【老後の家】に関する記事一覧
老後の家・再考
今回のTH-HOUSEのプロジェクトを通して、老後の家について、いろいろと考えさせられました。
これまで老後の家というと、車いすのことや、段差のこと、ホームエレベーターのことなど、老人は、全てハンディーを背負った人というイメージで考えられた家であると考えることが多いと思います。
しかし人間は、老いて病気をするのは当然ですが、しかしだからといって全ての人が車いすの生活をしているわけではなく、元気に健常者として生活されている老人はとても多いでしょう。
老後の家は、老人に優しい家であることは当然ですが、だからといって健常の老人の場合は、病院のようなつくりの住宅では、老後を楽しく生活出来きないのは当然です。
ここでは今回の老後の家づくりを体験して、私たちが気づいた、老後の家のあり方について再考してしてみます。
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投稿者 ooto : 10:18
引っ越し後の様子。NO.41_TH-HOUSE
No.41のTH-houseが完成、今日は引越し後にお邪魔してきました。
その様子をオンライン設計室にアップしています。
今回は、引っ越しまで余裕がなく、オープンハスを行う時間を取れませんでした。
しかし、一段落した時期を見計らい、公開させていただけるようお願いいたしました。
公開は、秋頃をしています。
ようやく完成したTH-houseですが、まだまだ片付けが終わっていなかったり、家具がそろっていない状態。
また、THさんの趣味の庭づくりはこれから始まります。
これから変わっていく様子が楽しみです。(森川)
投稿者 ooto : 18:56
NO.41_TH-HOUSEはほぼ完成
オンライン設計室NO.41_TH-HOUSEがほぼ完成しました。
今日は審査機関の検査と、施主検査です。
春の嵐で、外構の一部塗装工事が残ってしまいました。
室内の仕上げは、ほぼ完成しています。
漆喰壁塗りの室内の空気は、クロスと比べると全く違います。
これは実際の室内で呼吸をしないと体験できない生理的な心地よさです。
室内仕上げは、床の養生シートを外して、はじめて見る全貌です。
この瞬間は設計者とし一番、緊張する瞬間です。
室内の雰囲気は、床壁天井の全体が一体となったものですが、工事中は床とか壁の工事は時間差で行われるので、各々を切り取った形でしか見ることしか出来ません。ですから工事中は、常に完成型をイメージをしながら決定していきます。
最終的に統合されてバランスされるかというのが勝負所です。
檜の床は、少し黄みがかった白っぽい色です。
これは徐々に経年変化して、色抜けしていきます。
おそらく数年後には落ち着いてくると思います。
今日の写真は引っ越し前の伽藍堂の空間です。
設計者としての仕事は、残念ながらここまでです。
今後は、住まい手のTHさんが、引っ越し後、庭の整備や家具、カーテンなどが設えられていくのですが、THさんがどのように手を加え、どんな風に変化していくか楽しみです。
投稿者 ooto : 10:06
No.41 TH-house更新
オンライン設計室No.41 TH-houseを更新しました。
外構工事、内部では器具の取付けが進み、数日後の完了検査を目指して、現場は急ピッチで完成へと近づいています。
内部足場がはずれ、吹き抜けの雰囲気がわかってきました。(森川)
投稿者 ooto : 18:22
No.41 TH-houseのオンライン設計室更新
No.41 TH-houseのオンライン設計室を更新しました。
現場は、最終段階の工事にさしかかっています。
内部は漆喰工事を終えて、ずいぶん明るい空間になりました。
外部は外構工事がつづきます。
4月の完成まであと少し。(森川)
投稿者 ooto : 18:13
No.41TH-houseオンライン設計室の更新
No.41 TH-houseのオンライン設計室を更新しました。
現場は漆喰塗りの工事が進んでいます。
今回漆喰工事をお願いしている美壁工業の佐々木さんは、その微妙な色やテクスチャーを、現場でうまく作ってくれました。
クロスなどと違って、職人の技術やセンスが見えやすいのも、左官の魅力のひとつだと思います。(森川)
投稿者 ooto : 17:06
NO.41_TH-HOUSEを更新
NO.41_TH-HOUSEを更新しました。
現場では、内装の漆喰工事が始まりました。
先日、下打ち合わせでお願いした、色見本のサンプルが上がってきました。
現場でTHさんと見ながら、最終イメージを一緒に考えながら、その一つに決めました。
壁の色をサンプルから決めることは、実は結構難しいことです。
小さなサンプルから見える色の明度は、実際に塗ると2段階くらい明るくなります。
壁や天井は、床の色を拾うので、合わせてそれを想像する必要があります。
そのあたりを、考えながら薄いアイボリー色に少しブルーを入れたものに決めました。
現在は下塗りの段階で、週末から仕上げ工程に入るそうです。
下塗りの段階ですが、漆喰の効果で室内の空気は一変していました。
最終仕上がりが楽しみです。
投稿者 ooto : 10:13
No.41 TH-houseの更新
オンライン設計室No.41 TH-houseを更新しました。
いよいよTH-houseの外部足場が解体されました。
外壁はガルバリウム鋼鈑小波板のモスグリーン。落ち着いたモスグリーンの色が近隣と馴染んでいます。
道路の西面は小さな小窓をランダムに配置して、庭の南面にしっかり開くようなデザイン。西側から南側に回りこむと、建物の表情が少し変わってきます。
(森川)
投稿者 ooto : 17:47
NO.41_TH-HOUSEを更新
オンライン設計室NO.41_TH-HOUSEを更新しました。
今日の現場は、生憎の雨模様。
雨で、しっとりした現場も良いですね。
このところ乾燥した日が続いていたので、喉や鼻にはちょっとした安らぎです。
現場で、左官の色合わせを予定していたのですが、ちょっとした手違いで、サンプルをつくることが出来ませんでした。
これは次回のお楽しみとしましょう。
さて、内部では最後の仕上げ工事が進んでいました。
高橋大工による、造作・家具の仕事も進んでいています。
棚類、収納類、キッチンなどの造作が進んでいました。
打ち合わせで、細かな部分のすりあわせと、ちょとした修正をお願いしました。
来月から、いよいよ漆喰塗りが始まりますので、楽しみです。
投稿者 ooto : 20:15
NO.41_TH-HOUSEの造作工事
オンライン設計室NO.41_TH-houseを更新しました。
造作工事の様子です。
本日はあいにくの雨模様で、日の光があまり入らない現場で残念でしたが、造作工事が着々と進んでいます。
外部は足場の解体が近づいてきています。全貌が見れるのが楽しみです。(森川)
投稿者 ooto : 17:49
NO.41_TH-HOUSEを更新
オンライン設計室NO.41_TH-HUOSEを更新しました。
2月に入っても、寒い日が続きますが、冬の千葉は東京に比べると、遙かに暖かいことを実感します。
先日、大雪が降ってしまい、現場で会うことが出来なかった美壁工業の佐々木さんと、漆喰塗りの現場打ち合わせを行いました。
施主のTHさんとも今日が初めての顔合わせでした。
漆喰の色味、テクスチャー、土間の三和土(タタキ)のイメージなどの意見交換を行いました。
次回には、色見本、塗り見本をつくっていただけるとのことでした。
室内は、ほぼ漆喰塗りなので、慎重に決めたいと思っています。
また板金工事では、樋の加工取り付けを行っていました。
樋は目立つところなので、いつも外壁材と同色同材で、板金屋さんにつくってもらっています。
投稿者 ooto : 18:36
オンライン設計室NO.41_TH-HOUSEを更新
オンライン設計室NO.41_TH-HOUSEを更新しました。
昨夜降り積もった雪で、関東地方は真っ白な雪景色。
積雪の影響で、交通機関は混乱していました。
東京の西部に位置する自宅から、千葉へ移動するのも時間が掛かってしまいました。
途中、錦糸町駅で乗り換えたときに、スカイツリーが青空に映えていました。
今日は現場で、左官屋さんと漆喰塗りの打ち合わせをしたかったのですが、道路が大渋滞ということで、残念ながら会うことが出来ませんでした。
現場では、大工工事が着々と進んでいます。
一日現場にいましたが、刻々と変化する日差しの変化を見ていると楽しく感じられました。
この差し込む太陽光が、綺麗に映える壁を塗ってもらいたいと考えています。
現場では、主に造作家具の打ち合わせで一日すぎてしまいました。
午後からは、THさんを現場に案内しました。
檜のフローリングを踏みしめて、そのやさしい感触を楽しんでおられました。
投稿者 ooto : 21:19
オンライン設計室No.41 TH-house更新
オンライン設計室No.41 TH-houseを更新しました。
正月休み明けの現場の様子です。
内部は、ヒノキのフローリングをほとんど張り終えています。
ヒノキのフローリングは、TH-houseの材料のこだわりの一つ。
THさんと、仕上がりや感触を確認しながら選定した幅100ミリの無垢フローリングです。
長尺の材のため継ぎ目が少なく、節も少ないため、非常に綺麗に仕上がっています。
養生がとれて全体像が見えるのが楽しみです。(森川)
投稿者 ooto : 19:14
オンライン設計室を更新
オンライン設計室を更新しました。
今回は2011年最後の更新です。
N0.41_TH-HOUSEは、ご主人の一時帰国の様子と、板金工事についてです。
BBSを活用して、タイ(ご主人)と千葉(奥様、現場、工務店)と東京(設計事務所)を結んで、コミュニケーションを行っています。
ご主人は着工後初めての帰国であり、実際に現場をはじめてご覧になりました。
また板金工事が進んでいます。
外壁に、ガルバリューム鋼板小波板葺きを採用しています。
・タイから一時帰国のご主人
・板金工事は進んでいます。
またNO.42_FJ-HOUSEは、地盤の仮調査の様子と、近隣の大学移転工事の進行状況について報告しました。
ホームページには、基本計画段階までの情報公開のみですが、実際には実施設計がほぼ終了しています。
・大学整備工事は進んでいます。
・ハンドオーガーよる、地質の準備調査。
以上で、今年のオンライン設計室の更新はこれで終わりです。
また来年も引き続き、公開していきますのでよろしくお願いいたします。
それでは、皆様良いお年をお迎えください。
投稿者 ooto : 17:07
オンライン設計室NO.41_TH-HOUSEを更新
オンライン設計室NO.41_TH-HOUSEを更新しました。
現場では、内外装工事が進んでいます。
内部は、セルロースファーバー断熱材吹き込み工事が行われました。
内部に入ると、断熱材の効果として、室内の暖かさや、吸音効果からの、静かさが体感できます。
今はほぼ冬至であり、1年中で一番日射しの角度が低い季節なので、日射しが室内に深く差し込んでいました。
この住宅は、しっかり庇をデザインしているので、冬は日射しを室内に取り込みますが、夏は日射しをカットする、日本建築の良さを取り入れたシンプルな省エネ住宅です。
また外部は屋根工事が完了して、これから外壁工事に取りかかる前です。
今日は、職人が現場に入っていなかったので、THさんをゆっくり現場に案内しました。
投稿者 ooto : 15:17
オンライン設計室NO.41_TH-HOUSEの更新
No.41 TH-houseのオンライン設計室を更新しました。
内部は断熱材のセルロースファイバー吹き込みの下準備のため、間仕切り壁や電気配線・設備配管工事が進められています。
セルロースファイバー断熱材の場合、マット状のグラスウールを充填する断熱工事とは異なり、壁内にホースを使ってセルロースファイバーを吹き込んでいくため、工程が少し異なり、先行して設備の配線・配管工事を行っていきます。現在はその配線・配管を行っている最中。
これが終わればセルロースファイバー断熱工事に取り掛かります。(森川)
投稿者 ooto : 18:31
オンライン設計室NO.41_TH-HOUSEを更新
オンライン設計室NO.41_TH-HOUSEを更新しました。
現場は、木造躯体がほぼ完成して、板金工事、仕上げ下地工事が進んでいます。
今日は板金屋さんと納まりについて、図面の説明を行いました。
板金は、職人の力が必要不可欠な工事です。
板金職が持っている、技の凄さは、これまで何度も体験しています。
板金工の職人技を活かした、板金の外壁や屋根は、工場でつくる既製品の外壁材では作れない、人の手による優しさや、美しさを表現できるので、私自身とても好きです。
最近はガルバリューム鋼板という非常に耐候性、耐久性がある材料が進化していて、色やテクスチャーがとても良いものが出てきています。この金属板を、職人の手をつかって、美しい外壁をつくったもらうのがとても好きです。
ところでおもしろい話しなのですが、各板金工は、それぞれ独自の技術を持っています。
したがって現場ごとに、その職人の納め方、つくりかたを聞きながら、納め方を決めていきます。
また、設計者としても少しチャレンジした納め方をお願いすると、職人さんも意欲的にチャレンジしてくれることが多いので、そのやりとりは設計の醍醐味の一つです。
現場では、THさんに来ていただき、室内をご案内して、フローリングの檜材を確認していただきました。
内部の空間ボリュームや日の入り方なども確認でき、完成時が良くイメージできたと思います。
投稿者 ooto : 17:46
LED照明の普及
オンライン設計室NO.41_TH-HOUSEを更新しました。
先日、TH-HOUSEの建て主さんと、神田にあるコイズミ照明で、照明器具の確認を行ってきました。
コイズミ照明のショールームでは、実際の照明がイメージできるように、居室のモデルルームが用意されており、ここで明るさ、光の質、光源の違いなどをシミュレーションすることで、実際に体感出来ます。
キッチンや吹き抜け空間などが、実際の空間をイメージさせてくれるので、とても良い体験ができます。
このスペースで、設計図を見ながら器具の確認をしてきます。
ところで、最近のLED器具の普及速度は、非常に速く、数ヶ月前には不満だったLED器具のデザインの不満点も、いくつかは進化していて、その早さに驚かされました。
原発事故による節電も大きく影響していると思います。
さて今回は、老後の家なので、綺麗に見える照明デザインに加え、特に器具の維持管理=球の取り替え易さ、加齢による見え方の改善が、照明設計のテーマになっています。
実は、数ヶ月前の実施設計段階では、クリプトン球(=白熱電球)をいくつか選んでいたのですが、LED器具の急速な普及と、価格が手頃になったことを踏まえ、LEDまたは、蛍光灯に変えました。
消費電力は、白熱球の1/8で、かつ寿命が長い=球が切れないLEDは、今後増えることは間違いありません。
ただし白熱電球系の器具は非常にモノが綺麗に見える特性があるので、ダイニングテーブルを照らすペンダントだけは、残しました。
将来的には、この器具は取り替えが可能なので、今回は暫定的な考えで選んでいます。
ともかく、この1年くらいで、照明に関する設計の考え方は、急速に変わっています。
エネルギー損失の大きい白熱球は今後は激減していくでしょう。
場所柄(秋葉原)ですが、帰り掛けに、LED球専門店がいくつかあることにも驚かされました。
投稿者 ooto : 13:47
No.41 TH-house更新 建て方工事
No.41 TH-houseのオンライン設計室を更新しました。
今回は、建て方工事の様子。
建て方は、1日目に土台敷きを行い、2日目に骨組みを組み上げていきます。
1階が組みあがった状態。
当日は、THさんのご家族も見学されて、建て方の様子を見守っていらっしゃいました。
上棟は夕方までには無事終了し、1/1スケールの骨組みが完成。
これからは、「肉付け工事」の内装・外装工事に移っていきます。(森川)
投稿者 ooto : 14:18
ジャズピアノのミニコンサート
先日、KT-HOUSEの地下で開かれた、ピアノソロのミニライブコンサートに行ってきました。
新宿区曙橋にあるNO.29_KT-HOUSEは、ジャズピアニスト松本峰明さんの自宅で、地下にはライブを開催できる音楽室兼、ライブハウスがあります。
地下鉄曙橋駅近くを通る靖国通りから、1本内側の静かな通りに、KT-HOUSEはあります。
月に1〜2度程度、この地下室で、松本さんご自身のミニライブが開かれます。
地下の音楽室は、20〜25人程度集まると丁度良い広さです。
音の響きも、松本さんからは丁度良いと、褒められて評判も良いのは設計者として嬉しいかぎりです。
さて10月末の週末に、2時間ほどの単独ジャズピアノライブを楽しんできました。
ここの楽しみは、もう一つ奥様のお姉様がつくってくれる、オードブルの美味しさ。
ぜひ一度足を運んでみてください。
なおここピアノは、フランスのPYEREL(プレイェル)という珍しいものだそうです。
このライブハウスの名前は、このピアノの名前をそのままに名付けられています。
なお、コンサートのスケジュールは、松本峰明さんのホームページを参照してください。
またKT-HOUSEの様子は、下記のページをご参照ください。
■KT-HOUSEオンライン設計室---出来上がるまでのプロセス。
■住宅建築WORKS----出来上がった住宅
■住んでみて/別冊TAIKEISHA---入居後の様子
投稿者 ooto : 10:14
No.41 TH-house更新 基礎工事その2
No.41 TH-houseのオンライン設計室を更新しました。
基礎工事のアンカーセットです。
基礎の立ち上がりコンクリート打設前に、所定の位置に所定のアンカーボルトを設置していきます。
アンカーボルトがコンクリート打設でずれないように、金物でしっかりと固定。綺麗に設置されています。
次回は建て方の更新です。(森川)
投稿者 ooto : 17:38
No.41 TH-house更新
No.41 TH-houseのオンライン設計室を更新しました。
現場は基礎工事に入っています。
また、この時期には、建物の骨組みのプレカット図チェックも同時進行ですすめて行きます。
建て方が近づき、よりいっそう気を引き締めていきます。(森川)
投稿者 ooto : 13:52
NO.41 TH-house 更新
オンライン設計室NO.41 TH-houseを更新しました。
今回は地縄張り、建物の基準を出していく作業です。
黄色い糸で建物の壁芯を配置しています。
これで、建物の実際のボリューム感がわかってきます。
これから根切を行い、基礎工事に移って生きます。建て方も近づいてきました。(森川)
投稿者 ooto : 13:44
NO.41_TH-HOUSEを更新しました。
解体工事が無事終わり、液状化地盤対策工事として、柱状改良工事が始まりました。
地中の中に、支持地盤まで600φの柱状のコンクリートがつくられていきます。
おおよそ9メートルの深さまで到達します。
ドリルのような掘削機で、深さ9メール付近まで穴をあけ、先端からセメントミルクを注入しながら抜き上げると、600φのコンクリート柱が出来ています。
全部で29本、地中に作成されました。
これらのコンクート柱の上に、基礎を乗せて、安全な建物とします。
いわゆる砂上の楼閣にならないような対策です。
投稿者 ooto : 17:22
NO.41_TH-HOUSEを更新しました。
NO.41_TH-HOUSEを更新しました。
9月に入っても残暑が厳しい日が続きますが、ようやく着工となりました。
今回工事をお願いする工務店は、3社の相見積もりの結果、四街道の(株)金正になりました。
まずは、解体工事からはじまりました。
既存の住宅は、約40年前に建てられた大手ハウスメーカーの大成パルコンのものです。
この住宅は、壁式RC住宅ですので、木造住宅の解体工事との比べ、手間が掛かります。
しかし、ハサミを先端に付けた重機を使い、案外簡単に解体されています。
閑静な住宅街のなかの解体工事なので、周辺への配慮を怠らずに工事を進めていただくようお願いしています。
そういえば都心でもRC建築の解体工事が行われている現場を良く見かけます。
写真は、大戸が最近見かけた六本木のRCビルが解体されている現場です。
蟹挟みのような先端を付けた重機が、はぎ取るようにRCビルを解体しています。
高度成長時代に建てられたビルが、建て替えられるケースが増えているようです。
耐震性、省エネ性、設備類の老朽化などを考えると、リフォームやコンバージョンでは対応できないのでしょう。
解体が終わると、次は液状化対策の地盤改良工事です。
投稿者 ooto : 12:16
オンライン設計室NO.41_TH-HOUSEを更新
オンライン設計室NO.41_TH-HOUSEを更新しました。
今回は、コミュニケーション手段としてのBBSの活用方法と、最終模型写真を掲載しました。
家づくりには、設計者と建て主のコミュニケーションは欠かせません。
家づくりにとって大切なの要素は、設計デザインの良さとともに、コミュニケーションがいかに取れたかという2つのことです。
いくら設計デザインが良くても、設計者と建て主の考え方にズレがあれば、それは良い家づくりにはなりません。
そういった意味で、デザインとコミュニケーションは、一体のものだと思います。
このコミュニケーション方法を採用してから、10年あまり経過しましたが、地味なインターネットコミュニケーションツールですが、とても有効だと実感しています。
今回は、ご主人がバンコックで単身赴任中、千葉の建て替えで、奥様が自宅に残り、設計打ち合わせの窓口になっています。その他両親を心配して、独立された息子達が、東京と神奈川に住み、進行を見ていてくれるという構図です。
全体の進行や設定は、建築計画網・大系舎で行っています。
また、最終模型を掲載しています。
少し検討すべきところが残っていますが、最終形の模型です。
投稿者 ooto : 16:07
住んでみて第7弾KT-HOUSEを掲載
住んでみて第7弾KT-HOUSEを掲載しました。
KT-HOUSEは、新宿区に建つ地下1階・地上3階建ての都市型住宅です。
敷地面積は16坪であり、周囲に近隣の住宅が接している狭小住宅地です。
地下1階は、ジャズピアニストであるKTさんの音楽室兼ミニライブ場であり、地上部分は住居です。
この住宅は、2人の子供はすでに独立したあとの夫婦が、2人で生活を楽しみながら、生活することが目的でつくられました。
この住宅が設計中に、北京オリンピックの前後に、日本では原油や鉄鋼材料が不足して、物価が急激に上昇して、計画が一時中断しました。
その後計画変更を通じて、ようやく完成した住宅なので、忘れがたいものがあります。
そのあたりの様子は、オンライン設計室に詳しくレポートしています。
■住んでみて第7弾KT-HOUSEへリンク
この住宅は、BBSを活用して、コミュニケーションを取るなど、家づくりの新しいチャレンジしています。
なおKT-HOUSEの住人は、ジャズピアニストの松本峰明さんです。
地下室で、月に一度程度ミニライブを開いています。
ライブ情報は、以下のホームページに掲載されています。
一度ぜひ、ライブを聴きに遊びに来てください。
ついでに、この住宅も見てください。(都営新宿線・曙橋徒歩1分)
■KT-HOUSE地下_ライブハウス(Petite Salle Pleyel)へのリンク
■松本峰明さんのホームページへリンク
投稿者 ooto : 01:33
住宅建築WORKSを更新
住宅建築WORKSを更新しました。
新たに、4つのプロジェクトを追加しました。
■NO.24_AK-HOUSEへリンク
■NO.33_NN-HOUSEへリンク
■NO.36_TT-HOUSEへリンク
■NO.40_TW-HOUSEへリンク
古いプロジェクトから、最近のものまで整理しました。
完成直後のもの(TT-HOUSE,TW-HOUSE)は、少し時間が経過したら、再撮影する予定です。
住宅建築WORKSにある、各プロジェクトの親ページにある、断片写真をクリックすると、大きな個別の写真ページへアクセスすることが出来ます。
ぜひ一度見てください。
住宅建築WORKSの量が増えてきたので、もう一度分かりやすく整理分類する予定です。
当事務所の住宅は、大きく分類すると、”下町の家”と”山の手・郊外の家”に分類されます。
下町の家とは、台東区、墨田区、大田区などの4階建て程度の鉄骨やRC構造の住宅です。
一方、山の手・郊外の家は、杉並区や目黒区などに建つ、2,3階建ての住宅で、主に木造住宅です。今回まとめた住宅は、主に後者の住宅になります。
投稿者 ooto : 08:53
TH-HOUSEを更新
■オンライン設計室NO.41_TH-HOUSEを更新しました。
今回は実際に設計が始まってからのプロセス公開です。
THさんには、要望事項と、持ち込み家具や家電の整理をしてもらいました。
また設計をはじめるにあたり、正確な配置図が必要になります。
まずは敷地の大きさ、レベル、近隣の建物の位置、正確な真北の方向を、測量事務所に依頼して図面を作成してもらいました。
・敷地の測量
設計中に起こった今回の大震災では、広域の液状化が問題になりました。
そこで、地形的に液状化の危険があるので、ボーリング調査を行いました。
ここでは、これらの経緯を公開しました。
・ボーリング調査
・砂質土
投稿者 ooto : 11:37
オンライン設計室NO41_TH-HOUSEを更新しました。
NO.41_TH-HOUSEを更新しました。
THさんのプロジェクトが始まるまでの経緯を、まとめました。
NO.1からNO.3までを再度編集し直しましたので、遡って参照いただけますと嬉しいです。
60歳代のご夫婦が、老後の家を立て直そうとした経緯、私達に設計を依頼するまでのプロセスをまとめてみました。
後日談になりますが、なぜ千葉のTHさんが、東京の私達の事務所に声を掛けることが出来たのかは、丁度その時期に、裏磐梯の別荘の設計監理をしていて、何度も福島へ出かけている様子が、ホームページに出ていたからだそうです。
もうインターネットの利用は当然の世の中になりましたが、それは若い3,40歳台の建て主だけでなく、60歳代の建て主の方にも、当然のものとなってきました。
ただ、家づくりという大事業を、ネット利用を通して、60歳代のご夫婦とっては、一歩を踏み込まれるのはそれなりに大変勇気が必要だと思っています。
ご主人が、単身赴任でタイのバンコクにいらっしゃいます。
タイと千葉と東京をBBSで結んだプロジェクトを進めていきます。
投稿者 ooto : 11:35
オンライン設計室NO.41_TH-HOUSE
NO.41_TH-HOUSEでは、地質調査を行いました。
この地域は、液状化が疑われています。
液状化は、簡易な地質調査(スエーデン・サウンディング調査)では調べられないので、ボーリング調査を行いました。
地質調査会社からの中間報告ですが、2メートル弱まで盛り土であり、その下に約7,8メートルの昔沼地だった砂質粘土地盤があるとのことです。
また地下水位が約1〜2メートル程度と高く、液状化地盤の可能性が高いとのことでした。
現在、調査会社の試験室で、現地の土を元に液状化のチェックをしています。
近々報告書が出てきますので、このデーターを元に基礎設計を進めます。
この住宅の実施設計は、詰めの段階に来ています。
オンライン設計室では、設計プロセスを徐々に報告していく予定です。
投稿者 ooto : 09:22
オンライン設計室の新しいプロジェクト
オンライン設計室の新しいプロジェクトが始まります。
NO.41_TH-HOUSEです。
千葉県の郊外住宅地に建つ、老後の家の設計をお手伝いすることになりました。
老後の家をリフォームするか、立て直すか迷われているときに、当事務所のホームページをご覧いただき、相談を受けました。
現在お住まいの住宅は、築38年のRC構造住宅メーカー住宅です。いろいろ検討の末、結局この住宅を建て替えることになり、私たちが設計を担当することになりました。
子供達は30歳代ですでに自立して家を出ており、ご主人はあと少しで退職をむかえます。 これから2人でゆっくり、老後楽しく暮らす家が欲しいというご希望です。
実は現在、ご主人はタイの首都バンコクに、日本企業から赴任されています。
ですから設計中は、東京、千葉、そして東南アジアをネットワークし、情報を共有しながらながら、作業を進めていきます。
これから、徐々に公開していきますので、よろしくお願いします。
投稿者 ooto : 17:59
NO.40_TW-HOUSEを更新しました。
オンライン設計室NO.40_TW-HOUSEを更新しました。
ベランダでは、白い手すり壁のポリカ小波板が施工されました。
外壁と同じ、波波の形状の小波板です。
小波板は、曲面のウェーブが光を優しく陰影を作り出してくれるので、私はとても好きな工法です。
但し外壁はガルバリューム鋼板、手すり壁は樹脂です。
手すり壁は半透明なので、視線はカッとしますが、光をある程度通します。
室内から見ると昼は道路からの視線を遮り、夜は道路から見ると室内の明かりを透かせてくれるはずです。
夜景も綺麗なはずです。
このあたりの住宅街は、夜間は全ての雨戸やシャッターが閉じられ、真っ暗で少々不気味ですので、ぼんぼりのような光で街をライトアップしてくれるはずです。
室内では養生が撤去され、ようやく床・壁・天井の仕上げ材が一堂に会して見ることが出来ました。
新品のヒノキフローリングの優しい色合いが綺麗です。
針葉樹のヒノキのフローリングは、柔らかく、足裏にも優しい感触です。
投稿者 ooto : 17:33
『住んでみて・別冊TAKEISHA』を更新
久々に、『住んでみて・別冊TAKEISHA』を更新しました。
今回は、郊外から都心に移り住んだ、オンライン設計室NO.23_YA-HOUSE=老後の家の話です。
建築後3年が経過し、すまいが落ち着きいてきた時期なので、いつものように市川さんに取材をお願いしました。
この住宅を設計するときに、一番迷ったことは、どのくらい公園に対して、開くかという事でした。
設計の面白さを追求するのであれば、公園に対して、積極的に開いていくという方法もあったのですが、住まい手からすれば、窓からの景観の良さだけが住宅の全てではないということを、考えながら設計に入った記憶があります。
それだけ、家からの景観が良いというこですが、景観が良いこということは、住んでいく中で、当たり前のことになっていくようです。
つまり、景観を取り込んだ住宅は、雑誌の記事としては話題性があるのですが、一方設計者がこれに、つまり景観の良さに振り回されて設計すると、その反動で住まい手にとって本当に大事なことを見落としがちになるということを経験しています。
この住宅で一番重要事項として考えたことは、俗に言う『終の棲家』という言葉がとても悪いイメージを醸し出しており、そうではない、これから始まる老後の人生を、もっと楽しむことが出来る家を設計したいということでした。
だからここでは、『楽の家』というコンセプトで、楽しんで、かつ楽して住むことが出来る家を設計しようと考えていました。
よく考えて見れば、ハードとしての住宅の寿命と、人間の寿命を考えると、明らかに住宅の寿命のほうが長いはずです。
だから、一般に考えられるような、老後の家=お年寄りにだけにフィットさせすぎた住宅は、エコや資源の観点、また家の資産価値から考えると問題ではないかと思います。
つまり住宅は、何代にも渡って住み繋がれていくようにつくられるべきであり、若いときだけとか、また老後だけに、特化した住宅の寿命は短いはずであり、ここではそのような住宅を目指して設計をしていません。
ですから、このYA-HOUSEは、YAさんには最大限楽しんで住んでいただけるように設計しているのですが、次の世代の家族(第3者かもしれませんが)が、サイクルで住んでもらえるようなことを、心の片隅で考えながら設計しています。
そういったことは、YAさんから特に要望されているわけではないのですが、住宅は、その場限りの消耗品ではなく、個人の所有を超えた社会的な財産であるという側面があることを、設計者として忘れてはいけないと思っています。
投稿者 ooto : 16:47
NO.21_MM-HOUSEの玄関庇をリフォーム
オンライン設計室NO.21_MM-HOUSEを更新しました。
昨年の年末のことでしたが、MM-HOUSEの玄関庇をリフォームしました。
当初は、出幅が60センチほどのアルミの庇を設置していたのですが、もう少し広い玄関先のスペースが欲しいとのことで、FRPで設計した庇をデザインしました。
MMさんは、石のイメージが好きであり、石に近いFRPの素材感を意識したデザインです。
1Oミリも厚みがあるFRPは、一品生産品であり、色や濁り具合を調整してもらいました。
半透明な素材ですが、しっかりした強度があり、樹脂というより、石のような素材感が不思議なイメージを醸し出していました。
ところで、この住宅は50代後半の夫婦のための、すまいです。
いわゆる終の棲家になるわけですが、落ち着いていて、時間の変化を受け入れるすまいを意識してデザインしました。
またRC壁構造で、温熱環境を意識して外断熱を施しています。
オンライン設計室NO.21_MM-HOUSEの完成写真を見てください。
投稿者 ooto : 12:23
オンライン設計室NO.31_NM-HOUSE(リフォーム)更新
耐震診断と耐震補強を行ったリフォーム住宅(オンライン設計室NO.31_NM-HOUSE)の、1年後の姿を掲載しました。
1年点検も無事終わりました。
家におじゃますると、NMのご家族が生活を楽しんでいらっしゃる様子が、よく伝わってきます。
インテリアの設えも、すっかりNMさんらしくなってきたので、カメラマンの飯村さんに撮影してもらいました。
11月の午前中の撮影でしたが、心地よい日差しと風が抜けていきました。
2世帯住宅で、親を看護する生活なので、大変だと思いますが、元気にかつすまいを楽しんでいらっしゃるようでした。
投稿者 ooto : 12:34
NO.29_KT-HOUSEを更新
NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
ようやく外部足場が外れました。
今まで青い養生ネットに隠れていた外観が現れました。
白い光触媒の塗料と木部が良く合っていました。
内部は、クロス仕上げが終わり、ほぼ仕上がっています。
あとは照明器具の取り付けが残っているのみです。
3階には気持ちの良い朝日が、綺麗に差し込んでいました。
また地下室は、午前中の時間帯は、直接太陽光が階段に差し込みます。
狭小地の住宅ですが、自然の光や風を感じることが出来るよう配慮した結果です。
今回は、修代塗装の岡本さんを紹介します。
寡黙で頑固な職人ですが、本当にすばらしい塗装をしていただいています。
投稿者 ooto : 20:55
NO.28_NA2-HOUSEを更新
NO.28_NA2-HOUSEを更新しました。
ほぼ完成写真を掲載しました。
寒い季節を迎える前に、ようやく完成までこぎつけました。
住みながらのリフォームでしたので、少し時間が掛かりました。
基本コンセプトは、”楽の住処”であり、老後を楽に、そして楽しく暮らすことです。
2階建ての戸建て住宅に、老後一人で住むには、コンパクトに住むことが良いと考えられます。
将来的には、1階で完結した生活が出来るように考えています。
NA2の息子さん、つまりNA-HOUSEのご主人も、設計から工事まで協力していただきました。ご覧いただければ分かりますが、NO._17 NA-HOUSEとは共通項が多い計画です。
なおもしこのブログを見て、NA2-HOUSEの見学をご希望の方がいらっしゃいましたら、先方のご了解が取れ、かつスケジュールがあえばご案内可能ですので、ご連絡下さい。
最後に静岡の匠工務店には大変お世話になり感謝しています。
投稿者 ooto : 09:47
NO.28_NA2-HOUSEを更新
NO.28_NA2-HOUSEを更新しました。
リフォームは、短期決戦なので、毎週1回静岡の現場へ伺っています。
今回のクライアントのNA2さんは、60歳代です。
老後の家=楽の住処としてのリフォームです。
住みながらのリフォームなので、毎日現場をみていらっしゃいます。
徐々に出来上がる姿をみていくのは、楽しみのようです。
今回、キッチンや洗面所などの家具類は、主に大工につくってもらいます。
納まり、金具などいろんなことを細かく決める必要があり、手間が掛かりますが、楽しみでもあります。
投稿者 ooto : 11:25
NO.21_MM-HOUSEの1年点検
1年点検で、NO.21_MM-HOUSEを訪れました。
何かずっと昔からたたずんでいたような気配があります。
建物内外をゆっくり一回りしましたが、1年間の間に大きな問題は起きなかったので、一安心。
小さな手直しを葛工務店にお願いして、1年点検は終了しました。
当日は快晴で、少しスナップ写真を撮らせていただきました。
徐々にですが、時間が重なり、住まいに落ち着きが出てきたような感じがします。
この一年、時々おじゃましていますが、少しずつ手が加わっていく様子を拝見するのが楽しみな住宅です。
なおこの住宅の設計から完成までのプロセスは、オンライン設計室NO.21_MM-HOUSEをご覧下さい。
完成後の様子は、住宅建築作品集をご覧下さい。
投稿者 ooto : 09:25
NO.28_NA2-HOUSEの現場監理
昨日は、NO.28_NA2-HOUSEの現場監理で、静岡へ日帰り出張でした。
あいにくの曇り空でしたが、東名から富士山がはっきり見えました。
昼は、富士川サービスエリアで、一休み。
ここから富士川越しに見える富士山は、とても美しい。
デジカメでは、再現出来なかったのですが、ちょうど北斎の版画に出てくるような富士山と空模様でした。
はっきりした名前は忘れましたが、由比名産・海鮮丼を昼食でいただきました。
炊き込みご飯+しらす+桜エビが絶妙なおいしさを醸し出していました。
値段は690円と大変お得でした。
さて午後から現場では匠工務店に加えて大工、設備屋、電気屋を交えて、納まりの打ち合わせをまとめていると、すっかり夕方になっていました。
いつも帰りは、清水インターチェンジから東名に乗るのですが、今日は気分で国道1号線を通って、帰宅の途につきました。
富士川あたりで東名に乗るつもりでしたが、道が空いていたのでそのまま箱根超えをしてしまいました。
1号線沿いに芦ノ湖の湖畔を通り、箱根マラソンのコースを通って小田原に出ました。
もう20年ぶりくらいの箱根超えでしたが、気分転換になりました。
投稿者 ooto : 23:50
NO.28_NA2-HOUSEを更新
NO.28_NA2-HOUSEを更新しました。
昨日は、静岡の現場へ日帰り出張でした。
10月の後半になり、ようやく工事が開始されました。
昨夜の雨が嘘のような快晴で、静岡への気持ちの良い東名高速。
御殿場を過ぎるあたりでは全く見えなかった富士山が、由比のパーキングで振り返ってみると、冠雪をかぶった見事な姿を見せてくれました。
春からもう10回近く、静岡へ来ていますが、はじめて見えた富士山の姿。
現場は解体工事が始まり、問題点を打ち合わせ。
職人とは、初めての顔合わせ。
大工の牧野さんとは、細かな納まりの打ち合わせを行いました。
夕方暗くなる頃にはヘトヘトになり、帰路につきました。
帰り道、いつものように由比のパーキングで、桜海老そばをいただき一休み。
また来週現場へ行く予定です。
投稿者 ooto : 01:38
住宅・建築作品集に、NO.23_YA-HOUSEを掲載
住宅・建築作品集に、NO.23_YA-HOUSEを掲載しました。
墨田区の都市公園に面して建てられた、60歳代の夫婦のために設計された老後の住まいです。
今回のプロジェクトは、長年住み慣れた子育てのための郊外住宅を離れ、老後の生活を楽しむために都心に住宅を建て、移住するというものです。
建築場所は夫の生家で、老後の生活を過ごすために昔のコミュニティーに戻ってきました。
建築のテーマは、”楽の住処”であり、老後は”楽=簡単にわかりやすく”、そして”楽しんで”で生活できるように、いろいろと工夫しています。
今回は、設計のコンセプトが、分かりやすいように工夫してみました。
これらの設計上のポイントは、下の図面上をクリックすると、説明画面がポップアップするようになっています。
(楽の住処=老後の家・設計コンセプト図参照)
都市公園に面しての眺めは、他では得難いすばらしく開放的な景観です。
写真家・飯村昭彦さんの撮影です。
投稿者 ooto : 08:24
住宅建築作品集にNO.23_YA-HOUSEを追加
住宅建築作品集にNO.23_YA-HOUSEを追加しました。。
この住宅は、墨田区の都市公園に面して建てられた、60歳代の夫婦のために設計された老後の住まいです。
今回のプロジェクトは、長年住み慣れた子育てのための郊外住宅を離れ、老後の生活を楽しむために都心に住宅を建て、移住するというものです。
建築場所は夫の生家で、老後の生活を過ごすために昔のコミュニティーに戻ってきた。
建築設計のテーマは、”楽の住処”で、老後は”楽=簡単にわかりやすく”、そして”楽しんで”で生活できるように、設計上いろいろと工夫しました。
設計上の工夫に関しては、各パーツを作品集の中で分かりやすくピックアップしましたので、ぜひご参照下さい。
敷地は、都市公園に面しての眺めは、他では得難いすばらしく開放的な景観です。
設計と工事のプロセスは、オンライン設計室NO.23_YA-HOUSEを参照してください。
投稿者 ooto : 12:30
NO.28_NA2-HOUSEが、はじまりました。
オンライン設計室NO.28_NA2-HOUSEが、はじまりました。
NO.28_NA2-HOUSEは、NO.17_NA-HOUSEのクライアントの実家でのリフォーム計画です。
NAさんをはじめ、ご兄弟は家を出られたおり、現在は、お母様が一人でお住まいです。
ハウスメーカーで、20数年前に建てられた、壁式構造の木造住宅です。
この住宅、冬寒く、かつ北側の室内が暗いので不便を感じるそうです。
老人が気持ちよく、安心して、かつ楽に住むことが出来る家に改造する予定です。
ただし、壁式構造なので、条件付でしか開口部を、変更することができません。
何が出来るか、いろいろと検討していきます。
ところで、今回の場所は静岡です。
出張は、富士山を越え、駿河湾を見渡しながらの運転で、気分転換になります。
また由比でいただく桜エビは、絶品で、旅の楽しみです。
この写真は、東名高速由比パーキングで食した桜エビ丼で、なんと230円と格安ですが、絶品の味でした。今度は、桜エビ天そばをいただくのを楽しみにしています。
投稿者 ooto : 16:16
NO.23_YA-HOUSE更新
NO.23_YA-HOUSEを更新しました。
工事が遅れて、オープンハウスの時には、仕上げの途中でしたので、お越しいただいた皆様には、大変ご迷惑をお掛けしました。
引き渡しが近づき、塗装工事が終わった状態です。
ただ家具工事は、まだ扉の工事が終わっておらず、最終仕上げの状態ではありません。
扉は、ラワン合板の上染色仕上げよ予定しています。
階段室は、家具が大きな面積を占めるので、扉が入らないと、最終的な仕上げになりません。
引っ越しがせまっており、完全に仕上がって綺麗な状態を報告出来るのは、荷物の整理が終わって一段落してからになりです。
投稿者 ooto : 16:40
楽の住処
NO.23_YA-HOUSEの呼び名を、終の棲家に変えて【楽の住処】と名付けてみました。
これまで呼んできた【終の棲家】と言う言葉の中の『終』という語感からは、ネガティブなイメージを想起させられます。また『棲家』と言う言葉は、巣ごもりするという意味で閉塞感が感じられられます。
この住宅は子育てをするためのものではなく、老後の生活を楽しみ、高齢になっても楽に住むことができる意図を持って計画しているので、終の棲家に対して【楽の住処】と名付けてみました。
長寿社会になり、60代以降の生活も2,30年と長いものです。
YAさんにとってもこの住宅で、新しい生活が始まります。
そういった意味で、終の棲家と呼ぶのは当を得ていないと感じていました。
ところで、一口に住宅とは言っても、実は想像以上に多くのタイプがあります。
普通住宅といえば、子育てを行う核家族のための住宅が一般的でしょう。
これ以外にも、2世帯、3世帯住宅、一人住まいの住宅、別荘、老後のための住宅、病人をケアーするための住宅など、住宅の目的は多様にわたっています。
またそれらの住まいが集合したいわゆる集合住宅あります。最近では家族ではなく、血の繋がっていない人が一緒に住むためのグループホームなどというものもあります。
また賃貸される住宅と、所有される住宅の違いも、異なった視点で設計が行われます。
このように単に住宅とはいえ、奥は深いものがあると感じているいます。
ところで、YA-HOUSEを公開しますので、ご希望の方はご連絡下さい。
投稿者 ooto : 23:01
NO.23_YA-HOUSEのオープンハウス
下のログでもお知らせしていますが、NO.23_YA-HOUSEのオープンハウスを行います。
現場の進行速度に、オンライン設計室の最新ページが、ついてきていない状態なので、最新の現場をここで報告いたします。
現場では、大工工事がおおよそ終わり、現在仕上げ最終段階に入っています。
今日は、正面ベランダの手すり壁の取り付けを行いました。
光は取り入れながら、視線は遮るという考えで、採用した素材です。
FRP独特の深みのある緑がかったいろが綺麗に映ります。
今回採用した波は、中並みで、しっかり感があります。
外壁面は一部塗装工事を残しているので、塗装後はもう少しシャープな感じが出てくると思います。
オープンハウスは、3月24日13:00〜17:00まで、行いますので、遊びに来てください。
場所は、メールをいただければ、折り返しお知らせいたします。
投稿者 ooto : 18:45
NO.23_YA-HOUSEのオープンハウス
NO.23_YA-HOUSEを、オープンハウスで公開します。
オンライン設計室での進行状況以上に、現場が進んでいます。
予定している日時は、2007年3月24日(土)午後13:00-17:00です。
場所は、JR総武線:両国駅、または大江戸線:両国駅から徒歩約3分の場所です。
お車の場合は、付近のコインパーキングをお使いください。
見学は予約制としますので、ご希望の方は、事前にメールにてご連絡をいただければ、詳しい場所をお知らせいたします。
連絡先
メール ooto@taikeisha.net(大戸)
電話 03-3716-2918(建築計画網・大系舎)
敷地面積は約20坪で、テーマは『終の棲家』です。
目を引くような大きな吹き抜けや、大開口サッシがあるわけではありませんが、裏の公園を借景として利用し、明るく、落ち着いた空間を、丁寧につくりました。
施主は、60歳代前半のご夫婦です。
子育てが終わり、老後をご夫婦で、ゆったりそして楽しく暮らすための住宅です。
敷地の背後には、大きな都市公園が控えており、贅沢な借景となっています。
60歳代の高齢なクライアントのために、バリアーフリーと、使い易さを追求して、まじめに取り組んだ住まいです。
鉄骨耐火構造3階建てで、延べ床面積は、123m2(37坪)です。
その他この計画のプロセスは、オンライン設計室に詳しく掲載しています。
また近隣には、隅田川、国技館、大江戸博物館の他、ちゃんこ鍋屋などがありますので、散歩がてらお出かけください。
建築計画網・大系舎 大戸浩
投稿者 ooto : 19:13
NO.23.YA-HOUSE更新
NO.23.YA-HOUSEを更新しました。
今回は、基礎工事から鉄骨製作までです。
鉄骨構造の建築物は、現場から遠く離れた鉄骨工場で部品がつくられ、現地で組み立てが行われます。
ですから、現場組み立て以前の製作現場は、ほとんどクライアントが目にすることはないと思います。
現場と工場が離れているので、当然寸法に食い違いがあってはいけません。
また、柱や梁などの部品にしてトラックで、運ばれるので、分割された部品一つ一つが、所定の強度があるか、また組み立て上問題はないかなど、事前のチェックが不可欠です。
工場での検査の様子を掲載しています。
今回は図面チェックの様子から工場検査の様子までを掲載しています。
今回の鉄骨工場は、埼玉県川口市にあります。
工場から、見慣れぬ煙突状のものが見えて、これがキュープラだととのこと。
キューポラは、鋳物をつくるための溶解炉だそうです。
工場の人からの説明では、この種類のキューポラはほとんどなくなったとのことですが、その技術は受け継がれ、現在でも自動車のエンジンなど、日本の高度な鋳物技術が、支えているということを伺いました。
投稿者 ooto : 11:04
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