FJ-PROJECTは、ターミナル駅の駅前広場に面して建つ、テナント併用住宅です。

敷地形状は、間口5.4m×奥行き27.0mと、極端に細長い形をしています。
また両側、及び裏面をビルに囲まれていて、また隣接ビルがこちらの敷地に迫ってきていました。

その結果、計画建物の間口方向については、少しでも幅広く取るように様々な面において工夫が施されています。

幸いこの地区の地盤は良く、直接基礎で計画することが出来ました。

この建物では、1階から3階がテナント室、4，5階が住宅になっています。
間口が狭いことを意識的に解消するために、このビルでは天井高(3.0m)を高く取ることで、圧迫感を解消しています。

外観はシンプルにすることで、ゴミゴミした近隣のビルとは対照的にしています。?

DATA

　

所在地：

東京都足立区

構造:

鉄骨造５階建て

竣工:

2013年

敷地面積:

130.28m2( 39.5坪)

延床面積:

539.93m2(163.6坪)

施工:

ニート

撮影：

建築計画網・大系舎