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住んでから少し時間が経過した住宅の様子を
レポーターの市川さんを通して表現しています

新宿区に建築された、地下室付RC構造の住宅です。 施主がピアニストであり、多くの人が集まります。 16坪の狭小地でも快適に過ごせます。
<Vol.7>
地下音楽室付/狭小RC住宅
- KT-house -
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7.BBSというコミュニケーション

 

KT邸の工事を進めるにあたっては、BBS(Bulletin Board System、電子掲示板)が利用されています。普通は関係者以外閲覧禁止のところ、今回の取材にあたって、特別にそのやり取りを見せていただきました。

システムを簡単に説明すると、日本語訳の通り、関係者だけが見られる掲示板のようなもので、ここに施工者、設計者、そして建て主が、必要なことを書き込んで連絡を取り合います。

建て主にとってありがたいのは、家にいながら現場の様子がわかること。

特に、工事初期で、素人が行っても邪魔になりかねない時期には、大変うれしいツールです。敷地が離れていると、現場の進捗状況はよくわからないものですが、ここを見ていれば、現状がわかります。



専門的な言葉も多いので、コメント内容すべてを理解するのは難しいでしょうが、「確実に作業が進んでいる」ことを実感すれば大きな安心感につながるし、安心感は施工者や設計者への信頼感を増幅させてくれるでしょう。

また、建て主以外で嬉しいだろうと思うのは、いろんな職人さん。
職人たちが直接BBSに参加するわけではありませんが、KTさんの奥さんが、「現場に行って職人さんに会ったときに、サイトの写真で見ていたので、初めて会った気がしませんでした」とおっしゃっていて、依頼主と職人の距離を縮めるのに役立っているのがわかります。

要するに、現場をとても身近に感じさせてくれるツールがBBSなのだと思います。

 

現場では、職人たちは現場監督の指示で動くため、直接建て主と接する機会はほとんどありません。
でも、建て主の顔が見えれば「この人の家をつくっている」という自覚が出るし、作業する気持ちも違うはずです。

現代の住宅では、工場生産の部品がたくさん使われますが、まだまだ現場で、人の力でつくっていく部分が多いのが現実です。

BBSという新しいコミュニケーションツールは、実は昔は当たり前だった人と人のつながりを後押ししてくれる、とても人間くさい道具のようです。

 

・ウェブを活用した家づくり


  

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