れてきます。
古代建築の遺跡調査の現場ようにも見えます。

これだけ見ていると、4Mもある杭が埋まっているようには見えません。

ここまで順調に工事が進むと、あとは通常の基礎工事へと入っていきます。



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投稿者 ooto : 11:46

NO.43_MW-HOUSEを更新しました。

2012年10月 9日

NO.43_MW-HOUSEを更新しました 

杭工事を無事に終えて、敷地の掘削が始まりました。

今回は、1.2mほど掘削して基礎を造ります。
杭は地中90センチ程度に埋まっているので、掘削前では、杭が入っているかどうか外から確認はできませんが、掘削すると、規則正しく並んだ杭の頭がでてきました。

地盤を掘削しながら、周りが崩れないように土留めも平行して行います。
ギリギリまで敷地を使っているので、土留めもギリギリ。
また、重機で杭や埋設配管をいためないように、ある程度掘り進めたら、最後は人力で丁寧に掘っていきます。


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投稿者 ooto : 09:02

NO.42_FJ-PROJECTを更新

2012年10月 5日

 NO.42_FJ-PROJECTを更新 しました。

 

基礎工事と平行して、鉄骨工場では、柱や梁の鉄骨部材の製作が行われています。

柱と梁は、工場で細部まで製作されて、現場にて運ばれ、組み立てるという段取りです。
まずは工場が作成した、鉄骨の製作図を、設計事務所がチェックします。
同時に、構造設計者の山領さんにもチェックをお願いいしています。

図面がOKになれば、それをもとに工場で鉄骨部材の製作が始まります。


今回の製品検査は、それらのパーツがきちんと出来ているかの確認になります。

製品の仕様、精度、溶接の良否などをチェックします。


ものつくりの現場の迫力や楽しさは、その場に参加しないと感じることが出来ません。
 今回は、施主のfjさんも鉄骨工場へ同行して、製品検査に立ち会いました。
自分のビルの製作過程が見られたことを、とても喜んでいらっしゃったのが印象的でした。

また、社長の岩原さんも、ぜひ、施主を連れてきてくれて、制作過程を見せてくださいとおっしゃっていました。




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投稿者 ooto : 07:52

オンライン設計室NO.43_MW-HOUSEを更新

2012年9月30日

オンライン設計室NO.43_MW-HOUSEを更新しました。

9月中旬、工事着工の前に、地鎮祭を行いました。 

直前まで雨が降っていたのですが、地鎮祭前にあがり、無事に執り行うことが出来ました。

ようやく着工にこぎつけることが出来ました。

まずは、地盤が悪いので、杭工事に入ります。

今回は、地質や地盤の軟らかさを考慮して、摩擦杭を採用しました。

三角形の断面で、節があり、これを打ち込むことで、建物の支持力を得ることができます。

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投稿者 ooto : 23:47

NO.42_FJ-PROJECTを更新

2012年9月27日

NO.42_FJ-PROJECTを更新しました


掘削工事が終わり、基礎工事が本格的に始まりました。

鉄筋工事から、耐圧版コンクリート打設を経て、基礎型枠工事に進みます。

隣のビルとの距離がほとんどないので、工事は大変です。

外側に建築資材置き場が、取れないので、資材の置き方の順番は、特に重要です。

鉄筋などの重量物は、順番を間違えて下敷きになってしまったら、取り出すことは不可能になってしまいます。
苦労しながら、工事を進める職人さん達には脱帽です。

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鉄筋工事が終わり、型枠工事に進めば、現場の様子も地上レベルに近づいてきたので、少し安心感が出てきました。

基礎の配筋と型枠工事が終われば、あとは基礎コンクリートの打設を待って基礎の完成です。

ここまで進めば、次は建て方工事が待っていますので、現場は一気に進みます。
 

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投稿者 ooto : 18:11

建築コストのページ

2012年9月 6日

当ホームページのコンテンツに、建築コストのページを加えました。

最近の経済状況を反映した、建築コストの情報を公開したコンテンツです。

建築計画予定者にとって、建築コスト情報は、非常に大切な情報だと思います。


ホームページが、一般化しはじめた2,000年前後は、個別工事の工事金額について、情報公開を、大らかに、かつ大胆に行っていました。


しかし、個人情報について徐々に制限が厳しくなるにつれて、個別のプロジェクトの工事金額を、公開することはなかなか出来なくなってきました。


そこで、今回は当事務所では、現在の状況で一度整理して、建築コスト情報の公開したコンテンツをつくりました。


建築工事費用の構成内容を、整理して、構造別の建築コストを公開しています。


建築計画時の参考資料にしてください。
 


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投稿者 ooto : 17:09

NO.42_FJ-PROJECTを更新

2012年9月 2日


NO.42_FJ-PROJECTを更新しました


基礎の底面間だ掘り返して、総堀り状態になりました。

周囲の3方を、隣地建物で囲われているので、土を掘った状態では、より谷間感が感じられます。
捨てコンクリートを打った後で、地下水は押さえられ、作業が容易になりました。

まず第一の作業は、柱脚金物の設置から始めました。

今回の計画ではベタ基礎であり、柱の本数を増やすことで、一本あたりの負担荷重を減らしています。

柱脚金物の位置は、少しでもずれると上部の骨組みが設置出来なくなるので、厳密な精度で設置されます。

ようやく工事現場らしくなってきました。

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投稿者 ooto : 16:58

掘削工事が始まりました。

2012年8月22日

オンライン設計室NO.42_FJ-PROJECTを更新しました



お盆休み明けから、ようやく基礎工事が始まりました。

まずは、基礎をつくるために土を掘る掘削工事です。

敷地の幅が狭いので、小さなユンボでこまめに掘り出し、ダンプで捨て場まで搬出してていきます。

両側に既存建物からは、古い山留めが出てきたので土圧が掛かからず、こちら側は簡易の山留めでOKです。

床付け面まで掘り終えた時点で、ボーリング試験の想定通り礫の地層が出てきました。

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・少し地下水が出てきました。

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・根切り底は、礫層です。

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・現場監督の黒岩さん。

少し地下水が出ましたので、排水処理をしながら、工事は進みます。 

投稿者 ooto : 16:32 | コメント (0) | トラックバック (0)

NO.42_FJ-PROJECTを更新

2012年8月 1日

オンライン設計室NO.42_FJ-PROJECTを更新しました。

今回は、古い建築が、敷地一杯に建っているので、これらの解体工事が終わるまで、本格的な地質調査を行うことが出来ません。

今回の計画では、近隣データーを参考にして、想定した地盤で、基礎設計を行っています。


ところで、地盤の状況は、地下の基礎や杭の形態だけでなく、上部の本体の設計まで影響してきます。
たとえば、今回のような直接基礎を計画する場合は、上部の荷重を分散させるために柱の本数を多くして、1本あたりの荷重を減らすことが、合理的な計画になります。

一方もし杭が必要な場合は、杭の本数を減らすために、上部構造の柱の本数を減らすほうが合理的な計画になります。

このような理由で、数メートルまので表層で、直接建物本体を支えるか、3-40メートル下の支持層まで、杭を打設するかで上部構造の計画は、異なってきます。

また敷地形状として、間口が狭く、奥行きが極端に長いので、もし杭工事が行われる場合は、杭構法が限定されてしまいます。
このように、この建築は非常にシビアな判断が要求されます。


近隣データーを見ると、今回の敷地付近では、数メートルまでの地盤は、かなり良い状態が想定されるので、直接基礎で設計することを前提に計画を進めました。


計画段階では、地質調査の機械を入れることが困難だったので、可能な調査方法で、前提条件になっている地層を確かめながら計画を進めて来ました。

この様子は、すでにオンライン設計室でレポートしています。

 

さて、解体工事の終盤に古い建物の基礎を撤去するので、その付近の地層を見ると、近隣データーと同じであり、こちらの計画はそのまま進めても良いという確信を得ることが出来ました。

解体後、本格的な地盤調査を行い、正しいデーターを入手することが出来て一安心でした。

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投稿者 ooto : 12:20 | コメント (0) | トラックバック (0)

解体工事

2012年7月10日

オンライン設計室NO.42_FJ-PROJECTを更新しました。

既存建築の解体が進んでいます。

奥の木造建築の解体は終わり、手前の鉄骨建築の解体が進んでいます。

鉄骨建築の解体は、両隣の建物に影響が無いように慎重に進められています。

鉄骨のフレームを解体途中は、不安定で非常に危険です。
主に人力で丁寧に壊されています。

ところで、解体途中の様子は、迫力があります。
残った仕上げ材には、これまでの生活が一部トレースされていて、妙にリアリティーを感じます。

建物がなくなり、空間が見えてきたので、新しいビルをイメージしながら、頭の中でスタディーしています。

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投稿者 ooto : 13:49

オンライン設計室NO.43_MW-HOUSEを更新

2012年7月 8日

オンライン設計室NO.43_MW-HOUSEを更新しました。
MW-HOUSEの、第2案スタディーの中間報告です。
第2案のスタディー模型をつくりました。

第1案は、鉄骨3階建て案ですが、形態から連想するイメージが四角く、ビルっぽいので、第2案は、第1案に比べ、少し住宅らしく最上階を傾斜屋根してみた案です。

3階の室内空間の変化をもたせること、コストダウンのために少しでも容積を減らすことを意図スタディー案です。


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今回の建築形態は、2面道路で、奥行きが長い敷地なので、主要街道側からも、よく見えるので、長辺方向のデザインもも配慮しています。

外壁はALC、窓廻りには日除けを意識した庇がついています。

今後この形態で、概算見積を出してみて予算との調整を図ります。
予算に近いと良いですが、オーバーした場合は再度調整する必要があります。

 

投稿者 ooto : 11:49

オンライン設計室NO.42_FJ-BUILを更新

2012年4月11日

オンライン設計室NO.42_FJ-BUILを更新しました。

一時、クライアントのご都合で計画がペンディングになっていましたが、春になり再開されました。

間口が大変狭く、奥行きが長い敷地なので、テナントへの対応が、どのようなプランニング良いか、いろいろと検討してきました。

3階までは、テナントとして貸し出し、上階に自宅として住むということが、計画をより複雑にしている要因になっています。

可能性を最大限広げた形のプランニングが煮詰まってきたので、最終的なまとめとしてファサードデザインをいろいろ思考錯誤しています。

模型をいくつもつくりながら、いろいろスケッチを重ねました。

クライアントのFJさんも、建築好きであり、この模型の中には、FJさん作のものも入っています。

自宅で模型つくりをしながら、イメージを膨らますことがとても楽しみだそうです。

計画がかなり煮詰まってきたので、模型も1/100から1/50へスケールアップしてつくりました。

また簡単に敷地写真にはめこんだ合成写真もつくってみました。

いまは最後の実施設計の段階で、図面をまとめています。

初夏には着工する予定です。

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・敷地写真に模型写真を合成してみた。

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投稿者 ooto : 17:41

2012年3月23日

オンライン設計室NO.43_MW-HOUSEが始まりました。

東京の下町に建つ鉄骨3階建ての専用住宅NO.43_MW-HOUSEです。

家族4人が住む間口が狭い都市型の住宅です。
この敷地は交通量が多い広い道路と、比較的狭い道路の2面にしているので、採光や通風条件は良いのですが、一方騒音やプライバシー対策を必要とします。

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 さてこのプロジェクトでは、建て主が施工に参加することになります。
いわゆるハーフビルドという施工方法になります。


仕上げ工事や設備工事の一部を自ら工事することで、工事費を削減し、かつ家づくりの楽しさを味わうことになります。
それでは、鉄骨耐火構造の家づくりが始まります。

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投稿者 ooto : 09:59

新プロジェクトNO.43_MW-HOUSE

2012年3月 1日

オンライン設計室の新しいプロジェクトが始まります。

下町の狭小地に建つ、3階建ての鉄骨住宅のNO.43_MW-HOUSEです。

若いMWさんご夫妻は、2人の小さなお子様をお持ちで、4人が暮らす住宅をつくります。

建設地は下町の商業地で、敷地の広さは18.5坪であり、都心では決して狭いわけではありません。

幹線道路に面しているので、騒音対策にも必要になると思います。

またMWさんのご主人は、建築関係のお仕事をされているので、自分で施工する予定です。
いわゆるハーフビルドという方式で、進められる予定です。

これから長い家づくりがはじまりますが、楽しんで進められればと思っています。

今後、徐々に公開していきますので、乞うご期待を。

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投稿者 ooto : 18:45

オンライン設計室NO.42_FJ-BUIL

2011年12月12日

オンライン設計室NO.42_FJ-BUILを更新しました。


大分更新が遅れていますが、計画は着実に進んでいます。
周囲の環境整備も大分進み、駅前の環境整備後のすがたが見えてきました。

 

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今回の計画地は、間口5.3メートルに対して、奥行きが27メートルと大変細長い敷地形状をしています。
実に、間口対奥行きの比率は、1:5です。

こういった敷地は、通称うなぎの寝床といわれ、計画する上で難しいことが多いです。
1階から3階までの下の階はテナントビル、4階、5階は住宅として計画します。


特に今回は、1階から3階まではテナントビルとして計画しますので、間口が狭いことは、周辺へのアピール度が落ちる、出入りの動線がつくりにくいなど、難点になりやすい。

しかし、出来るだけ建築的な工夫で少しでも、価値がある建築をつくるこが、設計者に与えられた仕事です。

今回は、いろいろなパターンを検討しています。
ここではその中で代表的な3つの計画パターンを紹介します。

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投稿者 ooto : 12:29

NO.40_TW-HOUSEを更新

2011年9月 8日

オンライン設計室NO.42_TW-HOUSEへメンテナンスで、4ヶ月ぶりに伺いました。

隣は工事中で、ネットかかっていて、様子が変わっていました。


玄関前には植裁が増えて、彩りがでてきました。


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正面には、中木が一本と地被類が綺麗に植栽されています。
2年目、3年目と徐々に成長するのが楽しみです。

玄関前の木製目隠しと、調和して良いですね。


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また2階のベランダには、ゴーヤの鉢植えがありました。
西日除けに活躍していました。

徐々にカスタマイズが進んでいるようで、時間の経過が楽しみです。

NO.40_TW-HOUSEへリンク

投稿者 ooto : 10:05

NO.42_FJ-PROJECTを更新しました

2011年8月29日

NO.42_FJ-PROJECTを更新しました。

都内のターミナル駅近くの、店舗併用住宅の建て替えプロジェクトです。

約50年間の間、家族経営の喫茶店兼住居を建て替える計画です。

上階に家族の住居、下階をテナントビルに建て替える計画です。

ここは近隣が大学移転で、都市計画が変わり、町が大きく変化しています。

しかし、これからもずっと住み続けるという意味では、住まいが主体であり、そういった意味では、計画の中心は、建て主の住宅だと考えています。

また敷地は、間口に比べ奥行きが極端に長い、いわゆるウナギの寝床であり、計画が非常に難しいのが特徴です。

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地元を愛していて、末永く住み続けていきたいと希望する建て主に対して、どれだけ希望に適う建築が計画出来るかと言う点が設計者としての勝負どころです。

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それでは、徐々に情報を公開していきますので、よろしくお願いいたします。

投稿者 ooto : 09:44

NO.41_TW-HOUSEを更新

2011年7月28日

NO.41_TW-HOUSEを更新しました。

THさんのご希望を整理して、スケッチをはじめました。

55坪ほどの広さの土地ですが、駐車場の取り方や、2階のプランニングにはいくつかのパターンがあることが分かりました。

もう一つ大切なことは、庭をどのように取るかと言う点です。
庭いじりが趣味であるTHさんは、室内、庭の繋がりを重要なポイントとされています。

とりあえずいくつかのパターンをつくり、そのなかの一つを模型にしてみました。
まだまだ、検討の余地が残っています。

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また、設計と並行して、ショールームでの設備の検討行いました。
当事務所で設計した住宅の見学(オンライン設計室NO.40_TW-HOUSE)に来ていただき、実際の空間を体感してもらいました。
針葉樹の床材の柔らかさをとても気に入っているようでした。

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何より百聞は一見にしかずですね


オンライン設計室NO.41_TH-HOUSEへリンク

投稿者 ooto : 22:39

住宅建築WORKSを更新

2011年7月25日

住宅建築WORKSを更新しました。

新たに、4つのプロジェクトを追加しました。

NO.24_AK-HOUSEへリンク

NO.33_NN-HOUSEへリンク

NO.36_TT-HOUSEへリンク

NO.40_TW-HOUSEへリンク

古いプロジェクトから、最近のものまで整理しました。

完成直後のもの(TT-HOUSE,TW-HOUSE)は、少し時間が経過したら、再撮影する予定です。

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住宅建築WORKSにある、各プロジェクトの親ページにある、断片写真をクリックすると、大きな個別の写真ページへアクセスすることが出来ます。
ぜひ一度見てください。

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住宅建築WORKSの量が増えてきたので、もう一度分かりやすく整理分類する予定です。


当事務所の住宅は、大きく分類すると、”下町の家”と”山の手・郊外の家”に分類されます。

下町の家とは、台東区、墨田区、大田区などの4階建て程度の鉄骨やRC構造の住宅です。
一方、山の手・郊外の家は、杉並区や目黒区などに建つ、2,3階建ての住宅で、主に木造住宅です。今回まとめた住宅は、主に後者の住宅になります。

投稿者 ooto : 08:53

オンライン設計室NO.42_FJ-PROJECTを開始します。

2011年7月19日

新しい家づくりが始まります。

オンライン設計室NO.42_FJ-PROJECTです。
この新しい計画は、都内のターミナル駅から、徒歩1分の場所に建つ自宅兼テナントビルのプロジェクトです。


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FJさんご家族は、長年この地で鉄骨造3階建ての自宅兼喫茶店を営んでいます。
近年、この地域に大学が移転予定で、来年にはから開校予定されます。
そのため現在、この地域ではキャンパスとともに地域整備工事が進んでいます。
計画地の敷地は、非常に間口が狭く、奥行きが長い、いわゆる典型的なウナギの寝床の形状です(5.4m×27m)。


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間口が狭いことは、テナントビルにとって不利な条件なのですが、この点クリアーすることが、この計画の最大のポイントになります。ビルの建築費のコントロールとともに、テナントビルの収支計画をたてながらの計画づくりになります。

しかしこのプロジェクトの最大の目的は、家族が長くこの地に住み続けられる住まいをつくることなので、ビル建築という見かけですが目的は”家づくり”だという点が重要だと考えています。

オンライン設計室NO.42_FJ-PROJECTへリンク

投稿者 ooto : 10:33

オンライン設計室NO.38_TG-HOUSEを更新

2011年6月29日

オンライン設計室NO.38_TG-HOUSEを更新しました。

TG-HOUSEの、引き渡し前の様子です。
震災の影響で、少し工期が伸びましたが、無事完成できました。


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引き渡し前の、完成写真です。
内部は、ガランドウですが、入居後は6人家族で住むことになります。


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完成後落ち着いたら、写真を撮らせてもらうことになっています


■オンライン設計室NO.38_TG-HOUSEへリンク

投稿者 ooto : 10:10

NO.38_TG-HOUSEを更新しました。

2011年6月 7日

NO.38_tg-houseでは、最後の仕上げ工事が進んでいます

大工工事のキッチン工事、給排水設備も進み、最後の照明工事が進んでいます。
もうすぐ、検査とオープンハウスの準備が進んでいます。

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■オープンハウスの開催
今回、建て主のTGさんのご厚意で、この住宅のオープンハウスを行うことが出来るようになりました。

下町台東区の商業地域の12坪の敷地に建つ、耐火構造の鉄骨5階建てで、2世帯住宅(6人家族)という究極の下町の家です。
ぜひご興味をお持ちの方は、一度足を運んでください。

見学ご希望の方は、お越しいただけるお時間をお知らせくだされば、調整の上詳しい場所をお知らせいたします。


大戸:ooto@taikeisha.net
森川:morikawa@taikeisha.net
電話:03-3716-2918

場所:東京都台東区(JR総武線浅草橋駅から徒歩圏)
日時:6月11日(土)10時〜17時頃

施工:(株)ニート
構造:鉄骨造
階数:地上5階
基礎工法:杭基礎(細径鋼管杭)
敷地面積:41.1 M2
建築面積:34.32 M2
延床面積:132.92M2

外壁:ガルバリューム鋼板張り
設備:ホームエレベーター
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投稿者 ooto : 18:37

TG-HOUSE オープンハウス情報

2011年5月29日

今回、建て主のTGさんのご厚意で、この住宅のオープンハウスを行うことが出来るようになりました。

下町台東区の商業地域の12坪の敷地に建つ、耐火構造の鉄骨5階建てで、2世帯住宅(6人家族)という究極の下町の家です。
ぜひご興味をお持ちの方は、一度足を運んでください。

見学ご希望の方は、お越しいただけるお時間をお知らせくだされば、調整の上詳しい場所をお知らせいたします。

大戸:ooto@taikeisha.net
森川:morikawa@taikeisha.net
電話:03-3716-2918

場所:東京都台東区(JR総武線浅草橋駅から徒歩圏)
日時:6月11日(土)10時〜17時頃

設計:建築計画網・大系舎

施工:(株)ニート
構造:鉄骨造
階数:地上5階
基礎工法:杭基礎(細径鋼管杭)
敷地面積:41.1 M2
建築面積:34.32 M2
延床面積:132.92M2

外壁:ガルバリューム鋼板張り
設備:ホームエレベーター

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お待ちしております。

投稿者 ooto : 12:46

オンライン設計室NO.40_TW-HOUSE更新

2011年5月24日

オンライン設計室NO.40_TW-HOUSE更新しました。

入居前の完成写真を掲載します。
今回は工事中の3月11日に、東日本大震災がありました。

震災直後、資材不足、計画停電など現場は混乱していましたが、何とか工期内で完成することが出来ました。
工期に余裕がなかったので、残念ながら今回はオープンハウスを行うことは出来ませんでした。

間口が狭く、奥行きが長い敷地で、日影や通風を得るために、小さな中庭を家の中心につくりました。一日中、様々な角度から中庭に日が差し込み、変化する時間を感じることが出来ます。


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2階には生活の中心のLDKがあります。開放的なLDKからは、道路を介して、春の新緑が眩しいです。
床は柔らかな檜のフローリングで、足腰に心地よい柔らかさを伝えます。

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引っ越しが迫り、慌ただしく撮った写真ですが、公開しました。
入居後、しばらく時間が経過したら写真を撮らせていただくつもりです。


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投稿者 ooto : 11:32

TG-HOUSE オープンハウスのお誘い

2011年5月17日

大型連休が終わってすぐの週末に、ついに外部足場が外れました。

住宅の外観が見えるようになりました。
ここで求められる仕様は、耐火建築物であり、外壁は耐火性能が要求されます。
今回は、設計上工夫をして、ガルバリューム鋼板の仕上げを施しました。
都市型住宅らしい、シャープな感じに仕上がりました。
外壁工事でお世話になった板金職人の熱意と知恵にも感謝です。


■オープンハウスを行います

今回、建て主のTGさんのご厚意で、この住宅のオープンハウスを行います。

12坪という狭小地に、鉄骨5階建てで、2世帯住宅という究極の下町の家です。
ぜひご興味をお持ちの方は、一度足を運んでください。


場所:台東区(JR総武線浅草橋駅から徒歩圏)
日時:6月11日(土)10時〜17時頃

ご希望の方は、以下までお知らせください。

こちらから、後ほど詳しいご連絡を差し上げます。

ooto@taikeisha.net

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投稿者 ooto : 11:34

NO.40_TW-HOUSEを更新しました。

2011年4月27日

オンライン設計室NO.40_TW-HOUSEを更新しました。

ベランダでは、白い手すり壁のポリカ小波板が施工されました。
外壁と同じ、波波の形状の小波板です。
小波板は、曲面のウェーブが光を優しく陰影を作り出してくれるので、私はとても好きな工法です。

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但し外壁はガルバリューム鋼板、手すり壁は樹脂です。
手すり壁は半透明なので、視線はカッとしますが、光をある程度通します。
室内から見ると昼は道路からの視線を遮り、夜は道路から見ると室内の明かりを透かせてくれるはずです。

夜景も綺麗なはずです。

このあたりの住宅街は、夜間は全ての雨戸やシャッターが閉じられ、真っ暗で少々不気味ですので、ぼんぼりのような光で街をライトアップしてくれるはずです。

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室内では養生が撤去され、ようやく床・壁・天井の仕上げ材が一堂に会して見ることが出来ました。

新品のヒノキフローリングの優しい色合いが綺麗です。
針葉樹のヒノキのフローリングは、柔らかく、足裏にも優しい感触です。

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投稿者 ooto : 17:33

オンライン設計室NO.38_TG-HOUSEを更新

2011年4月24日

今回は、完成後は隠れてしまい、人の目に触れないのですが、大切な仕事の紹介です。

ここでは給排水設備の配管工事と、耐火被覆の吹き付け工事です。


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今回は都市型住宅で狭くかつゆとりが取れない居住空間で、床下を使った配管をお願いしています。
このゆとりの無い空間の中で、排水の勾配を考え、綺麗に配管しています。
床を張れば隠れてしまう仕事なのですが、太い管と細い管をバランス良く見事に設置してくれています。

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また耐火被覆は、耐火構造をつくるための大切な工法です。
ロックウールをセメント系の材料で混ぜて吹き付けて固めたものです。
汚れ仕事で大変ですが、無駄なく綺麗に吹き付けてもらっています。

建築工事は、最終的には隠れてしまいますが、職人の丁寧な仕事に支えられて出来ています。
隠れていても、職人技が見事に反映されていて頼もしいです。


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投稿者 ooto : 22:58

NO.40_TW-HOUSEを更新しました。

2011年4月21日

これまで、建物を囲っていた足場やシートが外れました。

仕上がり直前の外観が見えるようになりました。

建て主のTWさんの感想は、「嬉しい反面、少しはずかしい気持ち」ということでした。

その気持ちは、私もよく理解できます。

特注でつくった新しい服を着て、まちに出けるような気分というのでしょうか。

まだ手すりは裏側しか完成してない中途半端な状態ですが、建物は道路に向かってすくっと建っています。


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今回は、ガルバリューム鋼板の小波板葺きという工法を採用しています。

日射しを小波の表情が柔らかく受けて、ガルバリューム鋼板にしてはやさしい表情を醸し出します。

板金屋の野村さんが苦労して、つくってくれた外観に感謝です。


ポリカボネート板の手すり壁がまだ出来ていないので、道路から中が見えてしまいますが、半透明の板を張りますので、もちろんプライバシーは守られます。


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内部では、木製建具工事、塗装工事、クロス下地工事などが進んでいて、仕上げの最終段階をむかえています。


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投稿者 ooto : 18:05

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