オンライン設計室
03:解体で答え合わせ
(2024.09.13)
いよいよ解体工事が始まりました。
今回の建物は、築100年以上になるため、建物の状態を見ながら、慎重に手作業で解体を進めていきます。
(柱梁を残して解体をすすめる。)
(1階床をはがして床下の確認。やはり基礎はなく、束石の上に柱がのっています。)
(外壁面。やはり断熱材はありません。)
(仕上げをはがすと、古い土壁が出てきました。)
(2階畳下の荒床を確認。昭和39年の新聞発見。)
(ノスタルジックな小屋組み)
(柱梁を残してきれいに解体された2階。)
(解体後の1階の様子)
解体が終わり、躯体の状況がわかるようになりました。
設計段階で不明な部分は、躯体の状態を想定して設計を進めていくので、この段階の現場確認でようやく答え合わせができます
解体は謎解きの作業です。
正解を確認し計画を調整して、基礎工事に取り掛かります。