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NO.46 BT-HOUSEができるまで

21:外廻りの改修

(2023.01.12)

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ここに引っ越しして、早いもので9年が経ちました。
その後もDIYでカスタマイズを繰り返し、個人的には気に入った住居になってきているのですが、DIYではどうしても解決できなかったのが雨漏りです。


この建物は鉄骨造で、振動を受けると少し揺れやすい構造です。
これは鉄骨造の特性でもあるため、それ自体は大きな問題ではないのですが、この建物の外壁はカチカチにかたいモルタル外壁で、揺れによってクラックが入り、そこから強い雨の時に雨水が侵入してきてしまうのです。
これまで何度か手直しを試みたのですが、やはり時間がたつと再発していました。


ここで一度しっかりと直しておこうと、工務店にお願いして外壁の改修工事を行うことにしました。
それに伴って、これまで気になっていた部分のリノベーションも行います。



まずは解体と下地工事


外壁工事に入る前に、1階アトリエの入口廻りの改修。
1階入り口の出っ張り部分は購入当初からあったのですが、どうやら無理やり屋根を掛けた増築だったようで、雨漏りがひどい部分でした。
ここを壊して造り替えます。
壊してみると、シャッターが出てきたり、排水管が出てきたりといろいろありましたが、大工の成田さんが黙々と作業してくださり、何とか下地までが整いました。

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(壁の中からシャッターが出てきました。)

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(床下からは古い排水菅。おそらく浄化槽があったころの排水菅。)

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(古い壁は撤去して、新たに下地を組む。)

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(せっかく作り変えるので、庇も造る。)

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(デッパリ部分の下地完成。)

これでようやく外壁の工事に入れます。