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2007年5月21日
鉄筋コンクリート打ち放しの作り方
鉄筋コンクリートは、組まれた鉄筋を囲うように型枠を組んで、その中にどろどろのコンクリートを流しこんで固まるのを待って型枠をはがして完成、となるのですが、打ち放し仕上げとはその上に仕上げをせずに、コンクリートをそのまま仕上げ材とすることを言います。
コンクリートの作り方から分かるように、コンクリート打ち放しの表情は型枠で決まります。一番よく見るのがツルツルの型枠。これを遣えばツルツルコンクリートになります。丸い穴は型枠を押さえるための金物の跡なんです。
(事例)SY-house
たまに見るのが、杉板型枠。これを遣えば、杉の木目がでて、やさしいテクスチャーになります。
下地の上に仕上げ材を貼っていくというのが多くの仕上げの考え方ですが、テクスチャーの跡を残すの仕上げの考え方はおもしろいですね。(森川)
投稿者 ooto : 2007年5月21日 11:43 ツイート