オンライン設計室
Vol:13:木造耐火構造の工事
(2013/05/16)
今回の住宅は、木造耐火構造という認定工法です。
木造で、耐火構造を床や壁構成するには、室内側に21ミリといった耐火ボードを2重張りにする必要があります。
また外壁側には、35ミリのALC板の上に窯業系サイディング張りという構成です。
いわば、木造の骨組みの上に、分厚い耐火材料の衣を何重にも重ね着するというものです。
そのため、壁の厚みや、住宅本体の自重が重くなるので、設計上はいろいろ工夫が必要になります。
その上、たった10坪という狭い敷地なので、工事の作業スペースも限られており、職人さんの苦労は並大抵のものではないと思うので、本当に頭が下がります。
現在は、電気配線や、給排水設備類の配管工事と平行して、大工はグラスウール断熱材、内部石膏ボード張りが進んでいます。
・21ミリの分厚い石膏ボードの山。重いので、版の大きさは,2'*6'のサイズです。
・15ミリと21ミリの強化石膏ボード2枚張り(壁)
・床も石膏ボード2重張り
・天井も石膏ボード2枚張り
・石膏ボードの合わせて電気配線工事が進みます。
・近くを流れる小名木川。初夏の穏やかな表情を見せています。
・近くの看板。現代の歌舞伎役者は、山の手に住んででいると思われるが、昔は下町に住んでいたらしい。
- Vol:01:家づくりのご相談
- Vol:02:現地調査
- Vol:03:基本計画の作成
- Vol:04:実施設計の検討
- Vol:05:地鎮祭
- Vol:06:基礎工事
- Vol:07:基礎工事その2
- Vol:08:上棟しました。
- Vol:09:木工事
- Vol:10:大工工事
- Vol:11:窓が出来てきた。
- Vol:12:サッシが付きました。
- Vol:13:木造耐火構造の工事
- Vol:14:木造耐火構造の工事その2
- Vol:15:現場で施主と打ち合わせる
- Vol:16:内外装工事
- Vol:17:内外装工事その2
- Vol:18:キッチンの設置
- Vol:19:外部足場が外れた。
- Vol:20:KY-houseの内覧会
- Vol:21:最終仕上げ工事
- Vol:22:引き渡し
- Vol.23:狭小地住宅の工事