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住んでから少し時間が経過した住宅の様子を
レポーターの市川さんを通して表現しています

墨田区に建つ鉄骨3階建て住宅。60歳代の夫婦が老後を楽しむための楽の住まい。
-Vol.5-
都心回帰の家(老後の家)
- YA-house -
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1.やっぱり環境

 JRの駅から歩いておよそ5分。YA邸は、旧大名庭園の脇に一列に並ぶ住宅のなかの1軒として建っています。大名庭園は、明治維新後某財閥の所有となり、太平洋戦争後に東京都、現在は区が管理する公園となっています。

 「もともとこのあたりは、公園と一体で財閥の方の所有だったんです。関東大震災のあと、行き場を失ったたくさんの人がこの公園に集まってきてかなりゴタゴタしたらしいのですが、それをうちの祖父が協力して整備したとかで、その後ここに住むようになったと聞いています」

 教科書に出てくるような出来事や人物名が飛び出してきて、なんとも歴史を感じるエピソードですが、土地のやりとりの経緯をさかのぼれるのは、うらやましい限り。新たに土地を購入するのとは比較にならない、土地への愛着も感じさせます。

 

  YA邸は、そんな身近な公園の緑を目いっぱい楽しめる構成になっています。公園は一般の人も立ち入れる場所ですから、公園側から見られては困りますが、公園より少し高いレベルにあるYA邸では、わりと制約を受けずに公園側に開くことができているようです。
  豊かな緑と一緒に暮らすことは、精神的な安らぎばかりでなく、流れる風の温度や匂いなどにもよい影響を与えてくれるでしょう。

 一戸建ての住宅を建てるなら、やはり周辺環境が大切だと、窓から見える公園の木々に改めて気付かされるのでした。

YA-HOUSEの出来上がるプロセスは、
<建築計画網・大系舎 HP><オンライン設計室><No.22 YAさんの場合>
を参照ください。 

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