広大な敷地に、どのような形状の家を置くか、いろいろとスタディーしました。 当地は、最大積雪量が、3メートルの地域です。 また国立公園内に位置し、建築形状の規制があります。 まず、前提条件として以下のことを考慮しました。 1,磐梯朝日国立公園内なので、公園法の規定で、基本的に切妻屋根としなければならない。 2,冬の雪対策を考慮した屋根設計が必要。 3,約2,000坪という広さの敷地の中で、どのようなたたずまいの別荘が似合うか。 以上の条件を念頭に入れ、マス模型をつくりながら、基本形状を煮詰めていきました。 敷地模型を、現地に持ち込み、マス模型を置いて、イメージしながらスタディー行いました。 ・敷地の全景 ・敷地模型を現地に持ち込み、イメージを検討。 ・模型で、様々な建物の幅、高さをスタディー ・建物幅を4間(7.28m)、高さは平屋建て並に押さえる。この形状が一番落ち着く。 ・鳥瞰。手前が、南。雪は東西に落とす。 ・鳥瞰。シンプルな切り妻屋根。手間の妻側が南側。 ・ジュンサイ畑からの見え方。右側がジュンサイ畑。小山がある。 ・ジュンサイ畑。左側が敷地。 ・登り梁と、張弦梁を組み合わせたシンプルな構造体のイメージスケッチ。