オンライン設計室
05:設計の完了
今回の設計では、HUさんとの打ち合わせを重ねることで、基本設計をブラッシュアップさせていきました。
1階の店舗に関しては、単なる商品売り場では無く、地域に関わり、地域の人が出入りしたり使ったりできるような、半公共的なスペースを目指してきました。
以下は、施主のhuさんから伺った店の考え方です。
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■ショップテーマ
花屋さんには、なかなか入りにくい。
何か買わなきゃ?とか不安になっちゃう。
でも、駄菓子屋さんなら入りやすいよね。
「こどもたちと町の入り口になる場所」
こどもたちが楽しみに買いに来る駄菓子屋さんと、
親御さんも安心して買い物させられて、
さらに少し勉強になっちゃうお店を目指す。
こどもたちは、お客さんでありながらちょっとした
お仕事体験が出来る。タイムカードを押したり、レジ打ちが
体験出来たり、「買ったら減らす」などの在庫を管理したり、
お買い物ポイントが溜まるとお給料(お菓子券)がもらえたり。
お店とこどもの距離を近くして、
「町」に参加してもらえる人を増やしたい。
・huさんのイメージスケッチ
・同上
・同上
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2,3階の住宅に関しての要望は、以下の通りでした。
■住まいの要望
・明るく気持ちのいい部屋。
・体が少し不自由になった際にも、
動きやすい動線。
・片付けしやすく、取り出しやすい収納
(物に住所がある)
・季節物の収納場所。
(蔵のある家みたいな感じ)
・お風呂の浴槽の深さが、
今のものくらいのサイズ(浅め)
・風呂・洗濯機の隣にガスの乾燥機と、
その隣にクローゼットが同じフロアに。
・これを機に椅子でスッキリとしたの生活。
(掃除はルンバ)
・テレビを置く場所を決めたい。配線スッキリ。
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以上の条件を、スケッチを織り交ぜながら意見交換をして設計が煮詰まってきました。
構造的には、変形敷地でかつ高低差があるので、難しい設計になりました。
SE構法による木造3階建ての設計になりました。
・SE構法による骨組みイメージ(木造3階建て)
・同上
・模型(当初とほぼ同じ)
・同上。アーケードがある状態。
・ショップのインテリア
ようやく建築が始まります。