オンライン設計室
Vol.10:工務店の決定から古屋の解体
(2004/11/16)
■工務店の決定
家族は、2カ所に分かれて、引っ越しました。
半年ほど近所と千葉に分かれての生活です。
いよいよ工事が始まる段取りが出来たのですが、工務店が決まるまで少々、手間取りました。
結局5社ほど見積もりを取りましたが、初めは予算がオーバー。
特に、当初の予想に反して、杭工事費が大きな費用が掛かり調整に難航しました。
しかし、設計変更を行い、粘り強く交渉を重ね、今回はシマダ工務店にお願いすることになりました。
着工は、当初より1ヶ月半ほど遅れてしましました。
千葉に引っ越している、おばあちゃんもなかなか工務店が決まらず、やきもきしているようでしたので、ホッと一安心しました。
シマダ建設:島田さん
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■古屋の解体
さて工務店も決まり、50年近く前に建てられた古屋の解体が始まりました。
家族にとっては、感無量といったところのようです。
可燃、不燃に分け、きちんと整理しながら解体していきます。
初めは、ほぼ手作業で進められます。
普段見慣れ、使い慣れたものが運ばれて行くのを名残惜しそうにしていました。
これはキッチンのシンクです。
中はほぼがらんどう。
家族で記念撮影。
何か記念になるものは無いかと、物色していたら、鬼瓦を発見。
地上に降ろすと、意外と大きく、重いものでした。
50年間、雨風に曝されていたとは思えないほど、美しいものでした。
どこに再利用しようかと、思案しています。
気がいい解体屋さん。
ほぼ工事が終了。
都会にぽっかり空いた空白。
裏に高速道路(首都高小松川線)が走る。運河の船も見える。
- Vol.01:質問箱へメッセージ
- Vol.02:相談その2
- Vol.03:家族の紹介
- Vol.04:設計条件1_環境
- Vol.05:設計条件2_古いモノ
- Vol.06:家族の希望1_多目的ルーム
- Vol.07:家族の希望2_水廻り
- Vol.08:4階建ての計画
- Vol.09:3階建ての検討
- Vol.10:工務店の決定から古屋の解体
- Vol.11:起工式から地質調査
- Vol.12:杭工事
- Vol.13:鉄骨製作
- Vol.14:鉄骨建て方
- Vol.15:ALC外壁工事
- Vol.16:仕上げ工事・その1
- Vol.17:クライアントのこと
- Vol.18:内装工事その2
- Vol.19:外装仕上げ工事
- Vol.20:外部完成写真
- Vol.21:内部完成写真
- Vol.22:3ヶ月後の姿(飯村昭彦氏撮影)
- Vol.23:2年後の姿
- Vol.24:事例集に掲載しました。
- Vol.100:日常の風景