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NO.34_AB-HOUSEができるまで

10:内装工事_その1

(2009.02.10)

内装工事その1(2009/02/10)UP


NO.34_AB-HOUSEでは、内装工事が進んでいます。

耐火被覆工事のあと、断熱工事、ボード工事と作業が続きます。

耐火被覆は、ロックウールを吹き付けたモノで、ちょっと目には、荒っぽくセメントを吹き付けたような感じです。
鉄は火に弱いので、仕上げ工事を行う前に吹き付けておく必要があります。
鉄は火に弱いとは、意外かもしれませんが、火事では高熱でグニャッと曲がってしまいます。
むしろ太い木の方が、表面が炭化して火事に対して強い場合もあります。

さてこの段階になると、外周に青い養生ネットが張られるので、外部から工事の様子がほとんど分かりません。

そして、内部は養生ネットのために薄暗くなってしまいます。

内部工事を同じアングルから、作業の進行が分かるように写真を並べてみました。
造作大工にとっては、狭くて、空気が悪い場所での作業なので、本当に頭が下がる思いです。

ところで木下地が出来た段階で、天井裏を見上げたら、上棟の飾りモノがありました。
これは一般には木造の上棟で使われます。
この建物は木造ではないのですが、工務店の島田さんからの粋なはからいです。


1階店舗のサッシはガラスが入っているのですが、養生のためベニアが張られています。
そのため内部は、真っ暗です。
ですから、この段階では完成時のイメージにはほど遠い状態です。
しかし、最終形をイメージしながら詰めの作業を進めていきます。



・建て方工事が終わった段階。道路方向を見る。


・外壁工事と耐火被覆工事が終わった段階。
鉄骨のまわりに耐火被覆=ロックウールが吹き付けられています。



・断熱工事、及びボード下地工事の途中の様子。


・上を見たら、上棟祝いの飾り物。


・断熱工事が終わった段階。


・ボード工事が終わった段階。(2階)


・ボード工事が終わった段階(3階)



・狭い中での工事で大変です。


・外からの様子。うっすら窓が見えます。


内部からの眺め。ガラスの部分にベニアが張ってあります。


・建物の隙間は、約15センチ


・クライアントのABさんが、現場で花の冷蔵庫の打ち合わせを行っていました。


・シマダ建設の社長、島田さん。


・大工の石川さん。


・道路では、頻繁に駐車違反の取り締まりが来ます。
 都心部では、工事が大変です。
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