TAIKEISHA 建築計画網・大系舎ロゴ

オンライン設計室

家づくり・リストに戻る

NO.52_NH-HOUSEができるまで

Vol:32:光の表情の変化

(2016/05/18)

現場では漆喰壁工事が終わりました。

晴天の日中は、室内外で様々な光の表情が読み取れました。

北側屋根の小さな採光用トップライトは、夏至が近いので、室内へ垂直な太陽光を導きます。

階段室を照らして、室内の奥まで差し込みます。
階段を上がりながら、空が見えるもの楽しい。

浴室の一部に上から差し込む光も、幻想的なイメージを醸し出しています。

北側の傾斜屋根と耐震壁に囲まれた三角形は、隠れスペースとして楽しそうです。


敷地が変形していて、敷地の角度なりにつくった幅が広い階段は、座ればそこは図書スペースになります。
北側の階段から廊下のスペースには、穏やかな北側の光が差し込みます。


201518_01.jpg
・北側トップライト。夏至が近いので直接採光。

201518_02.jpg
・階段からの見上げ。

201518_03.jpg
・北側階段の足下。

201518_05.jpg
・真っ青な空が見える。

201518_07.jpg
・幻想的な浴室採光。

201518_08.jpg
・三角な空間?

201518_06.jpg
・漆喰天井は、柔らかく光を奥に伝えます。

201518_20.jpg
・漆喰天井も、綺麗な光を届けます。

外部に目を移すと、南側の庇が、日中の強い日差しをカットしている様子が見られます。垂直な庇は、西日をカットします。

玄関は北側で、内部の土間は少し暗いです。
そのため、土間→廊下→階段→2階居室スペースと徐々に明るくなっていきますので、明暗の変化を楽しめます。

201518_12.jpg
・南窓は庇で遮光されている。

201518_13.jpg
・縦の袖壁は、西日よけ。

201518_14.jpg
・室内側は、太陽光が切れているのが分かる。

201518_15.jpg
・北側玄関。北傾斜の屋根だけに日が差している。

201518_11.jpg
・北側玄関は少し暗くしている。光のコントラストで、奥に行くと徐々に明るく感じる。

201518_16.jpg
・北採光の穏やかな光。階段は本と読書のスペース。

201518_10.jpg
・踊り場が広い。実際に踊れるくらい?