オンライン設計室
Vol.06:第1回目の提案
(2003/07/09)
要約:第1回目の大戸からの提案(2003/03) |
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これまでNAさんからのご要望をお聞きしたり、現在のお住い方などを伺いながら、コミュニケーションを重ねた上、大戸から具体的な提案を行いました。 敷地条件を整理し、様々な条件を整理しながら、階段の違いによる2つの案を提案しました。 ◎A案(螺旋階段型)(PDF-DATA)のコメント 今回の案、以前話したことと、矛盾することもありますがお許し下さい。 ■この案の階段は螺旋階段です。以前止めようとお話したのに提案しました。 いろいろ検討しましたが、やはり螺旋階段が計画的には、一番有利です。 ただし螺旋階段の不利な点は 1,大きな荷物の上げ下ろしが難しい。従いまして、北側にベランダを設けました。 このベランダから、大きな荷物の上げ下ろしを行います。回数は少ないとは思われますが。 ユニックという、トラックにクレーンがついている車がありますがこれで、上げ下ろしをします。 例えば冷蔵庫、ソファーなど。それほど特別なことではありません。 また、この北側ベランダで、建築面積を調整している(減らしている)という意味もあります。 (ベランダは建築面積から外せますので) 2,螺旋階段で、約100万円近く工事費が上がる。 螺旋階段は、鉄骨工事であり、かつ少々手間が掛かる工事です。 ただ美しいことは確かです。 その他 ■1F和室の南側天井ににトップライトを設けます。これは2Fのベランダの下部になります。 2F南ベランダは、光の透過率が高い金属のデッキを使います。 ■奥さんの仕事スペースの収納類は、出窓、及び前面の棚で賄う。これは詳細図が必要。 ■2Fのキッチンはコンパクトにまとめてあります。収納類は、少し出っ張らせ納める。 ただし、少し収納(例えば、掃除機や新聞など)が不測気味。要検討。 公園への視線も確保。ただ角度があるので実際にはあまり見えないのでは。 添付地図参照 ■2Fにトイレは設けない。3Fか1Fを使う。 ■3Fは、予備室。客間やプレールームとして使用する。 子供の成長に従って、吹き抜けを埋めていく。 ■ロフトは物入れに使う。 ■全体としては工事費を落とす工夫が必要だと思います。 今のままだと、 ◎B案(木造階段型)(PDF-DATA)のコメント ▲螺旋階段型に比べ、開放性が少し劣るか。特にビジュアル面で ▲2Fのキッチンがつくりにくい。 ▲仕事スペースが少し狭い。(テーブルも少し狭い) ○工事費が安い 螺旋タイプより100万円ほど安い ○階段室と区切りをつけやすい。 ![]() ![]() ![]() |
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