【狭小地・変形地】に関する記事一覧
sumai-open イベント報告とオープンハウスのお知らせ
sumai-openのイベントで、KH-Houseオープンハウスに行ってきました。
先日お邪魔したKN-HOUSEオープンハウス同様、大庭建築設計事務所の大庭さん設計の住宅です。約18坪の敷地にたつ、中庭付の二階建て住宅でした。

コンパクトながら、スキップさせたフロアーや、中庭へ向かっての開放感で、ゆったりとした楽しみのある空間になっていました。
中庭にはハナミズキが植えられて、2階のリビングからは四季を楽しむことができそうです。落葉樹は、夏は強い日射を遮る遮光効果もあります。生活するのが楽しみな住宅でした。
11月21日(土)のsumai-openのイベントでは、当事務所設計のKT-HOUSEのオープンハウスを行います。こちらは、鉄筋コンクリート造の地下1階地上3階建ての住宅です。地下は、音楽室になっています。ご興味があれば、メールや電話でご連絡ください。

詳しい内容は、メール又はファックスにて個別にお知らせいたします。(morikawa)
ooto@taikeisha.net
又は
03-3716-2918(建築計画網・大系舎)
投稿者 ooto : 12:46
NO.35_KM-HOUSEを更新
オンライン設計室NO.35_KM-HOUSEを更新しました。
敷地は、予想に反して地盤が悪く、鋼管杭が打設されました。
敷地は幅が狭く、隣家が迫っており、なおかつ重機が敷地内で360度旋回出来ないので、杭工事はかなり大変でした。

165ミリ径の鋼管を10本を、十数メートルの深さで打設しています。
杭は”打設”という言い方をしますが、実際は回転させながら圧入しますので、騒音はほとんど起こりません。
昔、昔昭和の時代では、杭は”コンコン”と打ち込みましたが、現在はこういった騒音が起こる工法はほとんど行われていないと思います。

杭は支持地盤に到達したどうかは、機械の回転値、つまりトルク値で確認します。
今回は構造設計工房デルタの久田さん、山崎さんの立ち会いで杭工事の確認をしています。
投稿者 ooto : 11:11
NO.29_KT-HOUSEを更新
オンライン設計室NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
現場では、家具工事が進んでいます。
今回は、システムキッチンとダイニングテーブルを、私たちが合わせてデザインしました。

手前のダイニングテーブルは、ナラの集成材でつくった至ってシンプルな大きなテーブルです。
長さが2.6メートルで幅が75センチもあります。一部に食器などを収納できる引き出しをつくりました。
大きなテーブルなので、食事の他に作業テーブルにもなります。
もちろん多人数での食事にも対応できます。
キッチンは、同様の素材でつくった木質系のキッチンです。
IHクッキングヒーターや食洗器をビルトインしています。
狭小住宅なので、家具は空間に合わせてつくった方が、無駄なスペースがでないので合理的であり、かつ経済的です。

考え方としては、このLDKは、楽しみながら、日々寛ぐということが基本なので、木質系の素材で優しい感触でつくっています。
ハイサイドライトを通して、コントロール可能な自然光が、自然を楽しませてくれることも合わせて考えています。
施主が50代の夫婦で、いわゆる「終の棲家」でもあるので、ゆとりがあり寛げる空間がコンセプトでデザインしています。
私たちは、「終の棲家」という言葉は、あまり好きではないので、「楽の住処 」という言葉で表現しています。
これまで、オンライン設計室NO.23_YA-HOUSEやNO._20_MM-HOUSEはこのような、コンセプトでデザインした熟年夫婦(50歳代、60歳代)のための住宅です。
子育てのための住宅とは、少し考え方が異なる住宅かもしれません。
現場は塗装仕上げなどの最終工程が進んでいます。
投稿者 ooto : 11:31
NO.29_KT-HOUSEを更新
NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
現場は、大工工事が進んでいます。
今日は大工の紹介です。
石久保さん(右)と、馬淵さん(左)です。
建匠に工事をお願いしたときは、いつもどちらかの大工になります。

石久保さんは、昨年竣工したNO.27_TD-HOUSEの造作工事を担当していただきました。
そのほかには、NO.05_ON-HOUSEの造作工事をお願いしましました。
ぶっきらぼうで、とっつきにくいのですが、話しをすると繊細な方です。
捻り鉢巻きで、黙々と作業をなさっています。

ベテランの大工、馬淵さんは、以前NO.08_MS-HOUSEの造作をお願いしています。
この住宅は、新宿に建つ木造2階建てで、いろいろ苦労した思い出深い住宅です。
大工は、仕上げ工事のはじまりから終わりまで通しているので、いろいろ話しをする機会があります。
なるべくコミュニケーションをとって、良い仕事をしてもらうよう気を遣います。
特に狭小住宅は、作業スペースにゆとりが無いので、作業の流れを考えながら、効率よく作業する必要があるので、大変です。
もう少しなので、頑張ってください。
さて、青い養生シートに囲まれているので、分かりにくいのですが、外部の仕上げが随分進んできました。

丁度現場に、こちらでつくった完成予想図が張ってありました。
木部、光触媒塗料、など良い感じに仕上がってきました。
足場が外れるのが、楽しみです。
投稿者 ooto : 12:43
NO.30_HT-HOUSEの1年点検
オンライン設計室NO.30_HT-HOUSEを更新しました。
今日は1年点検の様子を掲載しました。
引き渡し後ほぼ1年が経過したので、瑕疵に関わる部位を含む検査を行いました。
HT-HOUSEは、三角形の土地にたてられた木造2階建ての住宅です。
3角形の敷地を、無駄なく内外の空間に活用した住宅です。

施工者である東海建物の五十嵐さん立ち会いの上で、一通り拝見しましたが、建具の調整箇所が1カ所微調整する箇所以外は、特に問題はありませんでした。
今回拝見して一番感心したことは、緑を初め、室内外のインテリアに手が加えられていて、クライアントのHTさんらしさが出ていたことでした。
緑が生き生きと生育しており、空間と調和していたこと。


引き渡した箱が、HTさんの手が加わったことで、命が吹き込まれて何倍もの成長していたことでした。
建築家がつくることができるのは、あくまでもがらんどうの箱まで。そこから先のさじ加減は、住まい手自身に委ねられます。
このように住まい手の個性が加わることで、住宅ができあがって行く姿をみることで、設計者としていわゆる施主とのコラボレーションということを実感することがで
きます。

同じような感覚は、先日1年点検をしたオンライン設計室NO.27_TD-HOUSEからも感じることができました。
住宅が、住まいとして命が吹き込まれるのは、いわゆる竣工時に引き渡しするときではなくて、1年程度施主は住むことでわき出てくるこのだと実感します。
このように施主だけでなく職人とともに、協力して、家づくりを行うことができるときに設計者として、充実感を感じることができます。
余談ですが、このようなものづくりとして、コラボレーションすることで感じる実感が、大切であるということを、最近本にして出版しました。
「なぜ、ウェブに強い設計事務所は家づくりが上手いのか。大戸・森川共著(エクスナレッジ刊)」という本ですが、機会があれば一度読んでいただければ嬉しいで
す。
最後に、近々カメラマンの飯村さんに写真撮影をさせていただくことをお願いしました。
投稿者 ooto : 12:25
NO.29_KT-HOUSEを更新
NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
現在、内部の仕上げ工事が進んでいます。
最上階の3階では、仕上げのOSBボードを張りました。
OSBボードは、木材のチップを固めたもので、独特の表情を醸しだします。

この壁面は、綺麗に太陽光が回り込むので、このすまいのなかでも、デザインとして重要です。
扱いが、面倒な材料ですが、大工の石久保さんは、時間を掛けて、丁寧に張り上げてくれました。

OSBボードを、張り上げてみると、良い感じが出ているので、安心しました。
その他、大工工事が着々に進んでいます。
投稿者 ooto : 18:05
NO.35_KM-HOUSEを更新
正式な真北測量を元に、プランニングを再検討した結果、4階の面積が当初計画に比べて、小さくなることが判明しました。
敷地の真北に対する傾斜角度、敷地形状などが計画にシビアに影響しています。

その結果、4階を両親のスペースにすることは、面積上不可能になりました。
子世帯は、2層必要なので、その結果、2階は親世帯、3,4階は子世帯になることが決定しました。

その他、施主の希望を整理して、計画をとりまとめました。
今回は、敷地のシビアさが、デザインやプランニングに計画に反映されています。
また施工者は、工務店4社に見積を依頼した結果、シマダ建設に決定しました。
シマダ建設には、NO.34_AB-HOUSEやNO.22_SB-HOUSEの工事をお願いしています。
工務店が決まり、無事工事契約を結びました。

確認申請は、約3カ月掛かりました。
書類の厚みは約9センチあります。
建築基準法の改正後、ともかく煩雑化していることが、施主にとってどれだけ役にたっているか疑問です。
こんな法律改正が、建築界の生産性を著しく落としていることは間違いありません。
こんなところにも、官僚中心のしわ寄せが来ています。

投稿者 ooto : 18:54
NO.29_KT-HOUSEを更新。
現場は仕上げ工事が進んでいます。
今日は大工の石久保さん,を交えて、打ち合わせを行いました。
狭小住宅なので、寸法が細かく規定されているので、大工工事は大変です。
大工の率直な意見を聞きながら、納まりの最終チェックを行いました。

断熱や下地工事が進み、最終仕上げ工事が迫ったきたので、再度現場で仕上げ材の確認を行いました。
カバのフローリングは、ほぼ張り終えました。
表面は濃い色に染色する予定です。

これからは、日ごとに仕上がりが進むので、現場から目を離せません。
投稿者 ooto : 16:20
NO.29_KT-HOUSEを更新
NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
現場は仕上げ工事が進んでいます。
今日は施主を交えての現場打ち合わせを行いました。
床・壁・天井材について、現場にて、実物のサンプルを使って、確認を行いました。

何種類かのパースを描き、イメージを膨らませてディスカッションを行いました。
普段、BBSとこのオンライン設計室で、現場の様子を、ネットを使って、施主に報告していますが、やはり現場での実感は、ネットでは感じることが出来ないものを得ることが出来ます。

・外観のパースを見ながら、仕上げのイメージをするのは楽しい作業です。
ネットを活用した家づくりとは言っても、基本はリアルの空間であり、施主との顔を合わせた打ち合わせが基本であることが原則です。
実際の空間を体感した施主のKTさんご夫妻は、3階の空間に想像以上に広がりがあることに驚いていらっしゃいました。
投稿者 ooto : 18:02
NO.35_KM-HOUSEを更新
NO.35_KM-HOUSEを更新しました。
測量士によって真北測量を行いました。
基本計画時点では、既存の方位を使っていましたが、あくまでも参考データーです。
今回正式な真北測量を行うことで、正しい真北データーとなります。
測量は、トランシットで太陽観測を行います。

測量の結果、真北は当初使っていたデーターに比較して東方向に約15度回転したものが正解であることが分かりました。
この誤差は、計画上は不利な方向になります。
そこで早速、そのデーターをもとに、再度形態をスタディーし、日影規制をクリアーする形態を設計する必要があります。

都心部の間口が狭い敷地なので、敷地の振れは計画に大きな影響があることが分かります。
今回は、日影規制をクリアーするため、外観から決定するという手順になりました。
あとは、内部計画のの詰めを行います。
投稿者 ooto : 18:39
NO.29_KT-HOUSEを更新。
NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
工事は順調に進んでいます。

躯体はRC構造ですが、最上階の吹き抜け部の屋根は、鉄骨構造です。
先日、鉄骨骨組み及び折板屋根が完成しました。
ようやく、最上階の光の当たり方が実感できるようになりました。

最上階は、リビングとキッチンがあるスペースです。
敷地面積が狭い分、水平方向では、広さを確保できないので、最上階だけは上部に対して高さを確保し、開放感を得るという計画です。
投稿者 ooto : 17:58
NO.29_KT-HOUSEを更新
NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
地下1階地上3階の鉄筋コンクリート構造の躯体が完成しました。
15坪ほどの周囲にアキがほとんどない狭小地ですが、工事は大変でした。
工務店、及び職人の皆様、ご苦労様でした。

次は仕上げ工事のステージに移ります。
躯体が完成したので、ほぼ完成時の空間スケールが体感できるようになりました。
地下室は、ピアニストであるKTさんのためスタジオ、そして上階は今日中スペースになります。

これからは、仕上げ工事のモードになっていきます。
職人はガラってかわって、仕上げ工事の大工、内装工、電気工、サッシ工、設備工などが入ってきます。
投稿者 ooto : 17:41
オンライン設計室no.29_kt-houseを更新
オンライン設計室no.29_kt-houseを更新しました。
梅雨明けの今日は、朝から快晴です。
猛暑の中、最上階のコンクリート打設が行われました。
生コンクリートは、化学反応で熱がでるので、職人達は大変な暑さのなかで仕事をこなしています。

この階で躯体工事は完了です。
さて、先日施主のKTさんを現場に案内しました。
これまで、現場は足の踏み場もないほど、資材が溢れ、クライアントを案内するには危険な状態でした。
この度ようやくサポートのが外れたので、案内することが出来ました。

オンライン設計室で、職人を紹介していたので、今回合う職人もはじめての気がしないという感想をいただきました。
投稿者 ooto : 19:46
NO.29_KT-HOUSEを更新
NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
工事は、3階壁の鉄筋工事に進みました。

梅雨の合間の晴天です。
猛暑の炎天下での鉄筋作業は、汗だくです。
気温は優に30度を超し、風もなく、おまけにコンクリートからの照り返しが、暑さを倍増させます。
そんな訳で、一生懸命作業をする職人に、簡単には声を掛けられない雰囲気でした。
ホームページづのネタづくりとしては、失敗です。
職人と設計者の関係まで、写真に現れるモノなので、現場では真剣勝負が必要なのです。(反省)

小さな現場で、基本的に親子で作業を進めていらっしゃるとのこと。
一つ一つの作業は、手で行われます。
鉄筋工は、鉄筋を、現場で曲げ、切断し、組み上げ、結束するという作業です。
鉄筋工の職人たる矜持を感じる部分は、自分たちの組んだ鉄筋は、コンクリート打設後には、コンクリート中に隠れ、全く見えなくなるにもかかわらず、鉄筋を美しく組み上げるところです。
そんな美意識をもった鉄筋工は多いと常々感じています。
投稿者 ooto : 16:14
NO.29_KT-HOUSEを更新
NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
2階のコンクリート打設工事の様子です。
2階のコンクリート打設工事とは、2階の壁と3階の床の工事です。
生コン車で運ばれてきたコンクリートをポンプ車で3階の床レベルまで、ポンプアップします。

ポンプアップしたコンクリートを、バイブレーターで振動させ隙間が出ないようにします。一部は木槌で、たたきながらしっかり確かめながら打設が行われます。
「打設」という言葉の語源は、そこから来たのだと思います。

型枠に流し込むのですが、型枠が圧力でばれないよう、型枠大工が付きっきりで保守点検をします。
天気に恵まれて、作業が捗ったようです。
他のRC住宅のコンクリート工事もみてください。
NO.27_TD-HOUSEのコンクリート打設工事
NO.17_SY-HOUSEのコンクリート打設工事
投稿者 ooto : 20:50
NO.34_AB-HOUSEを更新
NO.34_AB-HOUSEを更新しました。
今日は、浅草消防署に用事があったため、帰りにAB-HOUSEに寄ってきました。
植栽がますます馴染んで、すっかり落ち着いてきました。
2階の花台の鉢物のピンクの花と、アイビーが綺麗にファサードを飾っていました。

「狭いけれど、結構住めるモノですね。みんなで楽しく住んでます。」
とのご主人のお言葉。
これからの季節の日差しは、花屋にとっては、敵となります。
花に直接日光が当たらないようにデザインした庇と西日よけが活躍する季節になってきました。

投稿者 ooto : 17:45
NO.35_KM-HOUSEを更新
NO.35_KM-HOUSEを更新しました。
今回は、敷地調査と第1回目の提案です。
敷地はは、都心の私鉄駅から徒歩5分の近隣商業地域です。
賑わいのある商店街のはずれで、まわりでは飲食店や物品販売店も営業しています。
ここは、施主(30代)の実家であり、現在はご両親(60代)が居住しています。
また施主のお母さんの生まれ育った場所であり、周囲にはご友人が多く住まわれており、近隣との関係は非常に良好です。
この地に、子世帯5人と親世帯2人の合計7人の2世帯住宅を計画するものです。

以前設計したNO.22_KI-HOUSEも、大世帯の住宅でした。
計画当初、11人が住む、3世帯住宅でした。
核家族の住宅と異なり、条件が複雑になるので、設計は大変ですが、それゆえの楽しさ、充実感があります。
世帯が増えれば、世帯分だけの個性があるので、一つの住まいにまとめるには、話し合いと納得が大原則です。
核家族住宅に比べて、社会性や公共性といってもよいようなものが必要です。
そういう意味で、2世帯住宅は、設計に核家族以上の時間が必要です。


今回の計画も、これに近い設計条件です。
敷地の違いは、山の手の繁華街と、下町という差でしょうか。

投稿者 ooto : 13:06
NO.29_KT-HOUSEを更新
NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
現場は、1階躯体工事が完了し、2階の型枠工事に進んでいます。
梅雨の足音がヒタヒタと聞こえて来ましたので、天気に恵まれて早く工事が進むと良いです。
今日は型枠大工を紹介します。
この現場では、大工は2人のチーム編成です。
山田さんと佐々木さんで、2人とも若い大工です。
てきぱきと、仕事が捗っているようです。

今日は外側の型枠パネルの建て起こしをしていました。
狭い現場なので、資材の運搬が大変です。
黄色い面は、コンクリート打設後に、型枠を外しやすいように塗ってある塗料です。
外周の型枠パネルが起きたら、鉄筋工事が始まります。
その後内側の型枠パネルの建て起こしと、交互に仕事が進み、完成後にコンクリートの打設になります。

ところで、大工の佐々木さんは着物が普段着です。
粋な紫色の着物です。
これで、現場に来るのでとても目立ちます。(笑)
投稿者 ooto : 00:10
NO.29_KT-HOUSEを更新
NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
1階の型枠工事が進んでいます。
今回は2階の床まで組み上げられ、コンクリートが打設されます。
非常に狭い場所なので、大工の作業も大変苦労しているようです。
鉄筋工事、型枠工事と交互に作業が進みます。

地上階のレベルの躯体が進むと、ボリューム感を実感します。
敷地の外から眺めて、頭の中で建物の完成形をイメージしながら、デザインの推敲をしています。

梅雨の足音が聞こえてきたので、早く工事が進むといいですね。
投稿者 ooto : 16:44
雑誌掲載とTD-HOUSE
『建築知識』エクスナレッジ刊行の6月号の、”既製サッシまるごと活用ガイド”という特集で、見開き4ページで、大系舎の森川が執筆・解説しています。
この号では、昨年竣工したTD-HOUSEを事例として、外断熱の開口部納まりと窓庇について解説をしています。

ところで、TD-HOUSEは、大田区の狭小地に建つ2世帯住宅です。
RC構造で、外壁は外断熱としています。
この住宅における外断熱の方法は、RC構造を木造で囲い込んでいるような工夫をしています。
その結果、リーズナブルな価格の外断熱構法となっています。
制約条件などあるので、詳しいことはこの雑誌で解説していますので、興味がある方はぜひ見てください。

このTD−HOUSEは、建築基準法の改正を挟んで、完成まで非常に手間取った住宅です。
設計から工事完成までのプロセスは オンライン設計室NO.27-TD-HOUSEをご参照下さい。

さてそろそろ、TDさんご家族もこの住宅に馴染んできた時期なので、そろそろ内部の撮影をお願いしようと思っています。
投稿者 ooto : 11:43
NO.29_KT-HOUSEを更新
NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
地下の躯体工事が終わり、これからは地上の工事へと移っていきます。
1階の外側の型枠が立ち上がり、外形をイメージ出来るようになりました。
今日は、時間をとってゆっくり現場に腰を下ろして、眺めてみました。
模型や図面で、想像していたものが、現実になる瞬間です。

設計者として、机の上で想像していたものと、現実の今作ろうとしてモノを何度もすり合わせをしてみます。
この瞬間が、設計者として、一番モノをつくるという醍醐味を感じます。
現場には、想像以上の様々な情報が転がっています。
それらを頭に入れながら、空間の推敲をしていきます。

今日は、壁の配筋検査も行いました。
これからは、内側の型枠を立ち上げ、コンクリートを流す準備を進めます。
投稿者 ooto : 15:36
NO.29_KT-HOUSEを更新
NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
現場に入り、検討を重ねていくうちに、袖壁のデザインを変更することにしました。
以前のデザインと比べると、すっきりした感じになります。

机上で考えることは限界があります。
現場に立ち、その場所で考えると多様なアイデアが浮かんできます。
現場には豊かな情報が転がっているのだと、思いました。

現場に入っても、設計の作業は続きます。
投稿者 ooto : 16:11
NO.34_AB-HOUSEを更新
NO.34_AB-HOUSEを更新しました。
花屋の営業をはじめて、ほぼ1カ月が経過しました。
2,3階の生活空間の引っ越しも終わり、新しい生活が始まりました。
2階のベランダの花台や、足下の花壇に植栽が入ったので、緑に囲まれ華やかな店先になってきました。

不燃木材でつくった西日よけの庇と、花や緑との相性も良いようです。
道路からあえて少し、セットバックしたことが、店先にゆとりをつくった効果が出ています。

投稿者 ooto : 16:08
NO.29_KT-HOUSEを更新
NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
地下の型枠と鉄筋工事が終わり、配筋検査を行いました。
地上の床面の型枠が出来たので、地下の大きな穴がふさがれ、道路から見ると、地下工事かどうかすぐに分かりません。心理的にはかなり安心感が出ました。

地下の空間に入ると、型枠の強度を補強するための支柱が、縦横無尽に設置されています。
コンクリートを打設すると、型枠にかなりの圧力が掛かるので、その補強のために設置されたものです。

地下空間は、天井の高さが十分取れているので、狭さの割りには、ゆとりある空間が確保されているのを再確認しました。
投稿者 ooto : 17:39
オンライン設計室の新プロジェクトが始まります。
オンライン設計室の新プロジェクトが始まります。
NO.35_KM-HOUSEというプロジェクトで、4階建ての2世帯住宅です。
このプロジェクトは、都内の比較的大きな私鉄駅近くの近隣商業地域で、2世帯住宅を設計します。
敷地は、51.7m2(15.7坪)という狭小地であり、隣家は迫って、敷地境界線近くに建っています。
近隣商業地域なので、周囲には、3階建てから6階建てまで、比較的高い建物が密集しています。
この敷地に、2世帯で合計7人の家族が住むための住宅を計画します。

計画地は、親世帯が古くから住んでいる土地で、20年ほど前に建てられたメーカー住宅が建っています。
この住宅(アイボリーの住宅)を取り壊して、4階建ての2世帯住宅をつくる予定です。
敷地周辺は、飲食店や雑貨屋などお洒落な店が多く、洗練された都会的な雰囲気の環境です。

敷地は、間口×奥行きが約4.1メートル×約12メートルと、間口が狭く、いわゆるウナギの寝床です。
この不利な条件の敷地を最大限活用して、2世帯住宅を設計しなければなりません。
また斜線制限や日影制限も厳しいので、これらのクリアーしなければなりません。

ところで、この住宅の設計を依頼されるきっかけは、NO.22_SB-HOUSEをホームページで見付けていただいたことで、相談を受けました。
実際に、SBさんのお宅に伺って、住宅を体験していただきました。SB-HOUSEも、狭い敷地に建つ4階建ての住宅です。
それがご縁で、設計を担当させていただくことになりました。
難しい条件の設計ですが、じっくりと取り組み、条件を克服した住宅をつくるつもりです。
このプロジェクトのキーワードは、狭小地、間口が狭い、2世帯住宅、4階建てです。
投稿者 ooto : 23:09
NO.29_KT-HOUSEを更新
NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
基礎及び底部の耐圧版のコンクリート打設が終わりました。
耐圧版は厚みは40センチもありまります。
コンクリート打設後は、山留めを含めた全体の構造が安定したので、上部の山留め補強のための鋼材(巨大ネジ、斜め材、腹起こし)を撤去しました。
一部に地下水が出ています。
底面及び壁面からの湧水は、地下コンクリート版打設後は、止水されます。

工事は、地下壁面の鉄筋工事まで進んでいます。
地下壁面は、地下水の圧力を計算して、配筋しているので、鉄筋量が非常に多くなっています。
地下1階地上3階建ての鉄筋コンクリート造の構造物ですが、おおよそ地下で全体の半分くらいの鉄筋量を使っています。

ところで最近の職人さんは、おしゃれになりました。
現場で素敵な、作業着を見付けました。タトゥー風?
投稿者 ooto : 22:21
花屋の営業を始めました。
NO.34_AB-HOUSEを更新しました。
花屋の営業を始めました。
色とりどりの花が並べられると、花屋らしくなりました。

切り文字の看板が取り付けられ、すっかり形が整いました。
また2階の窓下には、鉢を置ける花台をつくりました。
住居に引っ越しが完了したら、2階からも花が飾られるようになります。
徐々にですが、花屋らしくなっていきますね

投稿者 ooto : 07:56
NO.29_KT-HOUSEを更新
NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
地下の掘削工事が終わり、躯体工事が始まりました。

まずは鉄筋工事から始まります。
ここでは配筋検査を行っています。
今回は良い岩盤が出たので、杭がなく直接基礎になっています。
さすがに土圧がかかるので、鉄筋量は相当多いので、安心感があります。

構造デザインの山領さんに、配筋検査を行っていただきました。
工事担当の建匠江川さんに、立ち会ってもらいました。
地下から、空を見上げると、ビルの谷間の地底にいることが実感できます。

地下水が多少出ているので、躯体が出来上がるまで、ポンプが欠かせません。
今後は、型枠工事、コンクリート工事に入っていきます。
投稿者 ooto : 10:49
NO.29_KT-HOUSEを更新
NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
掘削工事が終わりました。
総堀りしたあとの空間は、かなり迫力があります。
上から、今後出来上がる床面や壁面を想像しながら、じっくり眺めていました。
安全な状態になったので、地下面まで下りてみました。
下から地上を見上げると、地下の深さを実感します。

周囲の安全を保つために、腹起こしと呼ばれる茶色い色の鉄骨をめぐらせます。
真ん中には、周囲からの圧力に抵抗するように、巨大なネジ式の突っ張り棒を設置しています。
また四隅には、直角を保つための火打ちと呼ばれる三角形を形作る補強材が入ります。
これらのおかげで、安全に地下工事を行うことが出来るようになります。

このような狭小地の地下工事(山留め工事)を行うための職人達の技術は、ものすごくスキルが高いことを実感しました。
彼らの、山留め工事という職種の仕事は、形に残るものではないのですが、彼らの技術無くしては、地下室が出来ません。
大工や左官屋のように、目に見えるモノが出来上がる職人だけでなく、山留め職人のように、出来上がってしまえば目に見えないけれど、高い技術に支えられた職人がいることを、ぜひ知って欲しいと思います。
投稿者 ooto : 18:32
NO.34_AB-HOUSEが、ほぼ完成
NO.34_AB-HOUSEが、ほぼ完成しました。
3/14日に行われたオープンハウスには、数組の方をご案内出来ました。
あわただしい工事もとりあえず完成しました。

役所の検査も終わり、花屋の営業を来週からはじめます。

今後は、施主工事のワックス塗りが残っています。
住み始めたら、住んでいる様子を撮影さえてもらおうと思います。
今回はとりあえずの完成写真です。
投稿者 ooto : 23:09
NO.29_KT-HOUSEを更新
NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
現場では、地下掘削が続いています。
狭いスペースで、ユンボを運転操作しているオペレーターの技術は、すごいモノがあります。
オペレーターは、ユンボのアームを、まるで自分の腕のように操り、堀る、運ぶ、押す、たたくなどの動作を行います。

直下の作業を慎重に行うときは、自分の体勢も前のめりとなり運転しています。
足下の危険を感じつつ、慎重に工事を進めていきます。

また地底の作業員は、黙々と掘削の作業を進めています。
危ない作業をこなしていただき、頭が上がりません。
この時点で、掘削量は半分程度です。
投稿者 ooto : 17:02
NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
地下掘削工事が始まりました。
親杭、腹起こしなどの仮設の設置を終えて、いよいよ土掘りの段階です。
松矢板で、徐々に塀をつくりながら、掘り進めていきます。
今回は地盤下約4メートルを掘ります。

周囲の住宅が迫っているので、慎重な掘削工事が必要になります。
この段階で、構造設計者の山領さんに、立ち会っていただき、支持地盤を確認します。
ボーリング資料を見ながら、実際に支持地盤が出るのを目で確認します。
掘り進めるうちに、青黒い盛り土から、茶褐色の目指す支持地盤が出てきましたので、一安心です。

ただ予想された通り、地下水が出てきました。
水を処理するために、混和剤とポンプで対処しながら掘り進める必要があります。
かなり大変な地下工事です。
投稿者 ooto : 16:32
NO.34_AB-HOUSEを更新しました。
NO.34_AB-HOUSEでは、最後の仕上げ工事が進んでいます。
外部では、不燃木材で仕上げた、庇兼用日除けが完成し、外観のアクセントにもなっています。
木材が、花屋らしい、ナチュラルな感じを出しています。

店舗には花屋用冷蔵庫が入り、大分店舗の空間的な様子がわかるようになって来ました。
あとは、作業台や陳列台を残すのみです。

住居内部では、クロスやフローリング、照明器具もほぼ終わり、あとは施主施工のフローリングワックス塗りを残すだけです。

さて、3月14日(土曜日)にオープンハウスを行いますので、見学をご希望の方はご連絡下さるようお願いいたします。
詳しくは、こちらのページをご参照下さい。
投稿者 ooto : 19:19
オープンハウスの開催(NO.34_AB-HOUSE)
NO.34_AB-HOUSEがいよいよ完成します。
つきましては、オープンハウスを開催しますので、ご希望の方は、当事務所までご連絡くださるようお願いいたします。
見学は予約制とします。
概要
敷地面積は9坪という超狭小敷地で、店舗併用住宅です。
1階は花屋、2,3階は住居という構成です。
また随所にローコストの工夫をしています。
敷地面積:31.3m2(9坪)
延べ床面積:67.87m2
鉄骨造
地上3階建て
日時:3月14日(土)10時〜17時頃まで
場所:JR浅草橋駅近く
担当:大戸、または森川
MAIL:ooto@taikeisha.net
TEL: 03-3716-2918

・模型写真

・外観(3/2現在)

・日よけ詳細

・室内
投稿者 ooto : 18:57
NO.29_KT-HOUSEを更新
NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
建築確認が下りて、工事契約が終わりいよいよ着工です。
2008年の工事費高騰に伴い、一時設計を中断していました。
また、設計を見直し、地下1階地上4階建ての鉄骨構造を見直し、地下1階地上3階建てのRC構造に設計変更しました。
2009年に入り工事費も落ちついてきたので、クライアントのKTさんも先に進むことを決断し、晴れて工事再開となりました。
外的な要因があったとはいえ、戸建て住宅で、設計期間として、1年半以上も掛かってしまったのは最長記録です。
さて、中断期間中コイン駐車場として使用されていた設備も撤去され、いよいよ地下工事の準備が出来ました。
地下工事に入る前に、遣り方が行われ、建物の正確な位置が設定されました。
一方、現場工事に入る前には、図面による工事の確認がデスクワークとして平行して行われます。地下工事、設備工事、型枠工事など、実際の工事が始まる前の仕事はいろいろあります。



さて、3月に入り、ようやく重機が入り、地下工事用親杭が施工されました。
実際の工事が始まると、設計者として緊張感が一気に高まります。
投稿者 ooto : 18:06
『住んでみて』第4弾SB-HOUSE掲載
『住んでみて』第4弾SB-HOUSEを更新しました。
SB-HOUSEは、下町の50.4M2(15坪)の敷地に建つ、専用住宅です。
2006年完成でしたので、築2年半経過した住宅です。

ほぼ敷地一杯に建っており、隣のビルに最小限のクリアランスで工事を行いました。
敷地が狭いので、面積を確保するために4階建てにする必要がありました。
4階建てで、最上階をLDKとしていますので、エレベーターを設置しています。
エレベーターを設置したことで、どの階に何のスペースを持ってくるかという悩みから解放されました。

男1人に対して、女4人という家族構成なので、SB-HOUSEには、男の隠れ家があります。
天井が低いロフトなのですが SBさんのホットする空間のようです。

この住宅では、各階の面積が狭い分、いろいろな工夫がしてあります。
SBさんご夫妻からいろいろなお話しをお聞きできました。
このあたりの話しをを市川さんにしっかりレポートしていただいています。
投稿者 ooto : 20:29
NO.34_AB-HOUSEを更新
NO.34_AB-HOUSEを更新しました。
現在、内装工事が進んでいます。
耐火被覆工事のあと、断熱工事、ボード工事と作業が続きます。
耐火被覆は、ロックウールを吹き付けたモノで、ちょっと目には、荒っぽくセメントを吹き付けたような感じです。
鉄は火に弱いので、仕上げ工事を行う前に吹き付けておく必要があります。
さてこの段階になると、周囲に青い養生ネットが張られるので、外部から工事の様子がほとんど分かりません。
隣の建物との間は、人が入ることが出来ないくらいに狭い状態です。

内部を同じアングルから、工事の進行が分かるように写真を並べてみました。
大工にとっては、狭くて、空気が悪い場所での作業なので、本当に頭が下がる思いです。
木下地が出来た段階で、天井裏を見上げたら、上棟の飾りモノがありました。
この建物は木造ではないのですが、工務店の島田さんからの上棟の粋なはからいです。

1階店舗のサッシはガラスが入っているので、養生のためベニアが張られています。
ですから、この段階では完成時のイメージにはほど遠い状態です。
しかし、最終形をイメージしながら詰めの作業を進めていきます。
投稿者 ooto : 16:03
NO.34_AB-HOUSE更新
NO.34_AB-HOUSE更新しました。
現場では、ALC工事が進んでいます。
この建物では、外壁と床をALCで設計しています。
建物のローコスト化と、軽量化が目的です。

隣地の建物が迫っているので、外壁の取り付け作業は、手作業が主体で行われています。
狭い作業スペースの上、手作業での組み立ては本当に大変だと思いました。
また隣家との距離が15センチのところは、前もって塗装を施しておきます。
足場が建てられる3面は、外壁設置後に塗装が行われます。
ALCの設置が終わると、耐火被覆工事が行われます。
誤解があるのですが、鉄は、火に弱いのです。
火事になり高温になると、鉄は溶けてしまいますので、耐火用の被覆材を施します。

ALCの外壁が設置されると、自然光の様子や空間の大きさが分かります。
今回、施主のABさんを現場へご案内して、様子を見ていただきます。
これからは、仕上げ工事に入っています。
投稿者 ooto : 12:21
NO.33_NN-HOUSEとNO.34_AB-HOUSEを更新
NO.33_NN-HOUSEとNO.34_AB-HOUSEを更新しました。
今年最後の更新です。
NO.33_NN-HOUSEは、仕上げ工事が順調に進んでいます。
クライアントのNNさんを現場に案内しました。
現場では、図面や模型では気がつかないようなことを、観察しながら設計の微調整を行いました。現場の大工さん達は、いつも笑顔で迎えてくれるので、楽しい雰囲気の中で作業が進んでいます。

また、NO.34_AB-HOUSEは上棟しました。
9坪という非常に狭い敷地条件ですが、神業のような仕事で、綺麗な鉄骨の躯体が立ち上がりました。
年明けからは、仕上げ工事にはいります。

来年は、経済的に厳しい環境が待ち受けているようです。
しかしそれらに負けいないように、きっちりした家づくりを進めていきますので、よろしくお願いいたします。
また夏頃には、これまでの行ってきた家づくりをまとめた書籍を刊行予定で、現在原稿を書きためています。出版された折には、またご報告させていただきます。
それでは、良いお年をお迎え下さい。
投稿者 ooto : 17:39
NO.34_AB-HOUSEを更新
NO.34_AB-HOUSEを更新しました。
千葉の鉄骨工場へ、製品検査に行ってきました。
16号線からちょっと入ったところにある、工業団地内にありました。

計画している建物はとても小さいので、鉄骨部品の一つ一つを確認してきました。
工場内にいろいろおもしろものを発見しました。

次はいよいよ建て方です。
投稿者 ooto : 20:08
NO.29_KT-HOUSEを更新
NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
実施設計が完了しました。
地下1階地上3階建て、RC壁式構造です。
計画当初は地下1階・4階建てで計画していたのですが、冷却期間を置き、再開したときに内容を見直し、地上3階でまとまるようにしました。

概算見積の結果、予算も以前の高騰していた価格ではなく、かなり当初予算に近づきました。
地上3階にLDKを配置しているのは、ホームエレベーターを装備しているからです。
日常生活の中心であるLDKを3階に配置しても、ゆるやかな階段と、エレベーターがあれば、不自由なく上り下りが可能です。

この階には、一部吹き抜けを設け、縦の伸びやかな空間をつくっています。
平面的には、広々とした空間をつくることは難しいからこそ考えた、狭小住宅のアイデアです。
投稿者 ooto : 21:41
NO.34_AB-HOUSEを更新しました。
NO.34_AB-HOUSEを更新しました。
地盤調査の結果、敷地の一部に地盤が耐力が少し足りないことが判明したので、急遽地盤改良を行うことになりました。
今回は、建物本体が比較的軽量な構造と低い階数なので、ユースタビラーというセメント系の地盤改良用固化材で、表層の改良を行うことになりました。
周囲には仮設の山止めを行い、小さなユンボで、固化材を撹拌して、土と混ぜ合わせます。
この工法は、今回のように、地帯力が少し不足する場合のプラスαの工法として、使われます。
地盤の改良工事が終わると、基礎工事に移ります。
いくら小さな建物でも、大きな建物と変わらない工程が必要であり、基礎工事は構造上、大切な部位なので、間違いが無いように様々な角度からチェックを行います。

今回構造設計をお願いしたのは、構造デザインの山領さんです。
これまで、いくつもの構造をお願いしているベテランの構造設計者です。
地盤改良の様子、墨だしによる通り芯のチェック、配筋検査など構造上重要なポイントでは、全て立ち会っていただいています。

また、今回は、施主のABさん親子と、施工者シマダ建設の島田親子にも登場していただきました。
両家族とも、職業は違いますが、親子で仲良く家業を営んでいらっしゃいます。
今回の家づくりにも、このような下町らしい人間模様が反映しています。
実は、私自身も父方の曾祖父が、この近辺で、指物師の親方であったと聞いていますので、何かの縁を感じています。
下町の家づくりは、近隣のコミュニケーションも比較的上手く行くことが多いので、山手と比べ、工事を進め易いな感じています。
投稿者 ooto : 16:03
NO.29_KT-HOUSEを再開しました。
一時休止していたプロジェクトを再開しました。
・これまで休止していた理由
2007年夏から始まったこのプロジェクトは、この半年間、休止していました。
KTさんと相談して、工事費が落ち着くまで待つことにしていたからです。
休止の理由は、主に住宅を取り巻く建築工事の高騰などの経済的なものです。
当初、この住宅は、地下1階、地上4階建てで計画を進めていました。
そして2008年春には実施設計及び構造計算も完成させ、確認申請を提出する直前まで作業は進んでいました。
しかし設計が完了した2008年の春の時点では、鉄材の高騰が激しく、また石油の値上がりに端を発した住宅部品の値上がりで、工事見積金額が、予定金額を大幅にオーバーするという事態になってしまいました。
特に設計期間の半年の間は、建築資材高騰が一番激しい時期と平行してしまい、最終的に工事費において苦戦する結果になってしまいました。

・異常な経済事情だった2008年
私自身初めての体験なのですが、2008年の春頃は、鉄骨材は、時価でしか値段が付かないという異常事態になっていました。
鉄材は時価であり、1週間毎に値が変わるというから、話しになりません。
笑い話ではありませんが、まるで寿司屋のネタのようでした。
通常、建築工事においては、工事金額が確定してから工事契約を結びます。
しかし、今回は、地下工事があり、実際の鉄骨工事は工事契約後、3ヶ月程度後になります。
鉄骨工事費は、その時点で再度見積をして確定させるというのです。
鉄骨構造ですから、鉄材の工事費に占める割合は高く、また工事金額が定まらない工事契約など、出来ないということで、KTさんと相談して、しばらく落ち着くまで工事を休止することにしました。
2007年から2008年は、住宅だけでなく世界経済にとって、たいへんな激動の年です。
特に、建設資材や石油製品の新興国の需要が増えて、国際的情勢が原因で資材が高騰するということを、実感した年でもあります。
最近、大手鋼材メーカーが、薄型鋼板(建築では主に屋根や外壁材に使います。)において、価格カルテルが行われていたのではないか騒がれていますが、そういったことは現場の人間とては、薄々実感していたことでした。

・仕切り直しで再出発
現在、世界的な金融不安に襲われていますが、異常な資材高騰は一段落しています。
KTさんと相談して、そろそろ再開しても良いのではと判断し、計画を再出発することにしました。
ただし、休止期間中に計画自体の見直しも行っていました。
当初、地下1階・地上4階建ていう構成でしたが、地下1階・地上3階建てで見直して見ることにしました。
実は建築基準法上、3階建てと4階建てでは、内部階段の扱いが大きく異なります。
4階建ては、階段室に防火ドアを設け、区画しなければなりませんが、3階建てにその必要はありません。
当然工事費もその分下がります。
また、地上の構造も鉄骨造を中止し、RC構造を採用しました。
鉄骨造にくらべ、RC構造は鉄材の工事費に占める割合が低いからと言う理由もあります。
ということで、地下1階地上3階建てのRC構造として再出発することになりました。

立地的に、コインパーキングとして活用できる場所なので、着工までの間はパーキングとして稼ぐことが出来ることは、不幸中の幸いでした。
駐車場としては、2台しか貸すことが出来ませんので、敷地の狭さを実感することが出来ます。
現在実施設計中で、来年2月頃着工予定です。
投稿者 ooto : 16:39
NO.34_AB-HOUSEを更新
NO.34_AB-HOUSEを更新しました。
まずは、解体工事が行われました。
解体する住宅からは住人の歴史が感じられ、ご苦労様と言ってあげたい気持ちになります。
隣家が迫っているので、隣家に影響が少ないように解体工事は丁寧に行われました。
解体途中、内部から空や隣の建物が見えるので、ビルの谷間であることを再認識しました。

解体後の敷地に立ってみると、思いの外、空間が大きく感じました。
おそらく隣地のビルが高いので、囲い込まれる空間が大きいからだでしょう。

今まであった建物がないので、通行人の多くが振り返っていきます。
現場には、完成予定の模型写真を飾ってあり、通行人の中でのぞき込んでいる人がいます。
周囲を見上げると、今まで見えなかった隣の壁が、歴史を感じさせてくれます。
解体後には、早速地質調査を行いました。
投稿者 ooto : 19:58
NO.34_AB-HOUSEを更新
NO.34_AB-HOUSEを更新しました。
検討を行い、ようやく実施設計が完了しました。
この計画では、設計と並行して、工務店に概算予算書を依頼していましたので、設計と予算を平行して、進めることが出来ました。
この時期は、建設コストの値上がりが激しいので、予算を念頭に入れつつ、計画を進めるように心がけました。
予算と計画図をもとに、ABさんと一緒に検討を行い、そこで出た問題点は、以下の通りでした。
・トータルの建設コストを押さえたい。
・立地条件として西日が強く、花屋なので日除けが欲しい。
・通行人から見て、魅力的な花屋にしたい。
が、主なポントになりました。

今回の計画は敷地は9坪で、建築面積は7坪程度であり、住居部分は、スケール的にみると、建物そのものが、家具のスケールで出来ているようです。
コストとバランスをとりながら、実施設計を進め、最終的には模型写真のようなコンパトな設計にまとまりました。
投稿者 ooto : 09:57
NO.22_SB-HOUSE公開のお知らせ
NO.22_SB-HOUSE公開のお知らせ。
施主のご厚意で、住みはじめて、2年半ほど経過した住宅を公開できることになりました。
台東区の敷地15坪に建つ、都市型狭小住宅です。
鉄骨造4階建てで、5人家族が住んでいます。


狭いながらも、いろんな建築的な工夫を施主と一緒に考えました。
ホームエレベーターがあり、4階のリビングはホームシアターも兼ねています。
4階には、開放的な吹き抜け空間もあります。
出来上がった住宅は、こちらをご覧下さい。
http://www.taikeisha.net/works/22sb/sb_y.html
出来上がるまでのプロセスは、こちらをご覧下さい。
http://www.taikeisha.net/22sb/sb_front.html
なお、実際に家族が住んでいる住宅なので、今回は数組の限定とさせていただきます。
オープンハウスの詳細は、こちらのページをご覧下さい。
ところで、このオープンハウスは、すまいオープン(http://www.sumai-open.jp)というサイトでの活動の一環です。
以前から、住みはじめた住宅を見学できる機会をつくりたいと考えていました。
現代住宅は、時間感覚が抜け落ちてしまっているような気がします。
時間感覚は、住宅の非常に大切な要素だと思います。
住まい手が住みはじめた後の、生きた住宅をご覧いただけるよう施主にお願いして、今回こういった会が開けるようになりました。
今後、数人の建築家の仲間と持ち回りで、住みはじめて年月が経過した住宅を、順次公開していきます。
今後もとよろしくお願いいたします。
投稿者 ooto : 22:52
NO.34_AB-HOUSEを更新
NO.34_AB-HOUSEを更新しました。
今回は、2008/春に初めてつくった提案書の内容です。
今回は、9坪の敷地に、1階は花屋、2、3階に住まいという構成です。
相当な狭小地ですね。
また、周囲の建物が迫っており、工事方法が限定される条件です。
まず手始めは、敷地図が無いので、測量事務所による詳しい測量を行い、広さや周囲の建物との関係を把握しました。
詳しい敷地図をもとにして、たたき台としての図面を作成しました。

1階の花屋は、地元の商店街の雰囲気に溶け込みつつ、一味違った味を出すようなイメージをつくりたいと考えました。
以前近所に出来た、とてもおしゃれな花屋が、周囲から浮いてしまい閉店になってしまったそうです。
若者だけでなく、年配者も多いまちなので、幅広い層から慕われる花屋にしたいと考えました。
住まいの窓から、ちょっとした花があふれているような建物が良いですね。

また2,3階の住居は、コンパクトに暮らせるよう、様々な工夫を提案しています。
スケールから考えると、住宅というより、家具が少し大きくなったようなイメージだと思います。
建築の法的な条件を整理し、図面と模型、及び工期、概算予算で構成した提案書を作成しました。
投稿者 ooto : 11:51
NO.30_HT-HOUSEを更新
NO.30_HT-HOUSEを更新しました。
HT-HOUSEがようやく竣工しました。
今回は、引き渡し前の撮影です。
当日、太陽が出たり、曇ったりと変化が激しい1日でしたが、いろんな表情をカメラに納めることが出来ました。
今回のHT-HOUSEの三角形の平面は、想定以上に施工が大変でした。
東海建物、五十嵐さん、大工の松山さんには本当にお世話になりました。

この住宅では、土地探しから始まり、紆余曲折の末ようやく完成したので、とても印象深かったプロジェクトになりました。
特に、昨年から今年にかけての建築界を直撃した工事費の値上がりには、本当に苦労しました。
工事の東海建物、施主のHTさんと、コストダウンの算段をしたのが昨日のことのようです。

さて入居後に撮影させていただくようにお願いしていますが、奥さんがおめでたなので、半年後くらいに、予定しています。
ワンルームの伽藍堂のような空間ですが、HTさんが今後どのように住んでいかれるか、とても楽しみにしています。
投稿者 ooto : 10:20
NO.34_AB-HOUSE更新
NO.34_AB-HOUSEを更新しました。
今回は、敷地調査です。
ABさんのお店は、JRの駅に近接して建っていました。
敷地面積は、31.3m2(9.5坪)です。
建物は昭和20年代に建築された木造2階建てで、1階が小さな花屋、2階は倉庫として使われています。
現在の住宅は、心なしか傾いていつように見えます。
現在ご家族のすまいは、近所にあるのですが、建て替えにあたり、こちらに住み替えます。
敷地の広さが、9.5坪というのは、これまで設計した建物の中でも一番小さいものになりそうです。

敷地の3方は、建物に囲まれています。
西隣は8階建てのビル、東側は近接して木造2階建ての喫茶店、北側は鉄骨3階建ての住宅です。
特に東側の喫茶店との空きは、10センチ足らずです。
ここは防火地域なので、建て替えにあたりたり耐火建築物にする必要があるので、鉄骨造となりそうです。

前面道路は、常に歩行者があり、活気があります。
1階は、小さくても、存在感のある花屋をつくりたいと感じました。
投稿者 ooto : 18:32
NO.30_HT-HOUSEを更新
NO.30_HT-HOUSEを更新しました。
内部の仕上げ工事がほぼ終了し、施主工事のフローリング・ワックス掛けの工程です。
応援に施主のお父さんに来ていただきました。

今回は、栗の無垢フローリングに、オスモのフロアークリアー・ラピッドタイプのワックスを塗ります。
まずは、マスキングテープを貼る作業からですが、これが結構大変な作業です。
壁面をワックスで汚さないよう、きちんと見切ります。
次に、粘りけが強い液状ワックスを、堅い刷毛でしっかりと塗っていきます。
塗装後は、黄金色に近い濡れ色で、フローリングがとても映えて見えます。

実際に塗ってみると予想外に1回目の塗装の時間が掛かり、2回目は4日後の日曜日に延期ということになりました。
今日は、職人が入っていないので、前面道路に車がなく、建物全体の様子を見ることが出来ました。
板金が上手く納まり、想像以上に綺麗に納まっています。
建物の先端から見ると、建物が三角形であることが良くわかります。
投稿者 ooto : 21:48
前の5件 1 2 3 4 次の5件
