2,家の建て替えは早いほどいい?
戸建て住宅を建て替える最適な時期はいつなのでしょう。
AS-houseの建て替え前の家は、戦後すぐに建てた家だったそうですからおよそ築70年。 メンテナンスやもともとの質にもよりますが、さすがに70年たつと木造住宅の傷みはかなり進んでいるはずです。
そこで起きたのが東日本大震災。大きな被害はなかったものの、近くに住む息子さん夫婦が大いに心配し、強力に住み替えを勧めたことが、建て替えの直接的なきっかけだったそうです。
話は少し変わりますが、最近話題の空き家問題は、住まい手が亡くなってそのまま放置、というケースが圧倒的です。それはつまり、家やその土地での暮らしが受け継がれていない、ということ。
地方で空き家問題が深刻なのは、受け継ぐべき子どもたちが東京などに出てしまい、戻ってこないからです。
つまり、家を建て替えるかどうかは、その土地での暮らしが引き継がれるかどうか、引き継ぐ気持ちのある身内などがいるかどうか、に左右されると思います。
もし、引き継ぐ意思のある人が身近にいるのであれば、すぐにでも建て替えを検討したほうがいいでしょう。
もちろん経済的な負担やいずれ譲るという確約など、デリケートな問題をクリアする必要はありますが、暗い、寒いといった古い家屋の住環境が、高齢者の健康に良いわけはないからです。
AS-houseでも、家の耐震性だけでなくご両親の健康を気遣った息子さんご夫妻が、建て替えを後押ししています。
「いい家に住まわせてもらってありがたくて。長生きしなくっちゃ!」
お母さんの一言は、息子さんたちにも最高のコメントであるに違いありません。
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