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NO.61_HJ2-HOUSEができるまで

02:事務所にて顔合わせ

(2017.10.09)

事務所にお越しいただき、情報交換をしました。

hj2さんからは、東日本大震災の被害で、建物が危険な状態であり、建て替えが必要なこと、また建て替え後は、1階を店舗としてご商売をされるとのことでした。

狭くても、家族で助け合って、楽しいすまいをつくりたいとの気持ちが伝わってきました。

当事務所からは、下町の狭小住宅の計画ポイントや近くでの事例などを説明させていただきました。

お互いの情報交換をしたあと、基本構想を提案することになり、まずは現地調査に伺うことになりました。

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・当事務所の打ち合わせスペース。

ちなみに当事務所では、依頼者との間で合意があれば、設計契約前に第1案として基本構想を有料で提案させていただきます。
その作業の流れは、こちらをご参照下さい。



現地は墨田区の準工業地域の一角にある敷地13坪の狭小地なのですが、2方向に道路が接しており、建築計画上は有利な敷地条件です。

ただし、このエリアは戦争中の東京大空襲で焼け野原になった場所であり、敷地境界の一部が、曖昧になっていることが、計画上の問題点でした。

そのため、敷地を実測して、隣接する民地との境界に杭を設置することにしました。

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・墨田区の準工業地帯。小さな町工場が多い。

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・東日本大震災で被害があり。

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・東京大空襲で、焼けたエリア。墨田区はほぼ焼失している。(北区HPより)

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・提案書の表紙