オンライン設計室
06:変形狭小地のBH杭工法その1
(2021.11.06)
今回の計画は、狭小地でかつ変形敷地なので、設計時の杭工法の検討は必須でした。
基本設計段階で、構造設計者と打ち合わせをして、場所打ちコンクリート杭のBH工法が最適と判断しました。
ただし敷地状況が厳しいので、工事が可能かの判断が必要なので、基本設計の段階で杭専門業者に事前調査を依頼しました。
難しい敷地には、設計と施工の両面からの検討が必要になります。
・深度(地盤下)19メートルが支持地盤となります。
・【施工手順】大きな流れとして
1)支持地盤(-19m)まで、丸い穴を掘削します。
2)掘って出た廃土を、場外に排出します。(スライム処理)
3)丸い鉄筋かごを挿入します。
4)トレミー管を使って、生コンクリートを下から徐々に打設します。
5)以上で1本のコンクリート杭の完成です。
・1本目の試験杭の位置です。
・現場監督片山組長田さん(左)、杭・正栄工業(中央)、構造設計者山領さん(右)
難しい杭工事をお願いしています。
- 01:難しい敷地の計画
- 02:ラフスケッチの作成
- 03:いろいろな検討
- 04:基本計画の完了
- 05:ようやく着工です。
- 06:変形狭小地のBH杭工法その1
- 07:変形狭小地のBH杭工法その2
- 08:地下掘削工事
- 09:基礎配筋検査
- 10:地下基礎工事その1
- 11:地下配筋工事
- 12:地下型枠工事
- 13:基礎工事続編
- 14:地下躯体工事が完了
- 15:鉄骨工場の製品検査
- 16:建て方その1
- 17:建て方その2
- 18:建て方その3
- 19:建て方その4
- 20:建て方その5
- 21:建て方その6(上棟)
- 22:建て方その7
- 23:ALC外壁工事
- 24:ALC外壁工事その2
- 25:耐火被覆工事
- 26:内装工事が始まった。
- 27:内装工事その2
- 28:内装工事その3
- 29:足場が外れた
- 30:完成(外観)
- 31:完成(インテリア)