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  各プロジェクトの家づくりのプロセス、”出会い?設計?工事”の記録集です。
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Vol.12:仕上げ工事_その5

細長い敷地/3階建て住宅
NO.33_NN-HOUSEができるまで
(2009/02/07)

職人特集(2008/02/09UP)


現場は、仕上げ工事が進んでいます。

今日は土曜日で、現場も比較的のんびりした雰囲気です。
そこで、今回は職人特集です。
現場には、仕上げ職人として、建具工、大工、塗装工などが入っていました。

まずは、建具工のことから。
現場を回っていて感じることなのですが、昔の現場では必ず見かけた鉋屑(かんなくず)が最近の現場ではほとんど見あたりません。
それは、大工が現場でかんなを掛けなくなってきたからです。
昔は、現場に入ってくる木材が荒かったこともありますが、現場で木材を削るという作業をしなくなったからです。
工具の変化、工場加工の度合いが増えたなどいくつか理由がありますが、結構物足りない気がします。
そういう意味で、木製建具屋さんは、唯一現場でかんなを使う職人と言った良いでしょう。
現場を歩いていたら、まずこのかんな屑に目を引かれました。
そしてベテランの建具職人さんに話しかけたところ、最近の現場の話しを聞くことが出来ました。
最近室内建具は、メーカー製、例えばパナソニック製のものが増えました。
しかし、その建具は建て売りっぽく?安っぽい感じのもので、建具屋さんとしてはすごく不満があるそうです。
私自身も、コストの関係で既製建具を使うことがありますが、やはり同様な感じを受けていました。

そのほか、大工塗装工などが仕上げ工程の工事を進めていました。

昼前に、施主のNNさんが、家族連れで見学に訪れました。



・三京建設の現場監督竹田君。良く気が回る、若手のホープです。


・現場を回っていると、かんなくずを発見。かんなくずから無垢の木の香りがしてきます。
最近の現場の落ちている木っ端は、合板などの接着剤が混ざった変な臭いです。
一応健康に害は無いものですが・・・


・鉋掛けの様子。


・年季の入った力強い職人さんの手ですね。


・鑿の工具入れ。


・まる七建具の寺島さん。今年74才の大ベテラン。
まだまだ現役を続けるそうです。目がきらっとしていました。


・扉の金具を取付中。


・まる七建具の職人さん。


・キッチンの箱を大工がつくっています。


・いつも笑顔の大工・畔上さん。


・塗装屋さんのチーム。


・今日の現場はのんびりした日でした。

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