7.楽しんでつくる
これから家をつくろうとしている人へ。NAさんの話はとてもユニークで、かつ役に立ちそうです。できるだけ忠実にその言葉をお伝えします。
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NAさん作成のスクラップブック
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「楽しんでつくってください、ということです。僕たちは(仕事柄もあって)家というものを一度つくってみたかった。だからそれ自体が楽しかったし、その結果として仮にどんな不具合があっても問題にはならないんです。いろいろ調べたり勉強したりすれば、いろんなことが楽しくなります。建築家からの提案を待つだけじゃなくて自分でも動いてみること。嫌がられるかもしれないけど、口を出してみること。それが楽しさにつながっていくと思います。
僕たちは普段既製品を買うことに慣れています。でも家を建てるって既製品を買うのとは全然違う。たとえば靴、それもプライベートシューズをオーダーメイドでつくってみる、というのもいいかもしれません。オーダーメイドの靴は、すべて自分がいいように、好きなようにつくれます。でも決めるのは自分だし、誰にも文句はいえない。すごくいいものができるけど、その責任は全部自分にある。そんな経験を一度してみると、家づくりの大変さと楽しさがちょっとわかるかもしれませんね」
家づくりの予行演習としてのオーダーメイド。試してみる価値は十分あると思います。

NA-HOUSEの出来上がるプロセスは、
<建築計画網・大系舎 HP> → <オンライン設計室>→<No.17 NAさんの場合>
を参照ください
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