住んでから少し時間が経過した住宅の様子を
レポーターの市川さんを通して表現しています

都内の旗竿敷地に建つ、木造三階建ての住宅。
Vol.12
旗竿敷地の住宅
- NH-HOUSE -
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・家づくりの楽しみ方

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NH_HOUSEの家づくりにおける大切なイベントの一つとして、木材の製材所までNHさんと一緒に出向き、床材を決めるということを行いました。

今回の設計では、西川材という埼玉の飯能の針葉樹(檜材)を床材として使いました。
飯能は、東京から日帰り旅行が可能な都心に近い場所なので、比較的容易にアクセスできます。


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そのため工事中にNHさんご家族と一緒に現地で樹種、幅、厚みなどを決めるという小旅行を試みました。

現地で原木加工工場を実際に見て、本物を感じながら、材料を決めることは思いの外楽しいものです。

また現地には、西川材を紹介するモデル棟があり、実際に使われている床材や経年変化した木材を見ることもできました。


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住まい手は、自宅の材料のルーツを見て、記憶に留めることが出来れば、一層すまいに愛着が湧くはずです。

お子さん達も、大人になったときに少しでもこの小旅行のことが記憶の片隅に残っていたなら、家族の思い出の一つになると思います。

家づくりは、ただ単にお金を出して家を購入するだけではなく、このようなイベントを家づくりの一環として織り交ぜると、楽しく記憶に残るものになります
。(大戸記)

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