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2009年6月22日
蚕の飼育
高校生の長男が、生物の課題で、蚕の飼育をやっています。
面白そうなので、蚕の成長の観察してみました。
5令幼虫という繭をつくる最後の段階では、ものすごい食欲で、桑の葉っぱを食べていました。
この顔と鼻と胴体の感じは、昨年姿を消した開業から続いていたゼロ系新幹線のデザインにそっくりですね。
大きさは、大人の指の長さくらいで、白い色から茶色っぽい色に変色してきました。
ある日、食事をぴたりと中止して、繭を作り始めました。
2日ほどで、綺麗な繭をつくりました。
蚕の観察は、子どもの時以来のことで、結構楽しみました。(笑)
後で調べてみたのですが、蚕は悲しい運命の虫なのですね。
蛹から成虫になっても食事をするための口が無いので、餌を食べられず、交尾後に死ぬ運命なのだそうです。
人工的に品種改良?されてきて、自然界では、生きられない虫なのだそうです。
シルクロードの昔から、人間の衣類のために人工的に育てられつづけてきた蚕は、悲しい運命を背負った動物なのだとちょっぴり感傷的になりました。(笑)
投稿者 ooto : 2009年6月22日 09:38 ツイート