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NO.29_KT-HOUSEができるまで

Vol.101:狭小敷地の地下工事

(2017/09/05)

狭小敷地での地下工事は、工事の安全性を考慮した設計が必要です。

事前のボーリング調査は言うまでもありませんが、近隣への影響を考慮した仮設計画が必要です。

地下室の工事では、掘った穴が崩れないように山留め工事が必要になります。

山留めには、親杭と呼ばれるH型鋼を埋め込む必要があり、そのためのスペースを確保する必要があります。

親杭の位置と矢板の位置を事前に把握して、地下外壁の位置を設定する必要があります。
また地下室外壁の防水工法によっては、掘削後に外側に作業スペースが必要になる場合あるので、防水工法は入念な計画が必要です。

これらの計画は設計時点で把握する必要があり、施工者との事前の打ち合わせが必要になります。

狭小敷地の地下山留め工事
・狭小地の親杭工事

狭小敷地の掘削工事
・狭小地の地下掘削工事


狭小敷地の重機
・狭小敷地を掘る

山留め工事
・山留め工事

狭小地の地下仮設計画
・狭小敷地の山留め工事の注意点