【狭小地・変形地】に関する記事一覧
オンライン設計室NO.22_SB-HOUSE更新
オンライン設計室NO.22_SB-HOUSEを更新しました。
今回は、建て方工事の続編です。
躯体の垂直を見たり、接合部のチェックをしました。
ところで、この現場のすぐ近所に、カッパ橋道具通りと呼ばれる飲食店プロ向けの道具が売られている、商店街があります。
今回は、近隣探訪として、これらの面白いお店の様子を掲載しました。
一日中、お店巡りをしても飽きないでしょうね。
投稿者 ooto : 16:28
NO.22 SB-HOUSE建て方工事
NO.22 SB-HOUSEを更新しました。今回は、4階建て鉄骨ラーメン構造の建て方工事です。
当初この計画では、3階建てで計画していたのですが、狭小地であるのと、家族が5人であるので、検討の末、4階建てとなりました。
またここは、商業地域であるので、将来を見据え、当初は専用住宅ですが、1,2階は商業テナントとして活用できるような構造体となっています。
今回は、様々な条件を考え、小スパンの鉄骨ラーメン構造となっていますので、ピン構造に比べ、少し骨太ですががっしりとした重量感があります。
当日、朝は快晴でしたが、午後から日が陰り、夕方からは雨が降るあいにくの天気となってしまいましたが、組み上がったあとの構造体の立ち姿は、綺麗なものでした。
まだ仮組なので、今後、垂直の矯正をして、本締め、デッキ取り付けと進んでいきます。
ところで、現場から歩いて数分のところに、カッパ橋道具街があります。
ここは飲食店などの、各種商売道具が、所狭しと売られている店が数十軒?あります。
下町の活気を感じることができます。
写真は暖簾の専門店の様子ですが、一日中見て回っても飽きない楽しい場所です。
投稿者 ooto : 08:36
NO.22_SB-HOUSE更新
オンライン設計室NO.22_SB-HOUSEを更新しました。
今回は、基礎工事の続編と、鉄骨製品検査までです。
基礎工事は、隣地の基礎がせまっており、越境しないように型枠を組み立てることに苦労しました。
コンクリートの打設が終わり、埋め戻しを行っていました。
また鉄骨に関しては、工場製品検査に草加まで行ってきました。
今回は、構造設計工房デルタの久田氏にお越しいただいての検査でした。
前回は、草加と春日部を取り違えた大失態をしでかしたので、今回はせんべいのイメージをきっちり頭に焼き付けたので、しっかり工場にたどり着きました。
小さな工場でしたが、しっかり整理整頓されており、作業もきちんと進んでいました。
目視、寸法、超音波検査などを行い、最後に建て方の注意点などを意見交換して無事終了しました。
帰りには、日光街道沿いの高瀬煎餅屋で、しっかりおみやげを買いました。
ところで、草加市のHPにせんべい特集がありました。
運転中に目につく、街道沿いのせんべい店の多さには驚かされました。
投稿者 ooto : 17:41
鉄骨原寸検査
先日、SB-houseの鉄骨工場検査を行ってきました。
鉄骨工場での検査は大きく分けて二つあります。
まず、原寸検査。今回はこの検査でした。
これは、1/1のスケールで、鉄骨工場で図面を作製してもらって、複雑な取り合いのところや、細かい寸法の検査です。
今回の鉄骨工場では、床一面に手書きで1/1図面を書き込んでいました。原寸で床一面にボルトの止め方、継手の仕方など細かく書かれているので大変わかりやすいです。
この検査が終わると、鉄骨の製作が始まります。
その後に製品検査を行います。
製品検査は製作途中の鉄骨を実際に確認して、接合部の溶接部など、実物を見ながら検査していくことです。
これらの検査を経て、現場に搬入し組み立てていくわけです。
次回は製品検査です。工場があるのは草加です。春日部は私の住んでいるところです。所長!よろしくお願いいたします(↓)/森川
投稿者 ooto : 14:37
NO.22 SB-HOUSE更新
オンライン設計室NO.22 SB-HOUSEを更新しました。
杭工事が終わり、掘削工事が始まりました。
東隣のビルの外壁まで、数センチしかありません。
昔の工事なので、コンクリートスラブが一部越境していました。
掘削時に幸い浄化槽は出ませんでしたが、石ころは出てきました。
また残念ながら、例の小判は出てきませんでした。
シャレコウベも出てきませんでした。
今後は基礎配筋工事が始まります。
投稿者 ooto : 19:54
床材を見に行く
先日、フローリング専門店の倉庫に行ってきました。
小さなサンプルでは、実際に大きな面積を張った場合とイメージが異なる場合があるので、大きな面積に並べてみたものを実際に見てみたかったからです。
ご厚意で一箱を開けていただき、1坪分を並べてみました。
幅広の花梨のフローリングでしたが、実際に見てみたら、予想以上の出来で一安心しました。
表面のツヤは、調整が可能なので、五分ツヤ程度でお願いすることにしました。
ところで、この倉庫に来て、フローリングの品物の多さに驚かされました。
南洋材など様々な樹種のサンプルが用意されており、見ていて楽しいものでした。
フローリングの色味、感触など、微妙な違いが分かります。
普段目にする機会の無い、黒檀のフローリングというものがあり驚かされました。
黒檀は、仏壇に使われますが、床材に使うとは知りませんでした。
ここの倉庫には、出荷前の様々なフローリングが積んであり、迫力がありました。
投稿者 ooto : 19:46
NO.22_SB-HOUSE更新
オンライン設計室NO.22_SB-HOUSEを更新しました。
年明けから本格的な工事が始まりました。今回は杭工事です。
台東区は、一般的に地盤が悪い地域です。
この計画では、小口径鋼管杭というものを使っています。
支持層の深さ(18m)や、敷地の狭さ、騒音の低減などの要素から、この工法が採用されました。
ここは商業地域なので、隣の建物が間近に迫っており、工事の難易度が高い工事となりました。
また地中から、障害物(石)がでてきたので、撤去するのに時間が掛かってしまいました。
都心部の工事は、いろいろな難題があるので、大変です。
投稿者 ooto : 11:09
NO.22_SB-HOUSE更新
オンライン設計室NO.22_SB-HOUSEを更新しました。
当初、コストや法律的な緩和規定を利用するなどの考えで、3階建ての計画を予定していました。
しかし、内容を検討するにつれて、4階建てが必要になることが判明してきました。
3階建てと4階建ての大きな差は、
1,法律的に防火関係が厳しくなる
2,4階までの移動を考えると、エレベーターは必ず必要
3,コストアップとなる。
以上のような問題が出てきます。
これらに対して、上手く対処しないといけないので、大変です。
また、地盤条件や建設条件を考えて、鉄骨造しか選択の土地がありません。
昨今、中国の鉄鋼需要伴う鋼材費の大幅な値上がりも気になるところです。
NO.22_SB-HOUSE更新
久々に、オンライン設計室NO.22_SB-HOUSEを更新しました。
今回は第1案に対するSBさんの感想と、大戸のリスポンスです。
第1案は、取っ掛かりとして提案されることが普通で、クライアントは、これをもとに具体性、現実性を感じてくるのが一般的です。
第1案を前にして、SBさんの苦悩、迷いが感じられますね。
第1案は、3階建てを前提にした案でしたが、様々な条件を検討して、4階建てが必要であることが感じられました。
実際のコミュニケーションは、このメールのやりとり以上に、実際にお会いして打ち合わせを重ねています。
投稿者 ooto : 18:38
下町の住宅設計
KI-HUOSEが縁で、台東区と墨田区で住宅設計がはじまります。
台東区や墨田区はいわゆる下町なので、人が寄り添って住んでいることを感じる、平たく言えば人情を感じる地域です。
高密度に人が集まっているので、人と人の関係が濃密なのでしょう。
住宅の設計上も、モノのかたちのデザインよりも、人の関係をどのようにデザインするかに目が向きます。
一方この地域は、地震に対しての備えが、充分必要になる地域です。
この地域の多くが、脆弱な地盤で、また液状化のおそれがあります。
従って、きちんとした杭を打つ必要があり、地盤対策費がかさんでしまいがちですが、砂上の楼閣にならないためにも、絶対に必要なことだと思います。
さて、先日設計の打ち合わせで、国技館の前を通ったところ、本場所の時期でもないのに、色とりどりの旗がたっていました。
その当日は、元大関武双山の引退式のようで、下町らしい風景でした。
NO.22-SB-HOUSEを更新
オンライン設計室NO.22-SB-HOUSEを更新しました。
都心部にある住宅の計画です。
まずは、手始めに基本計画を提案してました。
これを手がかりに、今後打ち合わせをしながら計画を進めていきます。
この地域は、都市計画上は、商業地域なのですが、現在は商業施設と事業施設、そして一部住宅が混在している地域です。
近所にはお寺や公共施設があり、適度なクリアランス(空地)があるので、住環境としても良好なものができそうです。
オンライン設計室の新プロジェクト
オンライン設計室では、NO.22 SB-HOUSEを公開させていただきます。
SB-HOUSEは、都心の下町に位置します。
施主のSBさんは、この下町で生まれ、育ち、そしてこの地で家業を継いでいます。
敷地は、商業地域のビル用地の一区画で、50M2(15坪)ほどの広さです。
ここは、現在の職場に近いので、職住近接の住宅になります。
夫婦と子供3人の5人家族構成です。
幸いなことに、周囲に明きがある公共施設や寺院に隣接しているので、ビルの谷間という訳ではなく、
都心にありながら、住環境に適した採光や通風は確保出来そうです。
ただし今回は専用住宅の計画として設計を進めますが、ここは商業用地であるので、
将来商業施設への転換も視野にいれた計画になります。
敷地の広さは、限られているので、どうしても階数が多い塔状の建物になりそうです。
設計依頼のきっかけは、NO.20 KI-HOUSEが近所ということで、工事中や竣工後に見学をしていただいたからです。
こういう風に、繋がっていくことは嬉しい限りです。