オンライン設計室
08:地盤改良工事
(2018.04.21)
いよいよ工事開始です。
まずは地盤をきちんと改良し、砂上の楼閣にならないように地盤強度を上げます。
墨田区一帯は、元々隅田川や荒川などの河川の堆積物で出来た軟弱な地盤ですので、そのままでは、家を建てる地盤としては軟弱な場所が多いのが特徴です。
地盤調査の結果、一部が特に弱い部分があるので、通常の柱状改良構法ではなく、"しん兵衛"という、セメントの柱の芯に鋼管を入れた地盤改良工法を採用しました。
直径400ミリのセメントミルクの中に、小径鋼管を埋め込み強度を上げた地盤改良工法です。
敷地は狭いですが、2面が道路に面しているので、工事が楽に進められる場所で良かったです。
(※の写真は実方工務店撮影)
・敷地全景。敷地面積は44.74m2(13.6坪)とかなりの狭小地。
・工事に使う材料。セメントと鋼管、及びセメントミルク製造車。※
・重機で掘削開始。※
・セメントミルク注入中。※
・芯に入れる鋼管※
・施工完了※
・重機全景。
・23本の改良
・「しん兵衛工法」パンフレットより。
・同上。施工手順
これで、地盤改良が終わました。