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2010年6月 8日

ときわ台駅

所用ではじめて東武東上線のときわ台駅に降りました。

ときわ台のまちは、田園調布にならってつくられた閑静な住宅街ですが、ときわ台の駅にも、そういった街づくりの気概が感じられる素敵な駅舎が残っていました。

レールを装飾的に使った柱と梁と、大谷石を加工して装飾的にデザインした壁面の組み合わせは、お洒落な雰囲気を醸し出していました。

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最近の駅舎は、どこでも均質化したデザインであり、その街の特徴を表すような魅力的な駅舎は少なくなりました


私が利用している西武池袋線も近年、再開発が進み全く、機能的ですが反面魅力に乏しい駅舎に変わってしまいました。
そういえば数年前に、JR中央線の国立駅にあった三角屋根の駅舎を、保存するかどうか騒いでいたこともありましたね。結局、国立駅も現在はただの近代的な駅舎になってしまいました。


このときわ台駅のような個性的で魅力的な駅舎は、いつまでも残してほしいと思います。

投稿者 ooto : 2010年6月 8日 19:30