オンライン設計室
Vol.03:基本構想(第1案)
初めにHMさんに提案した基本構想です。
HM-HOUSE・基本構想(抜粋)
●この報告書は、2世帯住宅・HM邸を計画するにあたっての、基本条件の整理と、計画の基本方針をまとめたものです。
■法律上の条件整理
○担当官庁:03-○○○○-1111(建築課)
・2月21日に担当部署のヒアリングを行い、特に問題はありませんでした。
○都市計画
・第2種中高層住居地域
・60/200
・1種高度地域
・日影規制(3時間/2時間) 高さ10mを越えるとき
・近隣の地盤(別添参考資料)
■敷地の特徴
・東隣の自転車店が迫っているので、工事に注意が必要(特に基礎工事)
・境界が確定していないので、これを機会に確定作業を行ったら良いのでは。
・コンクリート塀の所有者を確定して、出来るだけ残さないように配慮。(危険)
・既存の木造家屋があるので、解体後までボーリング調査が出来ない。
■計画案の説明
1,初期計画(半地下)
・北側斜線の関係で、半階づつ階がずれたスキップフロアー形式が最適である。
・基礎工事は、簡易な山止め工事で可能な深さ、約1.5mで計画。隣地から多少離す。(約30センチ程度)
・構造は、鉄骨ラーメン構造とする。
本格山止め工事例
・東側外壁は、約10センチの空きを残してつくり、完成後は、メンテが不要な工法を考える。
・施工も、内側から可能な工法。現在検討中
・建坪率クリアーのため、2カ所中庭状の空間を作る。
・北側光庭は、光と風を室内に取り入れるための空間
・前面道路側には、壁で囲い込んだ形状の吹き抜けを設ける
・今回の計画の問題点は、浴室の位置である。
浴室位置
△A案:4Fを浴室→階段屋根は、北側斜線をオーバーする。
△B案:3Fを浴室→母ゾーンが少し狭くなる
×C案:1F光庭下→深すぎる。排水ポンプ、店をつくるときに邪魔。排水
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以上の案をもとに、打ち合わせを重ねました。
- Vol.01:出会いから
- Vol.02:現地調査(隣接する住宅)
- Vol.03:基本構想(第1案)
- Vol.04:敷地測量
- Vol.05:構造設計
- Vol.06:各部検討など
- Vol.07:設計の完成
- Vol.08:相見積公開から建設会社決定
- Vol.09:近隣探訪
- Vol.10:解体工事
- Vol.11:工事着工
- Vol.12:土工事
- Vol.13:基礎工事
- Vol.14:鉄骨工場検査
- Vol.15:鉄骨建て方
- Vol.16:鉄骨建て方2
- Vol.17:鉄骨建て方3
- Vol.18:設備配管工事など
- Vol.19:外壁工事など
- Vol.20:仕上げ工事
- Vol.21:最終仕上工事
- Vol.22:施主検査
- Vol.23:竣工・引き渡し
- Vol.24:完成写真
- Vol.25:5年後の様子
- Vol.26:「住んでみて・別冊TAIKEISHA」より
- Vol.27:事例集に掲載しました。