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NO.43_MW-HOUSEができるまで

Vol:03:地盤調査

(2012/06/12)

地盤調査を行いました。

計画に先立ち、地盤調査することにしました。
一般的に、東京の下町地域は、建築するための地盤が良くありません。

近年首都圏直下型地震などの危険が騒がれるように、耐震性は欠かせない大切な要素です。
砂上の楼閣にならないよう、地盤に合った方法で、基礎をつくる必要があります。

近隣データーから、この地域のおおよその地盤は推定されています。
一般的に支持地盤とできる地層は、ほぼ地盤下約30メートル付近と相当に深い位置にあります。

ただ、今回のように鉄骨3階建て程度の建築の場合は、摩擦杭を使い比較的表層の地層を使って杭を形成することが予想されます。

その場合大切なことは、地耐力と地質、及び地下水位の調査になります。
現地でを調べてみると、液状化の危険が少ないシルト層の地盤であることが判明しました
 。。

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・やぐらを建てて、ボーリング調査を行う。

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・遠景

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・地表付近の粘性が高い、シルト層は、液状化危険性が少ない。ベトッとしている。


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・サンプルとして保存する。

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・近隣データーから見ると、表層部の地盤はあまり良くない。

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・液状化予想マップ。赤が危険エリア、黄色、緑と危険率が下がる。今回は黄色と緑の境界付近。