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NO.46 BT-HOUSEができるまで

15:とりあえず完成

(2013.10.02)

とりあえずの完成写真です。
未完成だった家を住みながらのDIYカスタマイズで数ヶ月。まだまだ手を入れたいところがありますが、とりあえずここでひと段落です。

 1階 不動産事務所→アトリエ・作業場                        

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改修前の不動産事務所の様子
              ↓
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花屋の妻のアトリエと私の仕事スペース

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改修前の不動産事務所の様子
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1FはほとんどがDIYで工事している

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壁の漆喰はDIYで行っている。


 2階 スナック→LDK                      

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スケルトンむき出しの内装が新品にはないこなれた中古の魅力を引き出している。

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改修前のスナック。カウンターなどの造作で窮屈な店内。
              
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厨房廻りは解体してキッチンとしている。天井を解体してスケルトンとすることで50センチ程度高くなっている。

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改修前のスナックは階段と区画され窮屈であった
              
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壁を解体して階段を露出させることで奥行きのある広々としたLDKとなった。

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改修前のスナック
              
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広々としたLDKに変わっている。

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ブロックの上に板を渡しただけの靴収納。LDKの一部になっている入り口を玄関にみせないように収納を工夫した

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改修前の階段はバラ柄の床が強烈な印象だった
              
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床はシートをはがしただけの接着剤の残るコンクリート。リノベーションならではの仕上げ方。


 3階 事務所→寝室・水廻り                      

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改修前はガランドウの3階
              ↓
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寝室の中の黒いボックスにトイレ・洗面・浴室がある。
黒い壁はDIYで行った黒板塗装。

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改修前の様子。左は入り口、右はトイレ。
              
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トイレは撤去して、納戸としている。広い寝室は、必要になったときに仕切りを追加して個室を作るように考えている。


このプロジェクトはテナントビルを住宅にコンバートしたことだけでなく、DIYを取り入れて住まい手(私)がカスタマイズしていることも大きな特徴です。
DIYの大雑把なテイストが、このスケルトンむき出しのラフな住宅にはとても馴染んでいるように思います。
これから長い付き合いになる家を維持・更新していく上で、DIYで材料を学び、建物を知るということはとても大切なことです。(森川)