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NO.46 BT-HOUSEができるまで

12:カーテン造り

(2013.07.19)
ダラリとぶら下がっているだけのラフなカーテンが好みなのですが、市販のモノでは良いものがなかなか見つからず、今回は生地を購入して造ることにしました。
造るといっても、ドレープは必要ないし、ほつれ止め程度に縫うだけなのでそんなに手間はかけません。
生地屋に行くと様々な種類の生地が陳列されていて、見ているだけでも楽しめます。
建築の設計では、カーテン選びまで行うことはあまりないので、とても新鮮でした。
私たちが探していたのは「帆布」。
帆布はもともと船の帆に使われていた材料なので、かなりしっかりとした生地です。思い起こせば中学の指定鞄が帆布製でした。「一澤帆布」という老舗の鞄メーカーは有名ですね。
この帆布の質感がとても好きで、しっかりとした質感の帆布をぶら下げてカーテンにしたいと思っていました。
残念ながら生地屋に適当な厚みと色の帆布が見つからなかったのですが、「オックス」という帆布に近い生地があったので、これを購入。
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織り方が少し違うようですが、私の目にはほとんど違いがわかりません。
生地の世界はかなり奥が深そうです。
あとは裁断・縫合してぶら下げるだけ。
端にハトメを入れて、皮ひも通してタッセルにします。
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ミシンは妻の実家から古いアナログのミシンを借りてきました。
最近ではこういうアナログなミシンはあまり見かけなくなりました。
今のコンピューターミシンと違って細かい細工は出来ないのですが、単純な作業なら十分です。
このミシンは、もう何年も使われていなくて動かなくなっていたそうなのですが、少し修理してもらっただけで直ったそうです。コンピューターミシンと違って造りが単純なので、修理しやすいとの事。一生使えるかもしれません。
世の中の多くのモノがコンピューター制御され便利になっているように思いますが、こういったアナログの魅力は是非見直したいところです。
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そしてなんといっても、デザインが気に入りました。
鉄のタフな存在感、ロゴ、フォルムなど、とても魅力を感じます。
かといって、今の家電でこのテイストのデザインを真似るのはちょっと違うように思うのです。
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当時の技術力などで選ばれた素材、それにともなってデザインされた部品、そして、長い年月を経て生まれた味がそう思わせるのかもしれません。(森川)