完成に近づき、家具の設置や建具の吊りこみ、器具付けが始まりました。
今回のキッチンは、オリジナルの造作キッチンで、事前に工場で製作した箱を現場で組み立てて、オーダーサイズのステンレス天板を取りつけて完成になります。

（L型のキッチンで、収納部分はオープンのシンプルなキッチンです。）

（壁はシンプルな白のタイル貼り）

造作キッチンの取付は建具屋さんが行っています。
キッチンと建具は少し違うように感じるかもしれませんが、建具屋さんは細かな加工ができる機械を持っているので、細かな細工がある造作家具は、建具屋さんが製作することが多いです。

現場では、建具屋さんが建具の吊りこみを行っていました。

掘り込みの把手を加工していましたが、型を当てて、慎重に丁寧に建具を加工しています。
大工さんと同じく木を加工する仕事ですが、より細かい木の加工を行うのが建具屋さんというイメージです。

（型をあてて慎重に位置を出す）

（丁寧に掘り込みを入れていく）

（玄関収納は箱は大工さん。建具だけ建具屋さんです。）

そのほか、スチール手摺や、設備機器、エアコンや照明器具の取付が進みます。
これらの取付が終われば、養生を撤去して完成になります。

（洗面カウンター。木のカウンターに、実験シンクを落とし込み）

（吹き抜けのスチール手すり）

（養生で見えませんが、玄関ドアも取りつきました。木製の造作ドア）

ここまでくればあと少し。