住んでから少し時間が経過した住宅の様子を
レポーターの市川さんを通して表現しています

墨田区の高速道路と運河沿いに建つ鉄骨3階建て住宅です。3世帯・家族11人で住んでいます。
-Vol.1-
3世帯・大家族の家
- KI-house -
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3.「ダイニングと離れたリビング」はとっても便利

 次に見せてもらったのは、図面上「多目的集会室」となっている1階南側の部屋。ここは、地域の人たちがよく集まる、ということで、「他を削ってでも」広さを確保した部屋だそうです。
 実際、多くの人たちが頻繁に出入りするようですが、もちろん家族だけの時間も多いので、そんなときには思い思いにくつろぐ場所になっています。

 

 


  「夫が野球を始めたんですけど、夜、素振りしてます」
とKIさんがこっそり教えてくれました。川に面した窓は、夜は鏡となってスイングのチェックができるのだそうです。それ以外にも、寝転がってテレビを見たり、ピアノの練習をしたり、もちろん子供たちの遊び場にもなるでしょう。

 そんな多目的なこの部屋は、実はKI邸の大きな特徴。 用途からもわかるようにここはあるときは客間、あるときはリビング、そしてあるときは遊び場になるのです。

  一般的に、リビングといえばダイニングに付随していることが多いのですが、それだとどうしてもプライベートスペースに近いものになります。ご飯を食べているときにお客さんがくると、どうしていいか困ってしまう。そんな関係です。ところがKI邸では、そんなときでも何も困りません。



思い切ってリビングとダイニングを切り離すと、いろんな楽しみ方ができる、ということでしょう。

KI-HOUSEの出来上がるプロセスは、
<建築計画網・大系舎 HP><オンライン設計室><No.20 KIさんの場合>
 
 

 

 

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