オンライン設計室
02:現地調査
(2021.04.27)
事務所でお話しをうかがい、改めて現地調査に向かいました。
場所は東京都葛飾区。駅から10分程度離れた場所で、大きな通りから少し入った住宅街にあります。
既存建物は、築約40年の木造2階建て住宅です。
●敷地条件
・東側が6m道路に4.722m接道している
・隣接建物は、北側3階建てマンション、南西面は戸建て住宅と、3方向が建物に囲まれている
●地盤の状況
・この地域全般に、地盤が悪く、液状化の可能性が高いため、地盤改良等の補強計画が必要。ただし、実際に敷地内で地盤調査を行い、改良計画を検討する必要があります。
(東京都の液状化マップ。ピンク色の地域は液状化の可能性が高い地域)
(近隣の地盤データ)
●法的な規制
・近隣商業地域・準防火地域
・用途地域の境界は、南側隣地内にあり、隣地は第一種住居地域。そのため、南側隣地とは、法的な規制が異なる。
・第三種高度地区や日影規制の高さ規制はあるが、10m以下であれば対象外。
現地の状況を確認し、第一案の作成に取り掛かります。