【木造】に関する記事一覧
NK-house上棟
先日、NK-houseの上棟が行われました。
上棟は、建物の外形が一気に上がってくるので、工事の中では、メインイベントとなります。
これまでは、1/50の模型で見てきたものが、1/1スケールで組み立てられるのですから、お施主さんだけでなく、我々設計者にとっても、とても楽しみなイベントです。
NK-houseも、AK-HOUSEと同様にIK工法という金物工法を採用しています。
当日は、上棟後に、お施主さんのはからいで、上棟式も行いました。このところ、上棟式まで行うことはあまりないので、上棟というイベントを満喫することが出来ました。
NK-houseは、これから内装工事などの仕上げ工事に移行していきます。(/morikawa)
投稿者 ooto : 21:45
オンライン設計室NO.25_KN-HOUSE更新
オンライン設計室NO.25_KN-HOUSEを更新しました。
基礎工事から、上棟までを掲載しました。
KN-HOUSEは、大規模な建て売り住宅地の一角にあります。
同じような建て売り住宅で、周囲を取り囲まれているので、まわりに同化せずにアイデンティティーを保つことが設計の課題です。
今回は、ローコストの予算なので、余分なデザインを行う余裕は一切ありません。
ですから、必然的にシンプルな設計となっています。
何事も思い切りの良いKNさんの考え方が、十分反映されたシンプル住宅に仕上がる予定です。
上棟はいつも感慨深いものがあります。
私自身も経験がありますが、施主にとって上棟で骨組みが完成したときは、とても嬉しいものです。
KN-HOUSEは、これから仕上げ工事に入っていきます。
投稿者 ooto : 20:20
オンライン設計室NO.24_AK-HOUSE更新
オンライン設計室NO.24_AK-HOUSEを更新しました。
夏休みが入り更新をさぼっていたので、一気に基礎工事から建て方工事まで掲載いたしました
。
このプロジェクトでは、木造ラーメン構造を採用しています。
この部分の金物は、木造とは思えないとてもがっしりしたものですので、ぜひ見てください。鉄筋もとても細かく入っています。
このラーメン工法は、間口が狭い住宅には、利用可能な工法だと思います。
一般的に間口の狭い住宅では、短辺方向の耐震壁の取り方によっては、細切れの壁が重なってつくられるので、のびのびした空間をつくるのが難しいことが多いので、このラーメンのおかげで、短辺方向の耐震壁を代替えすることが出来るからです。
今回採用した工法は、これまで何度か使っていたSE工法ではなく、IK工法という伊藤忠建材のものです。
AK-HOUSEは、骨組みが完成し、これから仕上げ工事と移行していきます。
投稿者 ooto : 21:17
オンライン設計室NO.20_KN-HOUSE更新
オンライン設計室NO.20_KN-HOUSEを更新しました。
工事契約から地鎮祭までのお話しです。
今回は、工務店選定にあたり、競争入札という形式ではなく、特命という形で、工務店を決めています。
特命とは、競争入札を行うのではなく、はじめから特定の1社に絞り工事金額を詰めていく方法です。
この形態は、数は少ないですが、必ずしも競争入札が一番施主にとってメリットがあるわけではありません。
特命という形式を採用する場合は、特定の工務店しかできない特別の技術がある場合に使いますが、今回は予算がタイトであり、その工務店が安く調達出来る材料などの情報を設計の時点で取り込むことが出来るからです。逆に言うと、厳しい工事費の時などは、工務店は利益が出にくいので、競争原理が働かないからです。
今回のお願いした工務店は、敷地の近くにあるの横浜の東海建物です。
この東海建物には、NO.11-TN-HOUSEでお世話になりました。
建設地が近くであることが大きなメリットであり、また基本設計段階から概算をお願いして、予算に納める設計が可能でした。
予算が厳しい状況の中で、合い見積もりが必ずしも有効であるとは限りません。
工務店とは、信頼関係の中で、一緒に設計を進めるような感覚でつきあっていただきます。
設計に入って6ヶ月が経過しなんとか設計完了にこぎつけ、7月にはいってく契約を済ませました。
投稿者 ooto : 16:06
no.25_KN-HOUSE更新
no.25_KN-HOUSE更新しました。
一気にスケッチから、設計完了まで掲載しました。
この計画の基本は、コスト・コントロールです。
シンプルさ、身軽さといったところでしょうか。
この計画では、予算をコントロールするために、設計から工務店決定までのプロセスを工夫しています。
クライアントの希望は、予算内で実現可能な範囲という条件で取り入れています。
そのため、思い切った計画となっていますあ、逆にその割り切りが良い方向に向いていると思います。
これから計画を進める方には、そのあたりを読み取っていただけると、参考になると思います。
NO.25_KN-HOUSE更新
オンライン設計室NO.25_KN-HOUSEを更新しました。
KNさんご夫妻の特徴は、いたってアナログ的なご家族であると言うこと。
要望書も手書きでつくっていただきました。
デジタルの時代であるからこそ、アナログ的な感覚で進める家づくりも新鮮に感じられます。
土地探しからの家づくりですが、選び方も自然の流れに任せながらというセンスで、とてもリーズナブルな物件を探し当てました。
ただ今回相当なローコストが要求されるプロジェクトなので、全ての考え方、行動をシンプルに進めないといけません。
土地探しの様子から、設計希望を聞くまでの様子を掲載しました。
投稿者 ooto : 12:04
雨の地鎮祭(NO.24_AK-HOUSE)
学校が夏休みに入ったというのに、一向に梅雨が明けません。
先日NO.24_AK-HOUSEでは、雨の中地鎮祭が行われました。
雨の地鎮祭は、何度か経験したことがありますが、今回は工務店にテントを設営していただいたので問題なく執り行われました。
晴れの日に比べ、かえって静かで、厳かな雰囲気を醸し出していたようにも感じられました。
今回の宮司さんは、とても美声で、緊張感ある儀式を演出していました。
地鎮祭は、土地の神に対して、畏敬の念を示すことで、自然を傷つけ、土地を利用することに許しを請うていることを、表現しています。つまり、一種のサスティナブル精神の現れでもあります。
近年は、大方のクライアントが地鎮祭を行うようですが、信心深いと言うより、環境に配慮するという時代の感性の現れかもしれません。
多くののクライアントは、儀式のあと厳かな雰囲気だっと、感想を話されます。
ちなみに、地鎮祭は、土地の神に対する儀式なのですが、上棟式は、職人を労うという意味が強い儀式です。
但し現代では、飲酒運転が厳禁なので、上棟式は行われても簡易な形式であることが多いようです。
さて、いよいよこれから実際の建築にはいります。
設計者としては、ずっしりとした責任感の重みを感じる瞬間です。
投稿者 ooto : 23:09
NO.25_KN-HOUSE更新
オンライン設計室NO.25_KN-HOUSEを更新しました。
KN-HOUSEは土地探しから始めた家づくりです。
建て売りを購入するのでは、どうしても納得出来ないというKNさんが、相談に来られたのが、昨年の夏でした。自分たちらしい家づくりをしたいということで、実現の可能性などを相談されました。
総予算は厳しいが、要望を整理し、きちんと抑制すれば可能かもしれないというのが私の感想でした。
KNさんの土地探しの条件は、横浜というエリアで、かつ予算内ということ。
KNさんには、不動産屋さんの探し方、心構えなどをアドバイスしました。
また土地探しの過程で必ず出会う建築条件付きの話なども、話題にのぼりました。
数ヶ月の土地探しを経て、横浜郊外に適当な土地が見つかりました。
大規模に開発された分譲地で、周りは典型的な建て売り住宅で囲まれる予定です。
建て売り住宅に埋没しないような設計が必要になるプロジェクトです。
今回は、土地が見つかるまでのプロセスです。
投稿者 ooto : 09:24
NO.08_MS-HOUSE更新
トップページの表紙を、更新しました。
今回は、6年前に竣工したオンライン設計室NO.08_MS-HOUSEです。
クライアントのMSさんは、中東に精通した編集者で、良く中東に出かけられます。
当初の設計希望内容は、自然素材を使い、MSさんのお持ちの布、装飾品などがインテリアとしてバランス良く似合う住宅をつくることでした。
MSさんのご希望から、当時私が設計していたテーストと少し異なった、デコラティブ(装飾的)な感じとなっています。
実は、当時少々自分でもつかめないような仕上がり具合でしたので、大きく公表は控えていました。
しかし現在見返すと、デコラティブな中にも、私らしいシンプルさを兼ね備えてたデザインとなっているので、MSさんらしくもあり私らしくもあり、ちょうど良かったように感じており、今回HPの表紙に採用してみました。
まだ6年前は、インターネットは重い画像データを掲載するのは禁物だったので、データーが軽い小さな画像しか掲載出来なかったのですが、今はブロード番のバンドの時代になったので、画像を大きくして更新しました。
建築作品集のNO.08_MS-HOUSEを更新したので、是非見てください。
現代住宅は、ガラス張りのデザインが全盛で、明るさ、透明性だけを強調する住宅が多く、それらにはには全く影の部分がありません。
そのような明るさだけを強調する住宅は、写真映えがするので雑誌やカタログには似合いますが、影のない住宅、つまり陰影のない空間は、メリハリのないただの単調な場所です。
光を綺麗に見せるには、影をうまく見せることが必要だと常々感じています。
この住宅では、影の部分も意識的にデザインしたつもりでした。
投稿者 ooto : 12:42
no.24_ak-house更新
no.24_ak-houseを更新しました。
設計の最終段階をまとめました。
ak-houseの敷地は、間口が狭く奥行きが深い、いわゆるウナギの寝床と言われる形状をしています。
そのため、設計にはいくつかの工夫が必要になりました。
構造上の工夫では、一部ラーメン構造を取り入れた、コア型の計画をなっています。
また中心部に明るさを得るために、上部から採光を取りました。
またakさんとの、コミュニケーションの様子を掲載しています。
一緒に考えることが好きなakさんとは、スケッチや模型を通して、考え方を伝えあいました。
地質調査、ショールーム見学などの様子も掲載しました。
投稿者 ooto : 16:55
NK-house
まだオンライン設計室にアップはしていませんが、下の写真はNK-houseのお施主さんの収納ノートです。
付箋紙に収納内容のものを書いておいて、基本設計を進めていくなかで、この収納はあの部屋、あの収納はこの部屋と動かしていながら収納物をまとめていらっしゃいます。
これなら落としもないし、プラン変更にも対応しやすい。とても単純なことですが、なるほどと関心いたしました。
細かいところですが、こういったことがこちらにとっても勉強になるし、今後の設計や、まとめにも大変参考になります。コミュニケーションの大切さをその度に痛感します。
NK-houseは現在実施設計に入ったところです。近々、まとめを行ってホームページを更新したいと考えています。
お楽しみに。
投稿者 ooto : 14:47
新プロジェクト紹介
オンライン設計室の新プロジェクトの予告です。
NO.25_KN-HOUSEと、NO.26_NK-HOUSEの2つのプロジェクトです。
現在2つの典型的な郊外型住宅を設計中です。
両者とも土地購入段階から相談を受けたプロジェクトです。
昨年夏頃から相談をうけ、土地購入、設計という長いステップを経て現在設計中のプロジェクトです。
NO.25_KN-HOUSEは、横浜郊外の新しく開発された分譲地内の計画で、比較的小さな建て売り住宅に囲まれています。それらに埋没しないような配慮が必要であり、ローコスト化が必要な住宅です。
一方NO.26_NK-HOUSEは、東京近郊の区画の大きな分譲宅地内の計画です。
周りは比較的ゆったりした住宅ですが、住宅展示場のような町並みに埋没しないようなデザイン的な配慮が必要です。
近年は都市内の住宅が多かったので、久しぶりに郊外の設計です。
郊外型住宅は都心から遠い場合が多いので、最近は車の利用が多くなりがちです。
とりあえず今回は予告まで。
投稿者 ooto : 19:05
オンライン設計no.24_ak-house更新
オンライン設計no.24_ak-houseを更新しました。
今回は、akさんの設計に対するご希望や、設計に当たっての基礎資料になる持ち物リスト、キッチンシートなど掲載しました。
akさんの送っていただいた要望書や、持ち物リストは、端的にまとめられており、とても理解しやすいものでした。
施主の生活の様子を理解することは、設計にとって重要なことです。この点にずれが生じると、後々取り返しのつかないことになってしまいます。
そういった意味でも、設計の初期段階は、徐々にじっくりと進めるように心がけています。
次回は、いよいよ計画第1案を掲載いたします。
オンライン設計室 no.24_ak-house更新
オンライン設計室no.24 ak-houseを更新しました。
敷地調査の様子をレポートしています。
akさんはこの敷地が、気に入られたようで、大戸に購入前に調査してほしいとのことだったので、現地調査を行いました。
ここは、いわゆるウナギの寝床といわれるような、間口4.5m奥行き20mの南北に細長い敷地です。
京都の町屋も同じような敷地形状ですが、ここは京都ほど近隣が混み合っていないので、光や風は、工夫で取り込むことができそうです。
更新が滞っていましたが、頑張って更新していきますので、よろしく。
投稿者 ooto : 13:04
PROJECT_NO.24AK-HOUSE始まる
オンライン設計室でPROJECT_NO.24 AK-HOUSEが始まりました。
都市近郊の敷地で、間口が4.5m奥行き20mという形状です。
ことの始まりは、”急ぎ”のコメントが入っているメールをいただいてからです。
内容は、土地を探されていたのですが、ようやく良さそうな土地が見つかったので、土地購入前に一度見てもらいたいとのこと。
場所は、東京西部近郊の多摩地域です。
メールの内容を拝見すると、敷地はとても細長い、いわゆる”ウナギの寝床”と言われる形状で、設計が可能かどうか心配だということです。
以前から、私たちのホームページやTV放映などを見ていただいたようなので相談メールいただいたのこと。
こういった経緯で、設計のご相談をいただくことは、建築家として嬉しい限りです。
ところで、最近いわゆるプロジェクトごとにblogを立てて、住宅のプロジェクト、建築過程を紹介していくHPが増えていますね。
私たちのHPも、以前にそのような形に移行しようか検討したことがあります。
しかし、その形式は足らないような決断をしました。
いわゆる日記風に、時間軸に沿って情報を書き込んで行く場合、プロジェクトが現在進んでいるという臨場感は伝わりますが、一方掲載する情報の整理がつかないまま進んでしまうおそれがあるからです。
私たちの、オンライン設計室は、情報が整理されてから掲載するようにしています。臨場感よりも、情報を整理することを心がけています。ですから、公開する時期と、実際のプロジェクト進行状況とは少しタイムラグがあります。
私たちは情報を流すだけでなく、将来になっても使えるという情報ストック型のHPづくりを進めようと思っています。個人情報保護法などの関係で、情報公開が難しくなる傾向になりますが、幸いクライアントのご厚意で公開できるものは、どんどん増やしていきたいと思っています。
ただし、blogを日記風ツールとしてではなく、情報整理のためのツールとして活用することは有効だと思っています。ただし、私たちレベルのコンピュター知識では、データーベースを整理することが難しいので、これもあきらめました。情報を管理することはとても難しいと感じています。
それでは新しくPROJECT_NO.24AK-HOUSEの家づくりプロセスを、継続的に紹介していきますので、よろしくお願いいたします。
投稿者 ooto : 13:22
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