11月5日、YH-houseの建て方工事を行いました。
建て方工事は、これまで1/50スケールで進めてきたことが1/1スケールに組みあがっていくため、設計者にとっては緊張感もありますが、それ以上に楽しみの多い工事です。

木造在来工法の建て方工事は、1日目に土台を基礎の上に敷き、2日に骨組みを組み立てていきます。今回は2日目の様子です。

敷地にはゆとりがあるため、資材の段取りが行いやすく、作業はスムーズに進みました。

まず、1階の柱を建てて、梁を組んで固定していきます。これを2階まで行って、屋根の骨組みを組み上げたら完成。
柱梁の接合部分の加工は、最近では工場で加工されてくることが多いので、現場で加工することはほとんどありません。今回も、プレカットで工場加工されています。
組み立ては、職人がハンマーや木槌を使って、水平・垂直を見ながら、丁寧に行います。梁の上などを軽快に動く様は、何度見ても格好が良い。まさに、見せ場です。

当日、THさんのご家族も見学され、建て方の様子を見守っていました。


1階が組みあがった状態。






基礎・土台・柱は、後日金物を使ってしっかりと固定されます。


搬入される材料は、プレカットであらかじめ加工されています。


玄関ポーチを見る。


THさんを案内。大きなクレーンを使って材料を入れていきます。


2階の梁の上で軽快に動き回る姿は見事です。


ハンマーや木槌をつかって、細かい梁を丁寧に組み立てていきます。


THさんのご家族が建て方を見学。


2階の梁までだいたい組みあがりました。


屋 根の母屋が組みあがり、建て方はほぼ終了。

幣束の取り付け

    祝上棟！

金正の石井さん主導で、最後に四隅のお払いを行いました。


南西面から見る。


キッチンからの眺め

夕方には組みあがり、最後に四隅でお払いをした後、職人を交えて乾杯して無事上棟。

これからは、外装・内装の肉付けの工事に移っていきます。（森川） （

 

最後に、建て方工事を動画で撮影したものです。

■建て方

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