オンライン設計室
05:大工工事が始まる
(2024.11.05)
いよいよ大工工事が始まります。
木造の耐震補強において、最も重要な工事です。
既存の建物は明治時代のもので、現代の基準に比べるとずいぶん仕様が異なります。
金物はほどんど使われておらず、柱の傾きも見られました。
ひどい部分は材料を入れ替え、既存の接合部にも金物を入れて補強していきます。
(まずは土台を入れて1階の床を組んでいく)
(現況を確認しながら、補強材を入れていく)
(既存の根太を解体し、しっかりとした梁を入れ込む)
(柱の傾きが強いところは、柱を入れ替える)
(梁を追加して補強)
1階は、既存の外壁面の内側に新たに耐震壁を組んで補強していきます。
(1階は、既存の外壁の内側に、あらたに壁を組む)
(この後、筋交や金物などで補強を行い、構造を固めていく)