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NO.35_KM-HOUSEができるまで

Vol.04:真北測量を行う

(2008/秋)

2008/10に測量士によって真北測量を行いました。
基本計画時点では、既存の方位を使っていましたが、あくまでも参考データーです。

今回正式な真北測量を行うことで、正しい真北データーとなります。

測量は、トランシットで太陽観測を行います。

測量の結果、真北は当初使っていたデーターに比較して東方向に約15度回転したものが正解であることが分かりました。
この誤差は、計画上は不利な方向になります。

そこで早速、そのデーターをもとに、再度形態をスタディーし、日影規制をクリアーする形態を設計する必要があります。





・トランシットを使った真北測量


・測量機器をのぞく


・測量の結果正式な真北データーが出ました。


・シビアな条件なので、形態を再度スタディー。複雑な形状になる。


・スタディーの結果、日影の規制をクリアーした。



・屋根は片流れになりました。



・周囲に比べて頭一つ高い。



・鳥瞰


都心部の間口が狭い敷地なので、敷地の振れは計画に大きな影響があることが分かります。
今回は、日影規制をクリアーするため、外観から決定するという手順になりました。
あとは、内部計画のの詰めを行います。