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NO.34_AB-HOUSEができるまで

18:1年後の様子

(2010.04.05)

1年後の様子(2010/04/05)UP


1年、つまり春夏秋冬を経過すると、建て主からいろいろな話しを聞くことが出来ます。

設計時に想定してことだけでなく、住んでから起こる想定外のことなども住まい手からお聞きできることもあり、次の設計に繋げることができますので、1年点検は私たち設計者もとっても大事なことと思っています。

1階の花屋さんは、春なので、色鮮やかな花々で賑わっていました。
一つ一つの草花が、大切に育てられていることが感じられます。

2階の窓辺の赤い花(名前を聞きましたが忘れました。)が、店を一層彩っていました。
今日は生憎の雨ですが、2階から下を見ていると、いろんな色の傘が通過していて飽きません。

この家は、敷地面積が31.3m2(9坪)、延べ床面積が67.87m2と非常に非常にコンパクトな住宅です。
ですからこの家は、家具が大きくなって住宅に近づいた家という意識で設計しています。
またスペースを有効利用するため、廊下は、リビングでもあり、ダイニングでもあり、キッチンでもあり、一つの機能に限定しないよう心がけています。
廊下に面した収納には、上手にレイアウトした書籍や植物、装飾品などが目を楽しませてくれます。
気張らず、自然な気持ちで、なおかつ綺麗に住みこなしてもらっているので、設計者としてもとても嬉しい気持ちになりました。



・島田さんと一つ一つ点検。


・今日はあいにくの雨模様。


・周囲を明るい雰囲気にしています。


・2階の窓台からの植栽。


・傘をさした和風美人が通っていきました。


・春らしい花々の店内。


・ラッピングも意図的に見せています。


・間口が狭い店舗なので、ガスメーターが目立ちます。植栽で自然な感じにしています。


・階段収納


・廊下に面した収納棚。本や植栽、小物が綺麗にレイアウトされています。


IHのコンロ台。使わないときに花をレイアウト。綺麗な影ができます?