工務店から、工事見積もりが上がってきました。

第1回目の金額は、おおよそ予算の10％程度オーバーしていました。

私達設計者は、実際の設計の勝負は、ここからだと感じています。

実施図面が完成してから、工務店に工事見積もりを依頼しますが、初めの段階では、どうしてもあれもこれもと、欲張って設計に入れている場合が多く、若干オーバーする傾向にあります。

ここからの作業は、予算を念頭に置きながら、本当に必要なものは何かを考えながら、取捨選択していきます。

実際の金額が出ているので、リアリティーを感じながらの作業となります。

見積上、どの工事が高いのかを考え、ダイエットしながら調整を重ねました。

最終的には、予算を少しだけオーバーしましたが、施主のEKさんと話し合いを重ね、納得出来る金額に納めることが出来ました。


また解体が終わったので、地盤調査が行われました。
予想通りに、良質な関東ローム層が出てきたので、地盤改良は必要ありませんでした。

これでようやく工事着工が出来ます。


■必要なものを残しつつ、贅肉を落として見積もり調整を行います。









■EKさんと協力しながら、減額の方法を考えました。
検討の結果、最終的にEKさんに設計の内容と工事金額に納得してもらい、まとめました。

・EKさんに検討していただきました。

・スウェーデン・サウンディング調査を行い、改良の必要がないことが分かりました。