師走が近づいたつい先日、引っ越しが終わったとのことで、完成後の姿を撮影してきました。 磐越道を降りた猪苗代周辺は、さほど雪がなかったのですが、裏磐梯に着く頃は一面雪景色になります。 猪苗代で、チェーンを買い、少し手間取りながら雪対策の装備をしていきました。 裏磐梯は、無風かつ快晴で、とても気持ちが良い1日でした。 多いときには3メートルを超えるという豪雪に備え、雪囲いも出来ていていました。 足場などもすっかりとれて、切り妻屋根のシンプルな外観はもうすっかり周囲の景色に溶け込んでいました。 前回は、まだ内壁工事などの室内工事が完全に終わっていませんでしたので、どのように仕上がったか、楽しみにしていました。 インテリアは、染色したラワンの天井仕上げと、壁のクロス、そして床のチーク材のバランスがとれて、イメージしたとおりの空間に仕上がっていました。 ハイサイドライトからの光が、天井に乱反射し、ほどよい自然光で満たされた室内空間になりました。 また、今回採用した断熱材のセルロースファイバーの効果を実感しました。 きちんと断熱をした家は、天井と床の温度差が少なく、エアコンやストーブだけで十分暖かい室内温熱環境を作り出すことが可能であることを実感しました。 この家では、床暖房がないのですが十分に快適な温熱環境をつくり出していました。 ・道路からの眺め ・雪囲いも出来ていました。 ・玄関から ・室内 ・室内 ・階段周り。ガスストーブが埋め囲まれています。 ・2階方向を見る。登り梁が連続しています。 ・ロフトからの眺め ・見下げ ・2階ロフト状空間 ・同上見返し ・1階和室 ・ハーフパネルの浴室。ヒノキの壁。 ・食事室からの眺め。 ・隣家の向こう側の遠方に磐梯山の裏側が見えます。 ・曽原湖の湖面は氷結し始めていました。 ・裏で見つけたウサギの足跡。
夕刻になると、日没の光が周囲の山々をピンク色に染め、神々しい空気に包まれました。 この時刻は、周囲の景色とこの建物が絶妙にバランスしていて、とても印象的時間でした。 ・ピンク色に染まる山々 ・半月と山と別荘 ・遠景 ・澄んだ空気の中で ・周囲が暗くなる直前の時間 ・ストーブにも火が入りました。 ・ロフト ・食事室 外は暗くなり、室内照明の光の具合を確認して、日帰り出張の帰り道につきました。 道路面は、すっかり凍結してしまい、ゆっくりと里に下りて、食事を済ませて帰路につきました。 往復600キロの運転は普通でもきつかったですが、加えて現場が終わってしまった寂しさとのダブルパンチで、家に着いたときはぐったりでした。